OSTRACISM CO.
■ 開発日記 巻之四拾壱

OSTRA / Takeshi Yoneki

 コマンドラインツールのメンテナンス。

UNIX tools
斎藤靖氏によるオリジナル。
LSI-CによるものなのでDOS版。
私はそのものは使ったことはないと思うが、もしかしたらどこかにまぎれてるかもしれない。

UNIX-like tools 4.12c
新出尚之氏によるUNIX toolsの改造。
DOS版。
無料公開されていた(いる?)LSI-C試食版を前提にしている。

UNIX tools DLL 1.10
前寺まさひこ氏によるUNIX-like tools (UNIX tools ?) のWin32への移植。

NT版UNIX-like tools(Alpha-006)
川俣晶氏によるUNIX-like tools 4.12bのNTへの移植。
新出尚之氏がこだわったK&RスタイルをANSI-Cスタイルに書き換えてある。もちろんMS-Cでコンパイルできないからだ。
ワイルドカードの展開は独自強化。

 たまにWindows2000やWindowsXPでlsと打って日本語ファイル名が????などと表示されたり、whichを使ったらKKCFUNCが組み込まれましたなどと言われるDOS版だったり。中途半端な状態でコマンドラインツールを整備してないまま何年経ったやら。C:\bin32\cat.exeの日付は1994年だった。
 でもUNIX系の基本コマンドを使うのにCygwinやらSFU(Microsoft Windows Services for UNIXをどう略したらSFUになるんだろう)を入れるのは大袈裟過ぎ。欲しいのはUNIX環境そのものではなく、UNIX風のものあるいはWin32できちんと再解釈・再構築されたコマンドだけなのである。
 で、外国製のものもいくつかあるようだが、日本語にちゃんと対応してそうなのは上記川俣版か前寺版で、どちらも斎藤版・新出版を経由したもの。ルーツは1点なのである。
 無料版Boland C++をインストールするとgrep、tdump(dump)、touch、makeなどが手に入る。いや、もちろんCコンパイラとリンカもだが(^^)。
 dumpは昔はMS-DOSの基本ツールだったはずなんだが、いつのまにやら付属しなくなってしまい、あるタイミング以降以前のDOS付属のものを流用していた。Unix系で使うために(odはいまだに嫌い)一回自分で書いたはずなんだがソースが見つからない。Win32でコンパイルしたかったのだが、まぁGUIでバイナリを見るツールもあるんでさほど困らないのも事実。
 grepは長いことOS/2版RED付属のものを使ってた。bin32ではなくbin16にまだ入ってる。
 gawkは1995年の2.14だ。SJISとEUCが使えるように拡張してあるバージョン。なんだかんだと一番使うツールかもしれない。batとgawkでできないことはCで書くのでperlは使わない。最近rubyも入れてみたが、急ぎのときはgawkでやってしまうんで結局使わないかもしれない。Googleで探して木村浩一氏の3.1.4でリプレース。
 unzipは1994年の5.12。たぶんNT版。メンテナンスする前はDOS版でKKCFUNCが組み込まれましただった。長い名前にも対応してる。とはいえめったに使わない。
 tarとgzipは1995年のもの。

2004.10.08

Subject: Re: rebuild
To: Yusuke Yamanaka
Date: Sun, 10 Oct 2004 20:33:39 +0900

> 新作(?)、届きました。

届いてよかった。よかった。
ってか東京にいたのか。台風で帰れてないと思ってた。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 唐突にブッチャーのテーマが聴きたくてamazonでピンクフロイドの『おせっかい』(Meddle)を購入。台風の日の朝に到着。吹けよ風、呼べよ嵐。
 今までピンクフロイドはあんまり聴いてないのだが、さすがにいまさら聴けないというサウンドである。思い入れがなければ厳しいかもしれない。20年前なら聴けたかもしれないが、それでもやはりピンクフロイドサウンドは古臭く聴こえただろう。そういえば『狂気』(Dark Side Of The Moon)を買ったのはまだ若い頃だ(アナログだ)。合わなかったんだな。
 『おせっかい』と同世代ではノイの『NEU!』は大好きで、古臭さも感じない。やっぱピンクフロイドは合わないんだ。

 ググッたらノイの着メロ売ってたりするんだ。

2004.10.12

 駅近所のセブンイレブンの隣にあるオリジン弁当。キッチンの換気口がメインの道側に出ており、特に夜間の時間帯に通ると胸糞悪い臭いに包まれる。死んだ油の臭いだろうか。
 こんなことで通勤路変えたくないんだがなぁ。不便だし。

2004.10.14

 電解コンデンサの大量死テンプレサイト(http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/6445/condenser/)を見て思った事。
 DELLが電源装置の大量リコールをしたことで注目度の高まった不良コンデンサ問題。
 10年前だとこういう問題は確実に裏へ裏へと隠されていたと思う。インターネット以前はというべきか。インターネット以前にもBBSはあったが、人が集まる大手BBSほどこういった不良品問題は表立って発信しにくいものだった。
 このテンプレサイトはインターネットの利点の一つといえる。ひとりひとりの持つ情報は少なくても大勢集まってきちんと調べれば、はっきりと問題点が明確になる。しかも自分のマシンがどうなのかチェックできるという意味で非常に実用的だ。
 メーカーはもはやユーザーに事実を隠すことができなくなっている。昔は各ユーザーは分断されていた。ちょっとでもマイナーなものを買えば身の回りに同じものを買っている人を見つけるなんてできなかった。でももはや多少マイナーでもユーザ間で情報をやりとりすることがあたりまえになっている。
 詐欺やらspamやら右翼やら暗黒面も広がっているけど、デモクラシーのツールとしてきっちり活用しなくちゃいけない。敵も同じ道具を使うんだし。
 なんだかもうインターネット以前のことを考えにくくなっている。

2004.10.16

やっとLa Dusseldorfの3枚のキャプチャ処理終了。
ある程度大きいプチプチを波形編集ソフトでそれっぽく書き換えるのが慣れたとはいえ面倒。

で、IndividuellosのA面、mp3にすると音悪いね。エフェクトとジョイントステレオが合わないんだろなぁ。

2004.10.23

Subject: 連絡
To: Midori Yoneki
Date: Sat, 23 Oct 2004 21:01:09 +0900

たぶん新潟には当面電話はつながらないと思う。メールはどうなんだろ。
兄貴がメールしといたと言ってはいるが、一応電話番号。

Subject: 着きました
To: Noriko Yoneki
Date: Sat, 23 Oct 2004 23:36:48 +0900

緑、到着しました。

Subject: Re: 地震2
To: Niigata
Date: Sun, 24 Oct 2004 00:47:57 +0900

米木家兄の娘(18歳)が、受験で広島へいって帰れなくて米木家弟の家に
今います。米木家弟の娘(4歳)が喜んでました。
いつ交通は復旧するんだろ。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: CDのお礼。
To: Yumi Tamura
Date: Mon, 25 Oct 2004 22:22:30 +0900

> ところであのCD,いただいてしまってよろしいのですか?

