レンタカー
レンタカーを借りてパーキングを出るとき,パーキングのチケットを確認しておく。でないと、いざ出るときになってあれれ? どこだっけ? もらったっけ? となって慌てる。慌てて探すうちに後ろに列ができてなおさら慌てる。
ベンツの1.8Lのトランクにスーツケース2個はきつい! 無理やり入れたら出なくなって慌てた!
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券売機
 ←電車の券売機
ゾーン指定で券を買うのだけれど,よく分からないのでTargeskarte(1日券)を買った。
もちろん、数日滞在するときにはウェルカムカードがお得らしい。
←打刻機
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旅行会社
旅行はツアーの方が手っ取り早いし安い。添乗員さんがなんでもやってくれるから安心だ。それにスーツケースを自分でゴロゴロ持ち歩く必要がない。
でも、ある特定の場所に行きたい場合。その場所がツアーで回るような観光地でない場合。そういった場合は、いわゆる「個人手配旅行」となる。最近は有名旅行代理店でもフリータイムを充実させたり、複数都市の組み合わせでフリープランを立てられるパッケージツアーが増えているので、それを利用するのも手だ。ただ、大都市に限られる。
去年くらいまでドイツはフリープランの対象になっていないことが多かった。フランクフルトとミュンヘンを対象にしたプランを見かけるようになったのは最近のことだ。私が計画を立てた1年前はほとんど見かけなかったので、文字どおり個人手配旅行となった。
個人手配旅行で行こう! というところまで話が進むと、たいていの場合ABxxxxなどの旅行専門誌とかを見て、あたりをつけるのではないだろうか。私もヨーロッパ旅行専門の旅行会社に依頼することにした。
最近は個人でふらっと出かける人がだいぶ増えたようで、個人旅行専門の旅行会社も多い。それもヨーロッパ専門とかニュージーランド専門とか特定地域に絞って企画しているので、ポイント集中型の旅行には便利かと思う。その地域のことについても詳しく教えてくれる。
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成田までの交通手段
成田までどう行くか。手段は次のものが考えられる。
(注:神奈川県内からの場合です)
- 大船又は横浜から成田エクスプレス
- 横浜まで電車、YCATからリムジン
- 車で成田(車は民間パーキング)
- 前日成田周辺で宿泊、そこからリムジン(車はホテル)
- (荒技)TCATまで車、TCATからリムジン(車はTCAT)
最近はもっぱら車で成田でパーキング。空港までマイクロバスで送ってくれるので楽。
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見本市
ドイツの都市では見本市(メッセ)がよく開催される。フランクフルト、ミュンヘン、ドュッセルドルフ、ベルリンなどなど。大都市に行くときは見本市の日程も調べておく必要がある。なんといってもホテル料金がはねあがる。個人旅行の場合は予算オーバーになりかねない。私たちも日数を1日短縮して、ホテルのランクを下げたにも関わらず値段はほとんど変わらなかった。
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Tax
Refund
ドイツというかヨーロッパ各国では物品税が15%くらいかかっている。観光客はその税金が還付されるはずだが、この手続きが面倒くさい。金額が少ないと手間のわりに戻るお金が少ないので、200DM以下ならやっても意味がないようなことがガイドブックには書かれていることが多い。
お店で商品を買うと、Tax Refund用の用紙をくれる。この用紙に必要事項を記入してお金を戻してもらうのだが、手続きの方法には幾通りかが考えられる。
- 帰国時に空港で品物を見せてはんこをもらう。出口にある箱に投函すれば終わり。投函する箱は黄色だと現金、青色だとクレジットカード経由らしい。
- 成田空港のリムジンバス予約場所にて引き換えてくれる。これはすごく便利。空いているし、日本語なので安心だ。
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冬のドイツ
ドイツの緯度は北海道くらいなので,基本的に冬は寒い。氷点下の日もあるし,雪も降る。ただ,シーズンオフなので観光客は少ないし,料金も下がる。寒いのが我慢できれば冬もいいのではないだろうか。
【注意】
