棋譜ファイル(柿木将棋kif形式)
盤面金銀図式+桂一色持駒の1号局です。 (「古今趣向詰将棋名作選」の分類では、金銀図式(金持ち図式)は置駒趣向ではなく駒種類趣向に分類されているので、本作の金銀8枚の置駒趣向は「盤面金銀図式」としました。) 初手から、桂のまたぎ捨て趣向で2枚の銀を入手します。 23桂、21玉、31桂成、同玉、 43桂、41玉、51桂成、同玉、 ここから再度桂のまたぎ捨てで、玉を31に戻すのがおもしろいところ。 43桂、41玉、31桂成、同玉、 更に23桂、21玉、11桂成となれば完全な往復趣向ですが、23桂は41玉で不詰。 41に戻られないように、54の金を援軍に呼びます。 32銀、同玉、43金上、21玉、32銀、11玉、23桂 まで19手 最終手が初手と同じ23桂打で、還元玉での詰上り。 くるくる風の手順が好評でした。 作者 「金銀図式+桂4枚、組み合わせ第1号」 作者からは本作と共に、盤面金銀図式+歩一色持駒、香一色持駒、飛角二色持駒の投稿もあり、他にも多数ストック中とのことです。 盤面金銀図式はかなり自由度が高いので、単に条件を満たすだけでなく、手順を含めた作品としてのおもしろさを目指すべきとの観点から、本作のみ採用させていただきました。 それでは、みなさんの感想を。 解答到着順です。
アート展示室No.54 解答:13名 全員正解 池田俊哉さん 市橋宗士さん S.Kimuraさん おかもとさん 小山邦明さん 攻めダルマンさん 占魚亭さん 鳥本敦史さん Pathfinderさん 長谷繁蔵さん ハマGさん 蛇塚の坂本さん 山下誠さん
当選者は、全題の解答発表のあと、展示室で発表します。