あげます。あげます。
趣味と言うか道楽ですんで。

> 「ネムネム」は想像通りの曲でうれしかったです(超ほめてる)。

あれぇ? 聴いたことなかったってことかな。
日記の記述からはそうは思えなかったのだが。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 LinuxのMewでのspam対策。

 もういいかげんspamを手作業で削除するのがばかばかしくなっていたのだが、LinuxのEmacs 21でMew 1.94.2でIM 1.4な環境でどうできるのかはかなり調べないとわからないので放置してた。ちなみにLinuxはSlackware 8だか9だか。マシンはCeleron 1.4GHzの廉価なベアボーン。
 で、最近sayo<pal_0807@yahoo.co.jp>ってところからのspamが異様に多いのでようやく対策を調べたところbsfilterというソフトがみつかった(http://bsfilter.org/)。日本製のベイジアンスパムフィルタで、Rubyで動く。まずはRubyをインストール。
 bsfilterをPOP Proxyで動かすため /etc/rc.d/rc.local に
/usr/local/bin/bsfilter --pop --pop-server ポップサーバ --pop-max-size 0 --auto-update --insert-flag --insert-probability --homedir /home/ostra/.bsfilter &
と入れてみた。
この場合spamと判定されたメールには X-Spam-Flag: Yes という行が追加される。.emacsの mew-refile-guess-alist に ("X-Spam-Flag:" ("Yes" . "+spam")) を加えることでM-oにてoフラグが立つようになる。まぁ、とりあえずはこんなもんか。IMの設定で直接プロバイダのPOPサーバを記述してある部分はlocalhostのPOPサーバに変更。

 数日運用。

 やはりメールの自動振り分けまでしたいことに加え、Mewからspamの学習を操作したいので根本的な対策が必要だと判断。で、TLECの記述を参考にした(http://tlec.linux.or.jp/docs/spamassassin.html)。IMを捨てるのである。
 メールの受信はfetchmailでPOPサーバから得て、それをprocmailに渡し、procmailがbsfilterで分類されたspamと非spamを分けて配送する。spamはMH方式で~/Mail/spam/ に直接入れて、非spamは/var/spool/mailにmboxとして(旧来のUnix的に)配送する。
~/.fetchmailrc
----------
poll プロバイダのポップサーバ protocol POP3
user プロバイダのサーバのアカウント there password プロバイダのサーバのパスワード is ローカルアカウント here
options fetchall
mda "/usr/bin/procmail -p -f %F"
----------
~/.procmailrc
----------
SHELL=/bin/sh
DEFAULT=$ORGMAIL
SPAM=$HOME/Mail/spam/.
:0 HB
* ? bsfilter --auto-update
$SPAM
----------
 fetchmailはcronで定期的に動かす。
 これでimgetは排除。
 biffの出力がうるさいので、fetchmailを呼び出すスクリプトに biff n を加える。

 次はMewのバージョンアップ。Mew本家サイト(http://www.mew.org)を見るともうバージョンは4.1になっていた。makeしてインストールして以前のmewを削除したらmewが起動しなくなった。パスが通ってないのである。
.emacs に追加。
----------
(setq load-path (append (list
  (expand-file-name "/usr/local/share/emacs/site-lisp/mew/")) load-path))
----------
.emacs にさらに追加。
----------
(setq mew-mailbox-type 'mbox)
(setq mew-mbox-command "incm")
(setq mew-smtp-server "プロバイダのSMTPサーバ")
----------
 これでimputも排除。

 あとは bsfilter-1.0.4/mua/mew3/mew.el を~/.mew.el としてコピー。bsfilter-1.0.4/mua/mew3/bs_* を /usr/local/bin にコピー。これで学習もMewからできるようになる。

 残る課題は.emacsにプロバイダのサーバ名を直接書いている部分。できればローカルのSMTPサーバに投げてそこからプロバイダのサーバに投げたいと希望。認証を要求するSMTPサーバの場合、Mewはセキュリティのためパスワードの書かれたファイルを読んでくれたりはしない、すなわちパスワードをその都度要求してくるのである。これはspam以上に迷惑。その対策が必要。
 とりあえずは認証のないSMTPサーバにしている。でもこれ結構遅れたりするのが問題。

2004.10.28

 MTAにはsendmailを筆頭にqmail、postfix、exim等いろいろとあるわけだが、どれもこれも襷に長し。牛刀でなくカッターナイフでいいのに。
 ちゃんとしたSMTPサーバはあまりに設定が面倒。日本語のドキュメントが充実してるならまだしも。sendmailは本まで刊行されていて日本語のドキュメントが充実はしてるようなんだが、あの分厚い本は読む気がしない。いや昔読んだが勘弁してくれな気分になった。
 私はサーバを運用したいのでなく、単にPCをLinuxで使っていて、クライアントとしてメールを扱いたいだけなのである。なんでLinuxなのかというと、家の中のどのパソコンからもメールが読めるようにしたいからだ。各パソコンはtelnetさえ動けばいいのである(MacOS Xでは暫く苦労したが)。メール関連の個人情報はMacintoshやWindowsマシンには入っていない。
 とりあえず、SMTP-AUTHが絡むと面倒そうなので、ねぎ氏のNomail(http://www.ku3g.org/negi/nomail/)を使ってPOP before SMTPでしのぐことにした。
 Nomailは/var/spool/にメールをスプールしておき、ユーザによる任意のタイミングで指定したプロバイダのSMTPサーバに一括で投げるというソフト、というかPerlスクリプト。まさしく私の必要な機能だけがある。
.emacs に変更
----------
(setq mew-smtp-server "localhost")
----------
 これでようやくMewではプロバイダ関連の情報は扱わないことになった。もちろんパスワードを請求されることもない。
 Mew-4.1はデフォルトは色がうるさいんで設定を変えなくちゃ。機能を誇示したいのはわかるが、下品すぎ。
.emacs に追加
----------
(setq mew-use-highlight-header nil)
(setq mew-use-highlight-body nil)
(setq mew-use-highlight-url nil)
----------
 bsfilterは結構優秀に判定するようになってきた。
 ところがだ、ついにというかやっと朝日ネットがサービスを開始した。いつ始めるかと待っていたんだが痺れを切らして自力解決したとたんにこれだ。

> 1. 迷惑メールを遮断する「スパムブロック」サービス開始

 まぁ、誤判断を避けるためある程度緩めのブロックだろうから、今回の設定が無駄になるわけではないとは思う。でもちと凹む。

 そういえば

> N&T メールマガジンのご登録ありがとうございます。

という勝手な登録処理通知が何度か着たが、一向にメールマガジン本体が来ない。

> メールマガジン新規登録のお知らせ
> 以下のメールマガジンに登録されました。
> マガジン名:E−ラーニング情報
> 発行者:LSI教育支援協会

 これもメールマガジン本体が来ない。以前SOHO云々という変なメールマガジンというよりは広告が長いこと勝手に着てて、結局根負けして解除したことがあるんだが(実際にそれそのものは来なくなった)、それくらい根気よくやらないとダメなんじゃないか? 何がダメなんだかいまいち書いてて不明ではあるが。

2004.10.28

Subject: Re: 復旧状況
To: Niigata
Date: Sat, 30 Oct 2004 13:25:50 +0900 (JST)

>> 主に松本
> のですね。対応のほどよろしくお願いします。

ノートン先生が入っているようだけど、一応

> 感染していたら、この駆除ツールで駆除できるかも。
> http://www.nai.com/japan/security/stinger.asp

をやっといてほしい。結果報告をよろしく。
もし松本マシンがシロなら他のWindowsマシンだってことなんで
次はWindowsマシンでメールをやり取りしてるヒト全員チェックだな。
最近のウィルスはアドレス詐称するから。
詐称するネタは松本からMLへの正規のメール1本だけで十分なんで、
誰でも感染の可能性はある。
友恵ちゃんも例外じゃないよ、ってか会社のパソが一番危ない。

このウィルスはWindowsマシンにのみ感染する。メールをWindows以外で
送受信してるのは私(Linux)とママ(MacOS X)とマルさん(MacOS 8)
だけかな。

ちなみに一昨日から朝日ネットがスパムフィルターサービスを始めて
早速設定してたんで、例のメールは両方とも私は受け取ってない。
添付ファイルに.comがあったんでスパム(というかウィルス)と
判定されたんだと思う。
一時的に設定をOFFにしといた。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: 復旧状況
To: Niigata
Date: Sun, 31 Oct 2004 11:42:38 +0900 (JST)

> ウィルスチェックは最新で行っております。
> 今回でスキャンも3回行いました。
> でも、俺のパソコンが迷惑かけてるのかな?

