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![]() アート展No.109は角一色図式+桂一色持駒の1号局でしたが、
ペアとなる本作は飛一色図式+桂一色持駒の1号局です。
入門向けのNo.109とは異なり、こちらは中央付近の玉が雪隠詰ということからも分かるように、上級者向けの作品になっています。 57桂、35玉、27桂、25玉、15飛、34玉、 15飛に24玉は36桂で、いろいろ逃げ方はあるものの20手台で詰み。 34玉が正解です。 35飛、44玉、45飛、54玉、 ここで作意は46桂ですが、66桂でも以下の手順は同様(変化は少し変わります)で、非限定です。 46(66)桂、63玉、55桂、62玉、 ここでも42飛成と成り込みたくなりますが、52角合が絶妙な合駒で、以下手は続くものの逃れ。
54桂、61玉、66飛、72玉、63飛成、81玉、41飛成、71歩合、 作者「11手目の桂打が6六桂でも可と非限定なのはやや残念ながら、22手目の合駒は限定できており、 この手の条件作としては一定の水準を満たしているのではと考えます。 序で限定の桂連打の後、上下の飛車による挟撃を崩しつつも上側の飛車の細かい動きにより新たに左右からの挟撃形を構築する辺りの流れ、 そして15手目▲4二飛成の紛れ(凌ぐためには角限定合が必要)が入ったことを、個人的には気に入っています。 手数も長く上級者向け。」 飛一色図式+桂一色持駒の1号局。 変化が多い上に誘惑的な紛れも多く、解くのは大変な作品で、この手順が成立しているのがすばらしい。 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
主要な変化は棋譜ファイルに示しましたので、ご研究ください。
そうですね。 出題コメントで書くべきでした。 すみません。 |
アート展示室No.112 解答:7名 全員正解
池田俊哉さん S.Kimuraさん ootanowatasiさん おかもとさん 当選者は、展示室で発表しています。 |