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詰将棋おもちゃ箱記録に挑戦!

記録展示室 No.1 小湊奈美子さん

記録に挑戦!
記録に挑戦!
出題時のコメント:
ある記録作品です。さて何の記録でしょう。10手台

記録展示室、オープニング作品は小湊奈美子さんの回文詰の長手数記録作品。 作者より解説をいただきました。

解説 小湊奈美子

◇No.1をゲットさせて頂いた、小湊奈美子です。
◇手順の構成自体は9手詰を作った頃には頭にあったのですが、作ったら形がヒドくて、長く放置していました。
◇この図は比較的簡素な方で(^^; 何とかお見せできるかなと思いました。

展示室No1出題図
つめたあつおさん
記録としては玉方が同玉の連続でしょうか。詰手順が対称でしょうか。
西村恒雄さん
詰め手順が回文がねらいでしょうか。その最長手順?なのでしょうか。
コマンさん
何の記録かな?と思いつつキーボードをたたいていましたが、やっと回文詰将棋と分かりました。
◇この趣向は、解答を書いてみるまで、気付かないことが多いようですね。
◇では正解手順を。

  16銀
        同玉
            15金
                  同玉
                      25金
                            同玉
                                35と
                            同玉
                      25金
                  同玉
            15金
        同玉
  16銀
まで13手詰

◇西村恒雄さんのインデント解答表記が面白かったので、原文ママで頂きました
(外観を忠実に再現するためとはいえ、こんなにたくさん" "を使ったは初めて)。
◇詰将棋としては解説するところもほとんどないので、気付いて頂いた方のコメントです。
鳥本敦史さん
それにしてもいきなり回文詰記録作が来るとはびっくりしました。
(中略)作者名で回文詰だとわかったので取っ付きやすかったです。
半分解ければ全部解けたようなもの(笑)
35との応手であれ?と思いましたが駒余りで割り切れてますね。
打ち捨てが多く解後感もいいです。
wader2さん
!!こんなんありですか〜!!
割り切れ方がみごとだし。
諏訪冬葉さん
回文詰だと予想できたので作意はすぐ分かりました。
解図力がないため、変化手順の確認の方が大変でした。
岡村孝雄さん
回文13手もさることながら、何かに吸い寄せられたかのような金の連続捨てにも不思議な雰囲気を感じる。
S.Kimuraさん
作者の名前が意味するところがようやく分かりました。ところで、例えば2手目は厳密に言えば1六同玉で、12手目は1五同玉ですが、これは問題にしないということでしょうか。
◇回文詰は結局のところ、手順表記の「同」を逆用してるんですね。
◇例えば5手詰では、2手目と4手目が同じ場所だと、玉方が同じ場所に2回続けて着手するので、2〜4手目が同じ場所での駒取になります。
◇そうすると、1手目と5手目も同じ理屈で駒取になり、・・・という訳でいくら手数が長くても1ヶ所での駒交換しかできません。
◇チェスならよいですが、詰将棋では持駒がたくさんあまってしまうのです。
◇持駒が余らないようにするだけなら・・・


図面 攻方27玉39飛 玉方19玉29飛47馬 持駒なし

◇キルケ詰3手 作意は同飛、同馬、同飛まで。
谷口翔太さん+今川健一さん
詰まなかった孫
 孫 「ダメダ、ダメダ」
感心した爺
 爺 「私負けましたわ」
近藤真一さん
ペンネームがなければ、捨駒連発の手筋作、となるところ。
究極に近いですね。
まねて、私も一つ。『持駒のダンスが済んだの?マコチも。』
(モチコマノダンスガスンダノマコチモ)注;マコチ→小川麻琴(モー娘。)
正確にはマコッチですが…。
◇この機構のままでも17手は出来そうに思うので、誰かトライしてみて下さい。

記録展示室No.1 解答:16名 全員正解(下記)

  石堂郁夫さん  市原誠さん  S.Kimuraさん  岡村孝雄さん
  コマンさん  近藤真一さん  諏訪冬葉さん
  谷口翔太さん+今川健一さん  つめたあつおさん  鳥本敦史さん
  西村恒雄さん  福崎孝生さん  吉田圭佑さん  涼秋さん
  wader2さん

抽選の結果、 石堂郁夫さん が当選!

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