初形で詰方の玉に36の角で王手がかかっています。 それではと36飛と取れば、66香の逆王手の切り返し。 同飛、同と、86龍と追うのは余詰マニアの手。 超短編で持駒2枚ですから、ここはやっぱり 58角合 でしょう。 それに対し合駒する一手ですが、歩合などでは86龍まで駒余りなので 67香合 と逆王手するのが正解。 更に 68桂合 まで、逆逆王手で詰上り。 わずか3手の超短編ながら、全手順合駒の長手数記録作品です。 全手順王手の記録と思われた方が多かったのですが、こちらは、金子清志さんに15手というすごい記録作品があります。 本局は九州Gの課題「3種合以上」に対して創作された作品で、3種合の短手数記録作品にもなっています。 ちょっと前衛的すぎて?九州Gの出題では採用されず、記録展示室での出題となりました。 さりげなく、貧乏図式でかつ対子図式になっていたりするのは、作者の遊びごころ。 やっくんの作品をもっと見たい方は やっくんのほーむぺーじ へどうぞ。 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
記録展示室No.5 解答:18名 全員正解(下記) 石堂郁夫さん 市原誠さん 井上順一さん S.Kimuraさん 岡村孝雄さん コマンさん 小峰耕希さん 隅の老人Bさん 諏訪冬葉さん どかん5号さん toshiさん 中澤照夫さん ナリケイさん 長谷繁蔵さん Hitoshi Kitagawaさん 吉川慎耶さん 涼秋さん 老花現象さん
当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。