 最新の定義ファイルで大丈夫なら、松本マシンはシロと考えていいかと
思う。となると、残るWindowsマシンのユーザの方々にチェックしてもらわねば。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 nomail/nosendの問題はSMTP-AUTHに対応してないこと、たぶん本人ももう使ってないんじゃないかと思う。そんじゃということででっち上げることにした。
 nomailはそのままで問題ないのでとりあえずいいとして、実際にSMTPサーバと通信するnosend相当の動作を表現しなくてはいけない。たかだか百数十行のPerlなのでママ所蔵の厚さ4cmの「プログラミングPerl」を片手に、片手じゃ重いが、解読した。PerlのソースやPerlの正規表現なんてPerl素人の私には単なる暗号文だ。
 nosendは /var/spool/nomail/ にある数字列のみのファイル名のファイルを読み込み、先頭に羅列してあるアドレスをパラメタにして残りをSMTPサーバに送ってやるという処理をしている。ライブラリを使わずにsocketでやってるのがなぜなのかは知らない。当時なかったのか、はてまたライブラリインストールを指示するのが面倒だったのか。
 以下が「Rubyレピシブック」片手にでっちあげたnosendauth.rbである。nosendが権限のないディレクトリやファイルをどうやって扱っているのか疑問だったが、-Uスイッチという変な技を使っていた。さすがPerlは臭い処理が得意だ。Rubyはまだ臭い処理はできないので、素直に /var/spool/nomail/ の所有者をnomail.usersに、権限を770にした。
 Message-idの削除等使わない機能は実装していない。
nosendauth.rb
----------
#!/usr/bin/ruby
# 2004.11.02 Takeshi Yoneki
require "net/smtp"
$localdomain = "localhost.localdomain" #適当なローカルドメイン名
$internetaddr = "自分のメールアドレス"
$smtphost = "SMTP-AUTH対応のSMTPサーバ"
$account = "アカウント名"
$password = "パスワード"
$smtpport = 25
files = Array.new
Dir.glob("/var/spool/nomail/*").each do |filepath|
  if File.basename(filepath) =~ /^[0-9]+/ then
    files << filepath
   end
end
files.sort!
files.each do |filepath|
  address = Array.new
  text = Array.new
  f = File.open(filepath)
  f.flock(File::LOCK_EX | File::LOCK_NB)
  sw = 0
  f.each do |line|
    if sw == 0 then
      if line != "\n" then
        address << line.slice(/.(.+)/, 1)
      else
        sw = 1
      end
    else
      text << line
    end
  end
  Net::SMTP.start($smtphost, $smtpport, $localdomain, $account, $password, :cram_md5) do |smtp|
    smtp.send_mail(maildata.join(""), $internetaddr, rcptto)
    print File.basename(filepath) + " OK\n"
    done = true
  end
  f.flock(File::LOCK_UN)
  f.close
  if done then
    File.unlink(filepath)
  end
end
----------
 とりあえずこれで暫く運用。本当はnomailのPerlスクリプトも読んで上記実装が正しいかチェックしなくちゃいけないんだが。

2004.11.02

Subject: Re: bin-tar-gzip 2.5
To: surume
Date: Tue, 02 Nov 2004 00:56:23 +0900 (JST)

アーカイブ時の@LongLink対応改造での対応忘れがあったので、修正を入れました。
チェックよろしく。

ダメなのはエクストラクトでなくアーカイブ時のネーミングだったので、
ダメなアーカイブはどうにもダメでしょう。
ありがとうございます。

しばらくいろんな環境で動作チェックをしてからのリリースになると思います。

OSTRA / Takeshi Yoneki

Subject: Re: 化けちゃう?
To: Naoki Maruyama
Date: Fri, 05 Nov 2004 22:06:09 +0900 (JST)

> muzieからトランジスタ技術ライブをMP3で落としたんだけど、iTunesに持ってくと文字化けしてしまう。ちゃんと聴けるからたいした問題じゃ
> ないんだけど、なんでかなーっと思って。

だいぶ前にここに解説書いといた。
http://www.ne.jp/asahi/techno/ostra/itunes.html

対処法は
http://desireforwealth.com/software.shtml

対処すべきかどうかは各自判断かな。


> HUNDOSHI-EDIT 3.0.3
> Carbonもそのまま落とすと、勝手にStuffItで解凍されて文字化けする。bin-tar-gzipで解凍してやれば化けないのに。OSのせ
> い?
> システムはG5-1.8、OS 10.3.5です。

OSのせい。
OS 9向けの.imgファイルをマウントすると化けるのと同じ問題かと思う。

Subject: Re: 物欲の秋
Date: Mon, 08 Nov 2004 01:15:51 +0900 (JST)

> http://www.jvc-victor.co.jp/dvmain/gz-mc100_200/index.html

 HDDカメラ好きねぇ。

 「塊魂」がなかなかなマウントしないと思ってたらついにPlayStation2が
あらゆるディスクをマウントしなくなった。
 しばらくは「巨人のドシン」等GameCubeでしのいでたが、新型が発売された
ので妻に内緒で早速導入。
 新PS2はマジに小さい、けど電源アダプタがでかい。なんかPC-Engine DUOを
思い出すんだが、気のせい?
 でもGBA版カプコン「ゼルダの伝説」が出たんで、まだGameCubeがメイン。
娘が見てるときのみゼルダができるってのはかなり厳しい制約かも。
 「プリンスオブペルシャ」はまだ未開封。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 あらゆるディスクがマウントできなくなったPS2を薄くて小さい新型にリプレース。4倍速メディアで焼いたDVD-Rのビデオも問題なく再生。
 今日はmozilla.orgになかなか接続できない。Firefox 1.0は人気だ。

2004.11.09

 いままでmozillaを使っていたが、1.0ということでFirefoxに入れ替えた。MacOS XとWindowsXPの両方だ。
 しばらく使ってみてウィンドウ周りが独自じゃなく各OSに沿ったものになっていることに気がついた。他のアプリケーションとの見た目の親和性が向上した。まぁ、どうでもいいことだが。
 MacOS Xでurlバーのフォントがダメダメ、ダイアログのフォントもダメダメなので、カスタマイズの手引きとして「Firefoxまとめサイト」(http://firefox.geckodev.org/)を活用。
 [ユーザーCSSのカスタマイズ - userchrome.css - UIのフォントを直す]にモロに「Mac OS Xでは、デフォルトのままだと色々な部分でUIの乱れが生じます」と述べられていた。変に思うのは普通のことなのであった。
userchrome.cssに追加
----------
* {
  font-family: "Lucida Grande", "Hiragino Kaku Gothic Pro W3", sans-serif !important;
}
----------
 これでやっと普通に使える。具合良い。
 軽量という謳い文句だが、最近のMozillaとならば大差なく起動は時間食う。まぁ、メールとか使わない機能にメモリを食うことはないわけだが。

2004.11.11

 ノートPCでディレクトリをドライブに見せるためだけにファイル共有を有効にしていたが、substという便利なコマンドがあると知りファイル共有はアンインストール。
 Basilisk IIがディレクトリアクセスしてくれればいいだけなんだがな。

2004.11.12

SimCity3000(Windows/Macintosh)
 SimCity3000XP(Windows普及版)を買ってきた。XPにインストール、なにげなく動く。
 ふと思い起こしてMac版を遊んでみようと思った。しかし、初期メニューでスターター・タウンや都市データをクリックするとしばらく無反応の後GZDllAppRegisterとかいう関数でコケる。RZFile.cppでアサーションエラーなんて言われてもソースなんてないってば。
 我が家では最近なんだかんだとEA扱いのソフトが増えているが、バグフィックスのアップデータさえめったに提供しない売るだけディストリビュータなのが困ったところ。Mac版初期型SimCity3000のアップデータは見つからない。少なくともEAはMacOS 9.2でまともに動くSimCity3000を提供する義務はあるんじゃないか? 初代SimCityのアップデートの頑張りぶりを知らないわけじゃあるまい。SimCity3000の動作においてパワー的に余裕ができたG4マシンにはMacOS 8.6という選択肢はない。
 いやまぁ、しかし、洋ゲーするのにEAは避けて通れないってのが痛い。特にSimシリーズは好きだからなぁ。でもこんな状態じゃEAのゲームは信頼性に欠けるとしか評価できない。
 EA日本法人のサイト(http://www.japan.ea.com/)でアップデートパッチのページ(http://www.japan.ea.com/support/patch_info.html)を見つけるのはかなり面倒である。ゲームを買ったユーザにとって最も重要なページなのだから、サイトトップから普通に辿り着けるように配置するのがまっとうなサイトデザインだと思うのだが、さにあらず。何考えてんだろ。
 アップデートパッチのページを見てて気がついた。Mac版のアップデータは一つもない。
 ランドマークに貿易センタービルがあるのは20世紀最後のほうのゲームだから当然。