- ローテンブルクの店は早めに閉まる。16:00には閉まってしまうかも。もしかしたら開店すらしていないかもしれない。私が着いたのは16:00過ぎなので,ほとんどの店が閉まっていた。だからいつまで開いているのか,どの店が開いているのか情報がない。
- ノイシュバインシュタイン城まで行くには,ふもとから徒歩,バス,馬車の手段がある。帰りはてくてくぶらぶら歩いてこれるが,行きはバスが冬の間運休しているので馬車か歩くしかない。バスだとマリエン橋といってお城がすばらく美しく見える場所を通るはずなのだが,私は行けなかった。
私が使ったのは馬車。「風情があってよい」と思って乗ろう。馬のにおいはけっこうきつい。でも,冬だからあの程度ですんだ。夏なら。。。考えたくない。
ノイシュバインシュタイン城のバスは運休。
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三越
ドイツに行く前はさほど興味もなかったものが,行くとなったら俄然情報収集に真剣になる。「ドイツに行くならマイセンを買わなくちゃ」といかにも知った者の言い方をして,マイセンがどこで買えるかを頭にたたき込んだ。
いくら個人旅行といっても行く場所は限られる。ドレスデンには行かないので,大都市のお店で手に入れるしかない。で,比較的時間がとれそうなフランクフルトに的を絞った。
フランクフルトには「マイセン三越」がある。三越なので店員も日本人だし日本への配送手配も楽だ。それからこのマイセン三越に行く手前にマイセンを大量に扱うヨンモンタークがある。ヨンモンタークにはアンティークもいろいろあったが,えっ!?と思うほど高かったので,見るだけにした。ブルーオニオンもたいさんあり,いろいろ変わった形のお皿があったので,数枚を購入した。ここで目をこやしてからマイセン三越に行くことにした。
マイセン三越はさぼど大きな店舗ではなかった。一通りのものは置いてあったが,ティーカップを二つと限定小皿を買った。
また,ミュンヘンにも三越があったので寄ってみると,ここには意外なことにフランクフルトよりもたくさんのマイセンが置いてあった。これにはいささかびっくり。そんなことはガイドブックに書かれていなかったから。
2F部分がほとんどマイセンなのだ。壁掛けも数点アリ,金額的にも高くなかったので一つ購入した。また,フランクフルトにはなかった花びらの形をしたブルーオニオンがあったので買った。
マイセンを自力で持ってかえる勇気はさすがになく,配送を頼んだ。日本語で対応できるのはなんとも安心である。
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JALバス
ドイツのみどころと言えばロマンティック街道。このロマンティック街道をまわるにはバスが便利だ。
夏場はヨーロッパバスといって、まあ一種の乗合バスが走っているらしい。問題は冬場である。雪が降るし、第一観光客が激減する。そのためヨーロッパバスは運休となる。
冬にロマンティック街道に行きたかったらANAが主催する「ビスターナ号」か,JALが主催するJALバスを利用することだ。私立ちが利用したのはJALバスである。
JALバスはルートがいくつかあり,私たちが利用したのは,
- フランクフルト(7:30)〜ハイデルベルク(11:00-13:00)〜ローテンブルク(16:00)
- ローテンブルク(7:30)〜ノイシュバインシュタイン城(12:00-15:00)〜ミュンヘン(17:00)
のルートである。途中のローテンブルクで1泊した。
JALバスの車体はベンツの観光バスを改造したものだそうで,新しいせいもあるのか乗り心地はバツグンだった。暖房も心地よくとても快適。
このルートを利用する場合,ローテンブルクに着くのは16:00過ぎだ。夏場はそれでもOKかもしれないが,冬場は悲しいかなお店がほとんどクローズしている。人もまばらでとてもさみしい雰囲気だ。それに翌朝の出発は早い。買い物はほとんどできないと思っていい。
2日目の出発は早いため,私たちは朝食を食べ損ねた。ホテルによっては準備してくれるところもあるかもしれないが,断られるケースもあるようだ。ノイシュバインシュタイン城に行く前に,高速道路でサービスエリアで休憩するはずなので,そこまで我慢するしかないかも。
2日目のメインはノイシュバインシュタンイ城なので,そのほかの楽しみはないなぁ。ミュンヘンに着いてすぐの電車に乗ろうとすると,道路事情で乗り遅れる可能性があるので,余裕をもってスケジュールを立てたほうが懸命だ。同じツアーでミュンヘンからアウグスブルクへ電車で行こうとしていた二人組が電車に乗り遅れていた。
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