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詰将棋おもちゃ箱 − 詰将棋美術館 アート展示室 No.91 本間晨一さん |
詰将棋美術館 |
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玉は89香のため9筋しか動けません。
持駒もないので、角で王手すれば逃げるしかありませんね。
2枚の角は、盤面をチェス盤のように塗り分けたとき別な色にいるので、玉がどこにいても、どちらかの角で王手できます。 55角、92玉、65角、93玉、66角、94玉、76角、95玉、
55、65に動いた角が、再び66、76と元の位置にもどっていることに注目。
84角、96玉、85角、97玉、75角、98玉、76角、99玉、
後半でも2枚の角が、またまた66、76と元の位置にもどっていて、今度は玉が99にワープしたように見えます。 作者 「角2枚による追い趣向で、玉の軌跡はノンストップで九筋の縦移動(9一→9九)です。 全着手角で双方持駒なしなのでやさしい手順になっています。 なお、初形、8手目、詰上りの各局面が玉の位置を除き、すべて同一になるのは珍しいのではないかと思います。」 全着手角で全応手玉、ノンストップの縦一線軌跡曲詰、ダブルワープと、趣向を詰め込んだ美しい作品でした。 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
受方の持駒を指定するのは簡素な配置で合駒を制限できるので、おもちゃ箱ではしばしば登場します。
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アート展示室No.91 解答:18名 全員正解
池田俊哉さん inokosatoshiさん S.Kimuraさん N.Yamaさん 当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。 |