2004.11.14

アドバンスド大戦略98 (Windows)
 いつまでやってんだというよりはほとんどやってない。キャンペーン序盤(ポーランド侵攻)で資金が足りなくてどうすんのよという状態で放置。
 まぁ、ディスクの肥やしになってるんで、キャンペーンじゃなくちょっとシナリオの方をやってみた。
 まず、誰が敵かよくわからない。航空機の補給のやりかたにしばらく気づかなかった。しかも回復しない兵装があるんでなんかあるんだろう、要調査。
 ウィンドウ下部に表示される兵器名が英語だか独語だけなのに降車時の一覧は日本語のみ。格好付けなくていいからウィンドウ下部にも日本語を併記するか日本語のみにするのが正しいと思う。
 なんというか、やってて面白くないのが致命的。なんでこんなに面白くないのか不思議。もっとしばらく我慢してやってみて慣れてくると印象も変わるんだろうか。
 でも、マニアでなければどうにもならない点があるのがどうにもならないかも。兵器の開発承認だ。全部を制式化すると資金がなくなる。そのせいで放置になってるようなもんだが、どれを残してどれを使うなんて、よほどのマニアでなくちゃ判るわけねぇだろ。もしこの部分がこのゲームの肝なんだとしたら一般人には手を出すなということなんだろう。兵器1500種以上なんて売り文句もあるし、本当に単なる遊べる兵器図鑑でしかないのかもしれない。
 開発者インタビュー(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980430/weekend2.htm)によると『このゲームを簡単と感じる人と、難しいと感じる人の両方がいるんですが、それぞれ両極端なんです。ちょうどいいという人がいない。で、両方の人がプレイするのを見ていると、簡単だという人は要領よく戦略していくし、難しいという人は戦いの要領が悪いんです。戦術が明らかに違いますね。』だそうだ。わかってないってことか。
 ウォーシミュレーションゲームは結局はジャンケンルールに還元されるのだが、兵装の情報のみでそれを正しく判断できるのは兵器マニアだけであり、一般人は試行錯誤して武器のジャンケンを理解するしかないのである。要領が良くなるはずがない。前作や他の類似作品をやりこんでる人にはお馴染みの兵器群なのかもしれないが。第二次大戦ドイツ兵器のキャラゲーなんだとしたらそれに慣れてない人にはどうしようもないわな。
 キャンペーンを有利に進めるためにひたすら都市の占領をするなどというくだらないことが必須のゲームだとしたらただのクソゲーなわけだが。どうなの?
 ググってみたらやはり純粋にウォーシミュレーションを楽しみたい人には「アドバンスド」よりは「スーパー」等のほうが良いらしい。確かにPC-Engineの「スーパー大戦略」では上記変な不満はなかった。兵器数もメリハリがわかる程度で妥当。別の不満はあったが、まぁ8bit機だししかたがない面もある。
 「スーパー大戦略」のWindowsリニューアル(あるいはGBA)版ってのはないのか? 大戦略VIIがスーパー+IIという売り文句なんだが出来はどうなの?
 結論、面白くなるのと最新Windowsで動かなくなるのとどっちが先か競争だ(XPでは今のところ問題なし)。

2004.11.19

 アドバンスド大戦略98のポーランド侵攻(シナリオ名は「ワルシャワ陥落」)をやりなおしてたら唐突に爆撃と航空機への高射砲の攻撃ができなくなった。「攻撃可能な敵がいません」だとぉ? こういうシナリオ? そんなわけない、状態がおかしくなったようだ。1フェーズ前のをロード(爆撃も高射砲の攻撃も可能)してとりあえず何もせずにフェーズを進めてみた。やはり「攻撃可能な敵がいません」。勘弁してくれよ。ソ連がどこそこをなにしたというイベントが悪さしてるんだろうか。
 とことん相性が悪い。素直にゲームボーイウォーズアドバンス発売を待とう。

2004.11.19

 調べると天候が航空系に影響を与えていたらしい。天候を無効にすると無事攻撃が可能になった。天候があるのはいいんだが、現在の天候を知る方法がなさそうな感じだ。なんで?
 どうやら画面左下の絵が天候を表すようだ。文字で書けよ。

2004.11.19

ファイアーエムブレム 封印の剣(GBA)
 オウガシリーズほどではないものの長いことやってたが、ようやく無事にエンディングを迎える。もちろん攻略情報見まくり。面白かったが、このシリーズをもっとやりたいかというと微妙。攻略情報必須のゲームは優先度が低い。明日待望のゲームボーイウォーズアドバンス1+2ってのが発売されるから当面シミュレーションは他はやってられない気がする。同じ開発会社だし。

2004.11.24

アドバンスド大戦略98 (Windows)
 相変わらず「ワルシャワ陥落」。この面でいやらしいのはポーランド軍の75mm榴弾砲と40mm対空砲。ワルシャワに接近すると75mm榴弾砲でコテンパにやられる。40mm対空砲は対空砲のくせに対戦車も強く、破壊しようとすると逆にコテンパにやられる。
 Webで攻略を探すと、間接攻撃で云々という説明があった。ポーランド軍の75mm榴弾砲の射程は1〜3なのに対し独軍の105mm軽榴弾砲18型の射程は1〜4。射程範囲が違う。
 再度慎重に進める。敵爆撃機は88mm高射砲36型を配備してじっと我慢。105mm軽榴弾砲18型で辛抱強く端から撃破。しかしワルシャワを1/4陥落させたあたりで期限が来てしまう。ミッションは期限付きだったのかよ。
 まぁ、ともかく対処法はわかった。期限内に陥落できるかはなんとも。

2004.11.25

アドバンスド大戦略98 (Windows)
 「ワルシャワ陥落」。期限に間に合わなかったデータの3週程前(20ターン前)のデータから再開、間接攻撃を主としながらも積極的に都市を攻めた。いやまぁリロードを何度もするとかズルもしたが期限10日(10ターン)程前に資金不足でポーランドが無条件降伏した。一応自軍側は全滅部隊はない。SRPGじゃあるまいし経験値制は良くないと思うんだが。
 やっぱり難しいゲームだ。弾が当たらないのはいいとしても友軍や自軍への誤爆は勘弁してほしい。なんでこんなふうにしたかな。あと、負ける(あるいは勝てない)と難易度を下げられるようだが、最初から難易度を下げて遊びたいと思う私はヘタレ。普通に難易度設定させてほしい。

2004.11.26

Subject: DQ8
To: Niigata
Date: Sun, 28 Nov 2004 00:35:13 +0900 (JST)

