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お天気が悪い。雨も降ってきた。ゴスラーへ。ゴスラーは旧市街と鉱山が世界遺産になっている。
駐車場に入るまでにかなり時間を要した。地図を見てもどこを走っているかわからない。ドイツ人のおじさんに私も道を聞かれた(私の顔を見たらおじさんも私が知らないことをわかってくれたらしい)。旧市街はちょうどローテンブルクを歩いているような感じだったが、雨も降っており、散策気分で、とはいかなかった。
次にヴェロニゲローデに行く。アウトバーンではなく、6号線で行ったのだが、 新しく作っていた道路らしく、途中で道を外れてしまった。 もうこのあたりは旧東ドイツだったのではないだろうか。道路も工事中が多かった。 新しくできた道路沿いはスーパーや大型店舗ができていて、みんなそっちへ流れていく車が多い。 その車の列にくっついていったため、本来のヴェロニゲローデの旧市街へ行く道がわからなくなってしまった。 ようやくたどり着いたら、すでにお昼。
蒸気機関車の駅。
ヴェロニゲローデの駅でWCを使用した。 なんと部屋に入るのに30セント入れなくてはドアも開かない。夫はおつりがでるかと50セント入れてみたら、ドアも開かずお金も戻ってこなかった。つまり、きっちりと10セント玉と20セント玉を入れなくてはだめってことで。入ってみたら個室は3個あった。誰か1人がお金を入れたら3人同時に使える。そのときお金は誰が払うのだろう。ドアは内側からしか開かない。 私が出ようとすると走ってくる女性が。私がドアを閉める前に入れば、彼女はお金を払わなくてすむのだ。ドアを開けて待っていてあげた。あとで夫に聞くと、彼女は小銭がなくて両替もできずにうろうろしていたらしい。そこに私がドアを開けたものだから、ダダーっと走ってきたわけだ。
このあと、クヴェトリンブルクに行くはずだったが、実はここまでの行程でかなりグロッキーしていた。私も夫も。 私は雨の中ゴスラーを歩いたので疲れていたし、 夫は悪路(道がでこぼこで走れないという意味ではない、よくわけわかんないっていうこと)が この先も続くのかと思ってげんなりしていた。 なので、クヴェトリンブルクは後日にして、いきなりとってかえしてハンブルクに向かう。
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