ブランド品
海外に行くとご当地のお土産を買うのは当然であるが、日本人(特に女性?)はブランド品を買いたくなるものだ。
本当に欲しいものなら日本にいても買う。でも、日本では買わないくせに、海外にくると欲しくなる。それは多分値段が多少なりとも安かったり、日本では発売されていないものがあったりするからなんだろうけど、う〜、欲しい!と思ってしまう。(もしかして私だけか!?)
旅行の最終日、フランクフルトを歩いていると、目の前に日本人の女性3人組が歩いていた。手にはブランド品の赤い袋とか黒い袋とかをたくさんもっている。
ここはドイツなのにどうしてフランスのものを買うんだろう。。。などと思いつつ、私の心の中にもフツフツとブランド品を買いたいという衝動が沸いてきた。
もうそろそろ空港に向かわなくてはならないのに、ヴィトンに行きたいよぅと夫に泣きついた。都合の悪いことにブランド通りはフランクフルト駅からは遠かった。夫はまったくとりあわなかったのだが、そういう態度をとられるとさらに行きたくなる。あなたここで待ってれば、私行ってくるから、となる。
結局ブランド通りまで夫ともども車で行き、わざわざパーキングを探して駐車した。
で、ブランド通りに乗り込むと。。。お店は閉まっていた。。。そう、土曜日は16:00までなのだ。時間は16:05。空港に向かうのを遅らせて車で移動して行ったあげくがお店が閉まっていて見ることもできなかったとはなんともお粗末。
今考えるとばかなことをしたもんだ、と思うが、そのときは行かないではいられなかったのだなぁ。なんとおろかなことよ。
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サマーバケーション
夏にアウトバーンを走るといろいろな車を見かける。サマーバケーションには車で移動する人が多いらしく,最もよく見かけたのはキャンピングカーをひっぱった車だ。
こういったキャンピングカーをひっぱった車をよく見かける。ほんと頻繁に。で、キャンピングカーに自転車をくくりつけた車もある。また、キャンピングカーをひっぱり、自転車は乗用車の上にくくる場合もある。
そのほか、いろいろひっぱった車のオンパレード。
普通競技用の馬なら専用車に乗せるよな。。。ひっぱってたのは乗用車だから、バケーションで馬に乗りに行くってことだよなぁ。さすがヨーロッパ。
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踏み切り
ドイツでは踏切を通るとき、停車しない。日本と違うらしい。でも、めったに電車には出くわさない。そもそも、踏み切りを横切ること自体少ないのだが。
だから踏み切りが遮断されたとき、思わず写真をパチリ。
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ウルムの大聖堂
ミュンヘンとシュツットガルトの間に「ウルム」
という町がある。私はここを,ギーンゲンに行くのに乗りかえるところとしかかんがえていなかったのだが,この町,かのアインシュタイン生誕の地,そして「世界一の大聖堂」がある町なのだ。
実のところ,規模で世界一なのはケルンの大聖堂なのだが,ウルムの大聖堂は「塔の高さが世界一高い」。
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カメラ
旅行にカメラはつきもの。普通のカメラ、APSカメラ、デジタルカメラ。いろいろある。こうやってホームページを作る場合はデジカメが断然便利。でも私は本来アナログ人間なので、写真は残しておきたいほう。整理が大変、量が増える、いろいろ問題はあるけれど、やっぱり紙で見たいし残したいと思う。
カメラとデジカメの両方を持っていくと困ったことが。これに気が付いたのはホームページ作りを意識しだし、本格的にデジカメを使い出したドイツ旅行で。
どういう写真をどっちのカメラで撮ればよかったか、帰国後の整理で気が付いた。アルバムに貼っておきたい写真がデジカメにしかない、アルバムに貼りたい記念写真がデジカメにしかない。
デジカメonlyになって、ほしい写真だけプリントアウトできれば一番経済的かなぁと思う。複数台のカメラを持つと夫がデジカメ、妻がカメラというふうになりがち(実際私たちがそうだった)。こうなるとお互い自分が撮りたい写真だけ撮ることになっちゃう。
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リサイクル
日本でもリサイクルが軌道にのりつつあるが,ドイツは徹底している。まず街中に缶ジュースの自動販売機がない。もちろんペットボトルなんて皆無。ただエビアンだけは例外だけど。飲み物はコーラにしてもオレンジジュースにしてもすべてガラス瓶である。一昔前の牛乳と同じ,再利用可能なもの。
次に包装。デパートでもささっと再生紙にくるめるだけ。日本のリサイクルなんてまだまだだということを痛感した。
2000年
一年ぶりにドイツを訪れてみると、ジュース類はペットボトルが幅をきかせていた。あっれ〜。ま、ドイツのことだからリサイクルが軌道にのったからなんだろうけど、びっくり。
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白ソーセージ〜ヴァイスブルスト〜
ミュンヘンの名物はヴァイスブルストだということがガイドブックにたくさん書いてあった。真っ白いソーセージで,甘めのソースがついてくるという。そのソースがあうかどうかは賛否両論とのことだった。で,実際食べてみると,このソース,甘酸っぱい感じのもので,私は悪くないな,と思った。
それからこのソーセージ,皮が固いので,クルリンとむいて食べるのだという。地元の人の手元をじっくりとは見なかったのだが,フレンチのマナーでバナナを食べるように,といったところだろうか。
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フランクフルト空港にて
フランクフルト空港にもシュタイフのお店がある。しかし、シュタイフのお店があるのはヨーロッパ各国からの乗り継ぎターミナルで、ルフトハンザ航空を使用したドイツ国内乗り継ぎ時は通らないため、私は行けなかった。成田行きのラウンジに行くとシュタイフのぬいぐるみを持ったツアー客がわんさかいた。きっとフランスとかイタリアとかオーストリアとかから乗り継いできたのだろう。ひ、ひどすぎる。どうして君たちが買えたんだ。
それに、ケーテウォルファルトの袋もあちこちに見えた。ふーん、ローテンブルクにも行ったんだ。それで? 買い物できたってわけね。私が行ったときは閉まってたのよねぇ〜。なんかおもしろくない。ケーテウォルファルトといえば、高輪にも鎌倉にもある。12月になれば松屋銀座にも特設売り場ができる。で、やっぱ本場で買うのは意味があると思う。
2000年
私はシュタイフとフンメルセットがお気に入りなのだが,このセット、ドイツ・オーストリアで、場所によって値段が違う。さてはプレミアがついたか!?