ドラクエ8開始。
この3D表現、マルさんはダメかも。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 ノートPCのHDDを40GBから80GBに換装した。
 システムの入れなおしと環境の復元も慣れたもんだ。レジストリも含めてどのへんを保存しておけば良いかのノウハウがたまってきているのである。ばかばかしいスキルであるが。
 回転速度は5400rpmから4200rpmにスペックダウンしている。しかし既存のCubase SXのデータは問題なく再生できる。同時再生チャンネル数は減るかもしれないが、たいしたことではない。昔のHDDに比べれば圧倒的に速い。
 ノートにHDDを取り付けるための部品を固定するネジのうち半分がコンパックな六角だった。小さい六角レンチがみあたらないのでラジオペンチで無理やり外す。取り付けには4つのネジのうち2つだけで固定。まぁ、問題はないが六角じゃない互換ネジが欲しいな。ネジの頭が薄いやつじゃないと本体に装着できなくなる。
 取り出したHDDはI/Fボックスに入れてポータブルな外付け化。FireWire対応のボックスはUSBに比べて値が張る。

2004.12.01

巨人のドシン(GC)
 堀さんから借りたままの巨人のドシンだが、中古でGC版も手に入れた。64DD版よりもゲーム性が良くなっている。

リンクの冒険(GBA)
 最初のダンジョンのボスが倒せない。よくもまぁ昔はこんなゲームを終わらせことができたもんだ。激ムズ。

ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし(GBA)
 GBA初の、おそらくGBA最後の正統派オリジナルゼルダの伝説。カプコンに作らせるならもっと早くに出せたろうに、なぜに今頃。とはいえ、いつも通りの楽しいゼル伝。
 リンクの冒険をやってるといかに難易度が下がってきているかわかる。緩すぎかもしれん。

ゲームボーイウォーズアドバンス1+2(GBA)
 例のテロのおかげで発売中止されたまま3年。英語版の2は買ったもののやはり日本語でやりたかったこのシリーズ。あぁ、ソフトが発売されてこんなに嬉しいなんてのは珍しい。

プリンスオブペルシャ 時間の砂(PS2)
 序盤を少々。普通に良いゲーム。現在は某RPGで中断。もちろん再開予定。

エースコンバット5(PS2)
 買ったはいいけどまだ手をつけてない。某RPGの真っ最中なので予定も未定。もちろんこのまま放置ってのはないと思う、大好きなシリーズだしね。
 買う前に公式サイトでチェックしてみておかしいと思ったのだが、取説にもフライトコントローラの記述は全くなかった。デュアルスティックでやれってことだ。マジ? 前作のホリのフライトコントローラすら切捨てとは予想外。なんでなんだろう。

ドラゴンクエスト8(PS2)
 もう何度教会で生き返らせたろうか。結構死ぬ。ドラクエの序盤のダンジョンってそういえばこのくらいの難易度だよなぁ。いやまぁともかく3D化されたRPGではなく3D表現されたドラクエだというゲームである。継承すべき点と発展すべき点の選択が間違っているので冷静に考えると変なゲームだ。丁寧に作られてるし好きだが後ろ向きなのはまぁしかたあるまい。

2004.12.08

 HPのサイトにてnc4000向けのSynapticsタッチパッドのドライバが7.12.2にアップデートされたんだが、このドライバでも以前の問題は解消されない。
 Synapticsのリファレンスドライバではでない問題がHP提供時に出るのである。結局問題はドライバ自体ではなくその扱いにあるのだろうと思われる。
 例えばSynPD.infファイルを比べるとかなり記述が違う。HPの設定の方が何か余計なことを行うようになっているのではないかと思う。まぁ電源制御との関連も不明なので下手なことはできないが。

2004.12.08

Subject: 例の件
To: K-ON
Date: Wed, 08 Dec 2004 23:49:58 +0900 (JST)

夏日がどうしたとかだが一応冬である。
冬といえばなぜか和製RPGは冬に集中する。電車でゼルダの伝説、
帰宅後にドラクエ8をやる季節。
ノートパソコンのHDDを40GBから80GBに換装したが、回転数は
落ちているのでDAWの性能的には微妙かも。ってあれから何も
してない。動作確認はしてるけど。
来年は奇数の年なんだが、もうそろそろどういうパソコンを買う
のかのアイディアがなくなってきた。現在性能を求めると騒音という
いらないものが付いてくるという問題が大きい。困った。
順番としてはマックなんだが、G5マシン欲しいと思わん。
DOOM3、SIMCITY4、HALF-LIFE2がまっとうに遊べるPCという
あたりが目標か。

まぁ、そんなこんなで正月二日はいつもどおり。
参加不参加表明よろしく。

OSTRA / Takeshi Yoneki

ウルティマIX アセンション(Windows)
 なんの予備知識もなくなんとなく買ってきた。安かったからだが、これが曲者。2000円が安いと思えない程度にクソ臭が漂う。いやぁ、こんなクソゲー久々。
 主人公に町を歩かせるだけでかなり苦痛。元々ウルティマの戦闘にリアルタイム性はなかったと思っていたのだがこれは違った。ともかくなんとも遊びにくい。
 シフト+矢印キー↑で走るのはいいんだが、手を離したら止まれよ。どういうバグ? 話しかけたら制御が帰ってこない住人がいるんだがバグだよね。ある程度やってると異常にメモリを消費するのもバグだよなぁ。直す予定はないんだろうな、バージョン番号は不明なんで想像だが、EA Bestなんで日本語最終版なんだろう。
 どこかで「これはゲームとしてダメだ」と誰かが判断して舵取りをしなくちゃいけなかったはずなんだが、シェンムーのごとくズルズルと開発が進められちゃったんだろう。このウルティマIXに比べればシェンムーはまっとうで面白いゲームと感じるけどね。
 少なくとも最初のダンジョンだけでも行ってからやめるか続けるか判断だ。
 こんなのやめてバルダーズゲートでも再開したほうが良いかもしれん。

2004.12.14

ウルティマIX アセンション(Windows)
 最初のダンジョンから帰還。困ったな微妙に面白くなってきてる。ひたすらバグだらけで内容とかゲーム性以前に厳しいゲームだってのは変わらない評価なんだが。
 ダンジョンマスターの操作性を思いっきり悪くしたといった雰囲気。残念なことに私はダンジョンマスターが大好きときたもんだ。
 続けるんだろうか。微妙。

2004.12.16

 黒のボールペンが切れて勤務先近所のオフィスデポに行ったのだが同じ製品は置いてなかった。三菱鉛筆のゲルボールペンでは最も標準的なuni-ball Signo 0.5なのだが、とにかく見つからない。品揃えが悪い店だとは思うがなんで? もそっとまっとうな文房具屋が近所にあればいいんだが。
 大学に通うようになった頃から安い軸の万年筆(よく教師が使ってるのを見た記憶がある)を黒インクで使うようになり、それから10年近くはずっと安い万年筆だったと思う。普通のボールペンも併用していた。たいていはゼブラだったかな。
 90年代に登場したゲルインクのボールペンは衝撃的で、即主力として常用するようになった。ぺんてるのHybridのあの独特の薄い色が懐かしい。色が濃くなってからもぺんてるのHybridの最も標準的な製品を使っていた。
 ぺんてるのHybrid DXを持ち歩くようになって後のこと、無印Hybridがどうにもダメになりやすいと不満を持っていた。なぜかHybrid DXの方は1本もダメにならない。何か違うのかな。で、無印Hybridは捨てると決めて別の製品を試してみた。次点がゼブラのJELL BE、選定勝者は三菱鉛筆のuni-ball Signo 0.5となった。ぺんてるのHybrid DXはだいぶ前に店頭で見なくなっているので対象外。国内向け出荷はもうやってないようだ。なんで?
 とはいえ紙の手帳を使わなくなって久しく、昔に比べ全然ボールペンを消費しなくなっているので、まだHybrid DXも使っている。でも主力は三菱鉛筆のuni-ball Signo 0.5のつもり。
 その主力のボールペンがオフィスデポには売ってないのである。選定用のゼブラのJELL BEで当面オッケイだってのも事実だが、オフィスデポの使えなさ加減が腹立たしい。
 三菱鉛筆のuni-ball Signo 0.5は練馬で買い物ついでに手に入れた。でもゼブラのJELL BEを使い続けそう。

