- 作者:
- 完全立体図形曲詰7手の双子局ができましたので投稿します。手順でなく立体図形の双子局というのは珍しいと思います。 ・・・ 図形を詰手順の順番に並べると、次のようになります。
(a)五角形→長方形→台形→三角形 →三角形→正方形→三角形→正方形
(b)五角形→長方形→台形→平行四辺形→三角形→正方形→三角形→正方形
見た目(形)そっくりの双子です。双子の遺伝子DNA鑑定をしたら、わずかに4番目の形(三角形と平行四辺形)のみが異なるといったところでしょうか。もちろん年齢(詰手数)は、7で同じです。
作者のことば通り、手順は(a)と(b)でかなり違うのですが、形がきれいに対応している双子詰将棋です。
初形 五角形
22飛寄成、長方形
同金直、 台形
12香成、 平行四辺形
同玉、 三角形
13金、 正方形
同金、 三角形
22金 正方形
まで7手
本間さんの記録作品は、初形がきれいで、手順も難しくなく、詰将棋の楽しさがよくわかるのが特徴。
各種の煙詰や完全立体曲詰など、はじめて見た人でも楽しめるので、回りの人にも出題して、詰将棋ファンを増やしましょう。
それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
- 小峰耕希さん:
- 何の記録か良くわからないんですが…。
形が小さいので、いわれないと気がつきにくいかもしれませんね。
- TOSHIさん:
- 2題同時の完全立体図形曲詰、着手が限られており、比較的簡単に解けましたが、いずれもこじんまりとした詰め上がりで好感が持てます。
- kbnrkさん:
- こちらの方が初手の紛れがあって好みです。
- しょぼいよさん:
- NO29(a)と同じような感じでいろいろ手があり迷った。
- S.Kimuraさん:
- どちらの飛車を先に動かすか,少し悩みました.
ところで,2つの曲詰ですが,どこまでを図形と言って良いのか,考えさせられました.
29(a)で書いたように「xxの形だといわれればほとんどの人が分かる」、という基準とします。
本作の形はいずれも小学校ででてくるものですから、問題ないでしょう。
- 中澤照夫さん:
- これも正方形の詰め上がり。
- たくぼんさん:
- 1二香成でないのは感激。
- タクさん:
- 2題ともに5角形->4角形の立体曲詰ですね。
もっと大きな形あるいは多角形から、この四角になるのは作例があるのでしょうか?
完全立体では本作が始めてですが、通常の立体曲詰であったかどうか。 私の記憶にはないですね。
- 稲葉上さん:
- 金もと金も斜めに誘え、ということですね。(a)は尻金、(b)は腹金。
- しろねこさん:
- 2枚の金を飛を捨てて入手することに成功すれば後は容易。
- hiroさん:
- 完全立体図形曲詰を手がかりにして解きました。五角形→正方形。
- 隅の老人Bさん:
- 詰め上がりは図は買えるが、両題ともに感心はせず。
記録?いろいろありますね。
- 市原誠さん:
- 壁をブチ割るような感触が良いですね〜。
- 鈴木康夫さん:
- 両問ともアメーバが蠢いてるみたいと表現すべきか。
(a)(b)あわせて感想もここに紹介しました。
記録展示室No.29(a)もあわせてごらんください。
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