なんと一番高かったのはフランクフルト空港だった。なぜだろう?? やはり観光客相手で高めにしているのかなぁ。ちなみにこのセットがいちばん安かったのはローテンブルクのケーテウォルファルトだった。う〜ん。。。
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駅
ヨーロッパの駅には改札がない。構内に入るとすぐにプラットホームで電車が停まっている。広いコンコース。薄暗い構内。独特だ。
大都市にはUバーンとSバーンという路線がある。市街線と地下鉄だ。大都市の中央駅にはこれらの線は地下にホームを持つ。ミュンヘンで20経路以上ある。はっきり言って複雑だ。でも、日本と違うのは路線ごとにホームが分かれていないこと。ホームで待っていると入れ替わり立ち替わりいろいろな路線の電車がすべりこんでくる。
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イタリアン
ギーンゲンのお昼にイタリアンのお店に入った。ドイツ語が分からないのでオーダーはけっこう大変な作業なのだが、イタリアンならメニューが大体分かることを発見した。
たとえ読めなくても「ペスカトーレ」とか「マルガリータ」とか言えば通じるんだもの。これは便利。きっと「ボンゴレビアンコ」でも「アラビアータ」でも「アーリオオーリオ」でも通じるぞ。ラッキー。
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朝食
ドイツのホテルは朝食付きだ。
2000年
ドイツのホテルの朝食はすごーく豪華。中でもチーズやハムは何種類もスライスされて置いてある。ドイツ人はこのスライスしたチーズやハムを、二つに切り込みを入れたパンにはさんで食べていた。そういえば、飛行機の軽食には丸パンにチーズとハムをはさんだサンドイッチがよく出てくるっけ。なるほど。
次の日から私もパンにチーズとハムをはさんで食べることにした。
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ツアー客がちょっとうらやましいと思ったこと
食事付きなので、基本的にどこでも食事の心配がない。出てくるものを食べればよい。ただミールクーポンは35DMくらいするらしい。
ホテルの準備が整っているようだった。日本人が20人以上も一度に泊まれば、7:45出発に間に合うように朝食も準備してくれるだろう。しかし、個人旅行のホテルで7:30から朝食です、と言われれば7:30に出発する人間にとっては朝食は食べられない。
ポーターの人が荷物も運んでくれていた。
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ローカル線
ドイツのローカル線に乗った。外見はちょっとくたびれた感じ。塗装もいまいち。でも,車内は驚くほどきれいだ。快適さを重視しているといった感じだろうか。外見は風や雨やいろいろできれいを保つことは難しい。だからあまり気を使わない。ただ,車内は乗る人が不自由を感じないように,いすも座りやすいように,車両移動もスムーズに,といった配慮が感じられた。
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英語
大都市のお店では英語が通じる(といってもこちらも英語が堪能というわけではないので,こちらの英語をわかってもらえればそれで十分だが)。
しかし,田舎のほうだと,なんですか??というふうになる。これは日本でも同じことだ。若者だって英語で話し掛けられると日本だってかなりとまどうだろう。ドイツは日本よりはマシのように思う。ただ,おじいさん,おばあさんになるとかなり難しい。
ギーンゲンで小さな雑貨やさんに入ったら,おばあさんがいた。英語で話し掛けると,ちょっと首を振って,それからどーんと「英独辞書」を机の上に置いた。「さあこれで大丈夫」とでもいいたそうだった。
あのウィンドウにあるものが欲しいと手振り&夫のドイツ語でお願いしたら,すぐに持ってきてくれた。結局英独辞書は使わなかった。こういうときは手振りのほうが通じるものなんだなと思った。
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