2004.12.17

 発売日当日にコンビニにて「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を手に入れる。定価は3000円くらいだがコンビニはどこも2500円で売っているようだ。
 DVDプレーヤーで起動して驚いた。スキップできない他の映画の宣伝が入っている。起動する度にこの宣伝を見せられるってことかい。他の国でどうかは知らないが定価3000円のDVDでスキップできない宣伝を入れるのは倫理的に問題あるだろ。勘弁してよワーナーさん。
 ユーザーが音声やら字幕の設定をしてから再生しなくちゃいけない、すなわちメニューアクセスができるようになるまでは純粋に待ちなのにそういったユーザフレンドリーさは無視ってことなんだろね。ロードオブザリングでも宣伝はないがメニューがアクセスできるようになる前のムービーとか邪魔なものが入ってて気分悪い。
 時間軸を支配するメディアってのは、提供側の心を鈍くさせる何かがあるんだろうか。

2004.12.20

 「NTT ComのOCN MUSIC STORE、音楽CDへの書き出しに対応〜10回まで可能に」(http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/12/17/5847.html)
 『なお、ポータブルオーディオプレーヤーへの転送回数に変更はなく、従来どおり3回まで』って誰が買うの? ここを変更しなくちゃどうしようもないって散々言われてるし、Moraでは変更したのになんで? 転送回数制限がどれだけ迷惑か理解してないでしょ。
 そもそもNTTコミュニケーションズのニュースリリース(http://www.ntt.com/release/2004NEWS/0012/1217_2.html)では転送回数には一切触れていない。『音楽配信のユーザの利便性が格段に向上し、インターネットでの音楽配信サービスの一層の活性化につながることを期待しています』って無責任な物言い。
 相変わらず何をしたいのかさっぱりわからん。誰が悪いんだ?

2004.12.20

 ふと思いつきでノートPCとPowerMacにSqueakをインストール。Squeakの入門解説ページ(http://www.h5.dion.ne.jp/~tuyano/SqueakTutor/)を読み終わった頃なんだか見覚えのある名前だなと思ったら掌田さんのページだった。
 WebでSqueak関連の情報を漁ると鷲見正人(すみまさと・sumim)さんという人のページやら鷲見さんが書き込みをしているページに何度も行き着く。SqueakというかSmalltalkを少しでも広めようと努力しているようだ。
 以前MacExpoでのMuONのイベントにサブ司会で参加したときにSqueakのデモンストレーションをした人がいたことを思い出したんだけど、もしかして鷲見さんですか? その姿勢から勝手にそう思っただけですが。
 デモの感想は、「あぁそういうシステムを作るのは楽しいだろうなぁ、でも俺は使わないけど」という、まぁヒネクレ者ですから。
 サブ司会(メイン司会はひろぽんさん)としてはソフト作家に勝手に微妙な質問をして勝手に納得して会場のお客さんを置いてけぼりとか、まぁ、ヒネクレ者ですから。
 15年以上前、当時の同僚だった中西さんがEPSON 286マシンにSamlltalkを入れたのを見せてくれたっけか。非常に印象的で格好良かったのだが、今思えば格好良かったのはあのクラスブラウザと独特のフォントとモノクロの画面構成だったのだろう。
 Squeakにも当然クラスブラウザがあり、ある程度雰囲気は残ってるんだが、カラー表示だって部分で期待を裏切られる。いやまぁ勝手な思い込みなんだが、私にとってSmalltalkはあの白地に黒のクラスブラウザなんだと理解。
 で、Squeakを触ってみようと思ったのは鷲見さんのサイトの「パーソナルコンピューティング環境として Smalltalk を選択する理由」(http://squab.no-ip.com:8080/wiki/112)を読んでみて。この文章自体は複数人数での議論。興味を持ったのはRubyと比較してる点。
 掌田さんの入門ページを読み終えて、条件文も繰り返しもオブジェクトに対するメッセージとして記述すると知り、かなり意気消沈。Perl入門書の最初の章を読み終えたときの感覚に近い。「ちょっとこれは勘弁」。
 Rubyと比較するのもわからないでもない。Smalltalkから借用したアイディアも幾つかあるのだろう。Rubyはいわゆる手続き型言語っぽく書けるって点が私にはまっとうに映るんだろうなぁ。Smalltalkをバリバリ書いてる自分自身の姿が想像できない。凡人。

2004.12.23

 どうもCubase SXでHAL-9000を再生させるとプチノイズが載る。TASCAM US-122のレイテンシ設定を256から512に変更すると解消するが、どこかのタイミングでマシン負荷が上がっているようだ。
 ハードディスクの交換で回転数が落ちているのは事実だが、それがさほどの影響を与えているとは考えにくい。プチるのは通常CPU負荷関連だし、ハードディスクの問題がレイテンシ設定で解消するはずがない。ハードディスクの速度が問題になったときは、プチるどころの現象ではないと思う。どのみちPM8500に入れてるハードディスクよりは断然高速なはずだが。
 やはりSP2の問題だろうと、NTサービス一覧とにらめっこ。SP1時代にはなかったものといえばSecurity Center。これを停止したところプチらなくなった。やはりCPU負荷の問題だったのだ。Security Centerってのが具体的にどういう方法で監視しているのかは知らないが、普通に想像しても負荷が上がりそうな機能ではある。しかも初心者以外のユーザには邪魔なだけの無意味な機能だ。
 次に問題になったらWindows Firewall/Internet Connections Sharingを停止することになるだろう。SP1時代には止めていた(多少名前の違うサービスだった)。SP2になって実用性が上がったので有効にしてるのだが、DAW用途の時には止めても良い。
 本当はAutomatic Updateあたりも停止したいのだが、こう頻繁にWindows Updateがあるといちいち面倒なので動かしたままにしている。

2004.12.26

本田雅一の週刊MOBILE通信(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1228/mobile272.htm)
『80GB程度では、ビジネスデータのうち必要な一部分を持ち出す形になるが、その2倍になれば過去の履歴を含めたすべての情報を持ち出せる』

ビジネスデータってそんなに容量食うもの? 80GB程度で足りないなんてのはビジネスデータでなくマルチメディアデータなんじゃないの?

2004.12.28

 巷で噂のcoLinuxを入れてみた。ようはDebian。Debianはだいぶ昔に一度触ったことがあるのだが、まぁこんなに使うのは初めて。
 デフォルトの状態では呆れるくらい空っぽ。まともに動くようにするのに結構いろいろapt-getしなくてはいけない。でも、最終的にはちゃんとdselectするはめになるんだろう。
 ネットワークはWinPcapでブリッジ。最初DHCPさせようとしてダメで、固定IPでようやくネットワークがつながった。初期状態ではdhcp-clientが入ってないからだ(ってのは後で知った)。
 まずtelnetdとftpdを入れて、canna、emacs等々何かをするたびに何かをいれなくちゃいけない。これ、破綻してないんだろうねぇ。

 namedが文句を言ってきてCPUを食われる。しょうがないんでbind9を切る。DNS関連で何か設定が変なのかもしれない。どのみちcoLinuxでDNS機能なんて無駄なだけ。

 VrtualPCよりなんだか気が楽。

2005.01.07

 家でのPC生活環境にデスクトップLinuxを加えようと思いついた。現在どの程度使えるのかの検証だ。
 最新とはいえないがNeoCoreのお試し版XprioriがRedHat9を要求してくるのでそれを使うことにする。家でXprioriを使うとは思えないが、多分RedHatならサポートが打ち切られても当面主流なのではとの予想(特に商用アプリ)。現在Linuxディストリでは決定打がなさそうな気配。Debianにしたほうが良いのかもしれないが、日本語向けの環境があらかじめあるのかどうかといったことも勘案材料。まぁ、ともかくRedHatを使ってみようと思った。
 以前からPCのハードディスクは2GBをBeOS、4GBをLinux向けにパーティションを用意してある。以前Windows2000を入れなおした(というかIBMの例のディスクが死んだのでリプレースした)ときにも一応同じようにパーティションを用意していた。ようやくその空のパーティションにOSを入れるわけである。
 ブートマネージャはBeOSのbootmanが好きなのでまずBeOS5を入れる。久しぶりに動かすと軽くて良いね。アプリがなんにもないのが困ったもんだけど。
 いよいよRedHat9のインストールだが、全部フルで入れると4.8GB要求してくる。パーティションは4GBなのでこれでは入らない。多少削って入れても苦しいサイズだ。実際一回削って入れてみたが残りスペース700MBとかだと精神衛生上良くない。
 /dev/shmとかいうのがメモリの半分のサイズ程ディスクを食ってるのがなんとかならんもんか。これは何? Webで検索してもイマイチ納得できる説明が見つからない。カーネル2.4以降のPOSIX関連の共有メモリの何かだそうだが。
 まぁ、こんな状態じゃ使えないんで、スレーブの6GBディスクも使う。ついでに部屋に転がってる4GB SCSIディスクも使う。一応一番でかい6GBを/usrに、SCSIを/homeに振る。っていまどき誤差のようなサイズ。
 素直にハードディスクを買いに行くのが一番な気もするが、まぁ、検証実験なんでこのまま続ける。
 /usrの6GBが75%の使用率になった。結構微妙。
 RedHat9は入れたら本当にそのまま日本語環境になる。こういうのってDebianとかじゃまだ無理なんだろうな。RedHat9は世界共通のCD-ROMでこうなるんだから可能なことなんだろうけどね。TurboLinuxとかVineLinuxなんかでもきっちり日本語環境にはなるんだろうなぁとは思うが。
 OpenOffice.orgはだいぶ古い1.0が入っている。日本語入力をするといきなりどうにもならない状態になる。
 Webで情報を探すと、kinput2の設定を変更しろとのことで、/usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/Kinput2 に以下を加えると解消する。
-----
*SeparateConversion.input: false
*selectionShell.input: false
*auxShell.input: false
-----
 構築する必要がないとはいえRedHat9もパソコン初心者だとワープロも使えないってことだな。
 Firefoxを入れると本当にWindowsやMacintoshと遜色ない環境になる。Webブラウズだけだけど。昔と違って表示が綺麗なのは東風フォントのおかげなんだろな。今は東風じゃないんだっけ、でもRedHat9には東風が入っている。とはいえ根本的な垢抜けなさ加減はどうしたもんやら。
 OpenOffice.orgの最新版を入れようとしたらインストール方法がPDFで入っていた。PDF...PDFどうやって見るんだよ。
 まずLinux版Adoeb Acrobat Reader 5をインストール。最近のLinuxのウィンドウマネージャとはあまり合わない古典的ウィジェット。で、AdobeのサイトからAsian font packのJapaneseをダウンロードしてインストール。ちゃんと日本語のPDFが読めた。
 後で気づいたのだがGhostViewのKDE版ってのが入っていて、日本語の文書も読めた(あまり綺麗じゃないけど)。
 OpenOffice.orgのインストール途中、Javaがないとのこと、この際だから最新の1.5を入れよう。何度訪れても道に迷うのがSunのJavaサイト。RealNetworksじゃないんだからもうちょっとわかりやすく整理してくれないかな。JDKをダウンロードしてほしくないんだろうか。
 OpenOffice.org1.1.3の動作確認後はいよいよapt-getである。
 RedHat9はRedHat社によるサポートが既に終わっているのだが、広く使われているOSってことでユーザによるメンテナンスが行われているそうだ。そのメンテナンスツールがaptで旧RedHat向けは http://apt.freshrpms.net/ がメインサイト。
 apt-get update 後 apt-get upgrade。しばらく放置してるとエラーで止まった。kdegraphics がどうのこうの。Webで調べてもあまり合致した情報がない。
 しょうがないので、/var/cache/apt/archive にある kdegraphicsのrpmを直接 rpm -i --force した。apt-get upgradeを再開するととりあえず進み始めた。放置して出勤。続きは帰宅後。

 WindowsやMacintoshがよくできたPC生活環境であると再認識しつつある私であった。

2005.01.17

 続き。
 ほぼ無事にapt-get upgradeは終っていた。
 kdegraphicsが重複してるんでどうしろとか親切にもメッセージがでていた。
/etc/apt/apt.confに加える行。
-----
RPM::Allow-Duplicated { "^kdegraphics$"; };
-----
 いつのまにやらログイン時にximian evolutionとかいうアプリが自動的に起動するようになってしまっていた。さて、どこにこの自動起動設定があるのやら。
 ~/.gnome2/sessionとかいうのがそれらしい。探した探した。でも結局はrpm -e evolutionした。PIMはこのマシンでは使わんし、メールは別のマシンにtelnet。
 印刷マネージャとかいうやつを起動するとなにやらエラーがでるがプリンタがいろいろと一覧された。でも全部ママのマシンneveのプリンタだ。AdobePDFなんてのもある。CUPSとかいう技術でプリンタの共有をしているそうだ。でもまぁ使いようがないんでLPRでalephにつながっているHP LeserJet 4PJから出力する設定に変更。Firefoxから印刷。
 Network Serversというメニューアイテムを起動するとNautilusでSambaボリュームが一覧された。デフォルトでSamba Clientが入ってるのね。これで見える文書アイコンをエディタにドラッグ&ドロップしてもエディタに拒否される。smb://xxxxなんて文書は見つからないと。マウントしてるわけでないある種のftpクライアントのような状態なのであたりまえといえばあたりまえなんだが、絶対間違える。
 しかし、初期状態のCannaは変な変換の嵐だ。「へんな」の第一候補が「平安名」で、「変な」より「變な」の方が上に候補される。変なの。Linuxの情報を漁ってて「撰択」を見つけた。もちろんCanna初期状態の「せんたく」の第一候補は「選択」ではない。
 全角スペースを入力するのに「@」を二度押すのも初心者には絶対わからんだろうなぁ。細かい変な部分をマメに改善しない限りデスクトップLinuxなんて誰が使うかね。Shift+Spaceで日本語入力モードの変更だってのも知らないと厳しいし、そもそも間違えて押しちゃうことが多い。変換候補選択で戻るのについ押しちゃう。また押した。

2005.01.19

 Debian JPのサイトを読むと、Debian JPの成果は本家に取り入れられて独自のパッケージをリリースしていないとのことで、基本的には即日本語の使える環境を用意できそうだ。どんなもんなのか試してみたいが、他のディストリに比べでかそうなのでまずはハードディスクあるいは新マシンが必要だな、と。

2005.01.19

sambaボリュームをマウントしようとしたら
smbmnt must be installed suid root for direct user mounts (500,500)
なるエラーでマウントできない。
Webで探すとどうやらsmbmntコマンドの権限の問題らしい。
rootになって/usr/binに移動、chmod +s smbmntで無事マウントできるようになった。

nautilusでMacOS XにSamba接続しようとするとエラーになる。なんだかなぁと思う。

2005.01.21

Subject: 昨日の物欲
Date: Sat, 22 Jan 2005 12:47:30 +0900 (JST)

 さほど期待せずに待っていたメモリ版iPodがアレだったんで、
昨日Creative MuVo N200 1GBを買って来ました。3年半ぶりの
MP3プレーヤーのリプレース。
http://jp.creative.com/products/product.asp?category=213&subcategory=215&product=10737
 別にCreativeという会社が好きと言うわけでもないのに、二度
続けての導入。
適切な製品を適切なタイミングでリリースしてるって意味なんだろう。
 これで、iTMSが始まっても私は無関係のヒトなわけです(^^;)。

 N200といっしょに実売2000円のKOSS THE PLUG
(耳栓式ステレオイヤホン)も買って来ました。
これが予想外に良くて、気に入りました。
 ただし装着感は良くないのでヒトには薦められません。

 MP3プレーヤーの電池のもちは堅実に伸びてるね。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 そんなわけで3年半ぶりに4台目のMP3プレーヤーを買ってきた(MP3プレーヤー専用機としては3台目)。Creative MuVo Micro N200 1GB。
 現在進行形のジャンルの製品にとって3年半ってのは長いようで、電池半分時間倍になっている。省電力という観点でMPEGデコーダチップは格段に進歩しているといえる。
 再生してると時々ブッとノイズが混じるが、安いメモリを使っていてスピードが間に合わないとかあるんだろう。ファームアップデートで改善されることを望む。
 Creativeは以前、ユーザ情報を収集するスパイウェアの疑いのあるソフトをユーザに無告知で勝手にインストールするってんで物議を醸したが、さすがにもうスパイウェアっぽいものは入れないようだ。だがしかし、今回普通にCD-ROMからインストールしたら「マイコンピュータ」に「MuVo N200 メディアエクスプローラ」という余計なものが常に表示されるようになり、エクスプローラ起動時に毎回待たされるようになった。勘弁してくれよ。とにかくこれをどうやって外すのか探さないと。
 元々USBマスストレージクラスに対応してるんで何も入れなくて良い。もう二度とインストールしない。

 普通にプログラムの追加と削除でアンインストールできた。疑って御免。

 ソニーがアイワブランドでのメモリ型MP3プレーヤーの新製品を2月に発売するとプレスリリースを発表したが、1GBモデルが30000円前後。ちなみにN200は21800円。さすがにソニーの製品は曲中のブッはないんだと思うが、それでも値段1.5倍はなんだかなぁ。しかもソニーでなくアイワで出すのにこのブランド料かい。USBマスストレージクラス対応ってわけでもないんでMacintoshでは使いようがないのも難点。
 あ、でも単3電池で80時間って凄いな。そこに価値を見出せればアリかもしれない。

2005.01.24

 勤務先のサーバの整理でいまや誤差のサイズの外付けSCSI HDをもらってきた。20GBである。
 ドライブのケースを開けるとIDE-SCSI変換ボードが入っていた。あぁ、そういえばこういうのが流行ったこともあったあった。実物を見るのは初めて。でも解体してIDE HDとしてPCに入れる。
 試しにDebianを入れて使ってみようかとインストールしてみたが、自力で丹念に日本語環境を構築しなくてはいけないとわかり即削除。再度RedHat9を入れる。今度はkdegraphicsの問題もなく無事にインストール終了。RedHat9はLinuxデスクトップとしては最低限こうでなくちゃはクリアしてる。
 サーバ機のnetatalkをバージョン2に上げようと画策したが、glibcが古く、そのバージョンを上げるにはgccやらなにやら総入れ換えっぽいってことでちと断念。
 ディレクトリ間のファイルの同期をとるスクリプトをRubyで書いた。サーバ機と各クライアントでこういった駄文の同期をとるためだ。ええと、これはRedHat9で書いている。MacOS Xと同期をとるときに問題が発生。
 MacOS Xとサーバ機はnetatalkでファイルのやりとりをするわけだが、Finderを経由せずにサーバ機のディレクトリに置かれたファイルを直接HUNDOSHI-EDITで開くとその瞬間に.AppleDoubleディレクトリ内にリソース向けエントリが作られ、日時が現在日時に変ってしまうのだ。バージョン2で解決してるかなと思ったのだが、動かせないでいる。
 GripGropの検索対象では日時は変らない。ってことでHUNDOSHI-EDIT側の問題ではないかと思い調べてみた。日時が変更されるタイミングは、リソースフォークを開いたときと判明。まぁ、予想通りだが、どうしたもんか。
 とりあえず、リソースフォークを開く前にリソースのサイズをチェックし、空なら何もしないようにした。日時が変ってしまう現象は解消。

 smbmountしたボリュームにnautilusでコピーできないという問題もある。shellでは可能なんでなんらかの解決方法はあるとは思う。想像もつかないだけ。

2005.01.25

ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし(GBA)
 しあわせのかけらは残りひとつ。フィギュアは十数個残ってる。ラスボスは変身後の倒し方はまだ知らない。カプコンゼルダは終わらせる気力が続かない。このへんで終了かな(十分遊んだ)。

エースコンバット5(PS2)
 まだ始めてない。そのうち始める予定のまま。

ドラゴンクエスト8(PS2)
 一度ラスボスを倒したものの、正しいエンディングには誰それを倒して云々とか、かなりやる気をなくす。これもこのへんで終了だろうか。

ゲームボーイウォーズアドバンス1+2(GBA)
 少しずつやってる。日本版を手に入れたんでママに英語版2を渡す。ハマッてる模様。英語の方が字が読みやすいそうだ。

MOTHER 1+2(GBA)
 ママが放棄したんでとりあえず1をクリア。2を始めたが、なんだか続けるのも微妙なゲーム。

ビューティフル ジョー(GC)
 ヤマダ電機で中古で買ってきたんだっけ。面白いアクションゲームだと思う。

R:レーシングエボリューション(PS2)
 トイザらスのワゴンセールで買ってきた。なんだか評判が悪かった記憶があるが、良くできたレースゲームだと思う。リアルとファンタジーのどっちつかずなのが難点なんだっけか。プレッシャーシステムも余計っちゃ余計。実車系はナムコ初なんだっけ。自動車の運転をしない私にはリアルさ加減は不明。SEGA GTに比べれば大抵のレースゲームは良作になるのかもしれないがなぁ。SEGA GTはシステムはオッケイとしても、難易度設定が間違ってるとしか思えない。ってR:レーシングエボリューションには関係ないな。実車系レースゲームってグランツーリズモと首都高バトル以外は苦戦のジャンルなんだろうか。
 いくつかのレースゲームで鈴鹿を体験してるわけだが、時代とともに表現が精緻になるのが良くわかる。リアルかどうかはわかんないけど。
 ひたすら一直線に走るだけの米国莫迦レースをゲーム化したのは面白い冗談だと思う。SEGA GTもカーブでコケる軽自動車という冗談をかましてくれたが。ってSEGA GT好きなんかな。

キュービックロードランナー(GC)
 元値が3000円だからってトイザらスのワゴンセールで1000円ってのは秋葉原では500円ってことだろうか。売れなかったんだろうなぁ。まぁ、誰しも「いまさらロゥドランナァ?」って思うよな。
 「おやこであそぼ!」のキャッチフレーズが付いているが、親はまだしも子は遊ばないだろ。
 ゲーム自体はロードランナーのシステムとルールを正しく3D拡張したもの。ロードランナーには変な移植版が色々とあるのだけど、これは正統な進化と思う。なんというかきっちり正しく真面目にロードランナーだった。テイストはアイレム版を踏襲している。
 で、ことのほか面白い。全60面中25面程やったが、アクションパズルとして秀逸なゲームだと思う。ただ、見た目が地味なのが問題か。マリオのような華はない。
 ファミコン版はアイレム版を元にしていたにもかかわらず、一度に面全体が見えないという大きな欠陥があり、難易度が変に上がってしまっていた問題作だった。100万本売れたとパッケージに書かれているが、スクロールするのを見て「エー!!」と思った人も多かったろう。私はブローダーバンド版の移植のMSX版を中心に遊んでいた。アーケードでもよく遊んだ。
 見た目はどうでもいいとして、肝心のゲームはきっちり面白い。ゲームオーバーの度にセーブしなくてもいいだろってのはシステム的な問題点で瑣末なハナシ。
 ググッたらPS2版がベストで希望小売価格1800円だった。毎日新聞のゲームクエストにはGC版もPS2版もエントリーがない。と思ったら「ハドソンセレクション」って頭に付いて掲載されてた。これじゃ探せないって。誰も投稿してないし。
 Webで「※キュービックロードランナー・・まさか初動4桁も売れないとは・・(泪」という記述を見つけてしまった。最近はゲームが桁違いに売れないのね。私も昔ほどは買わないけど。PS2版ベストがある程度売れててくれると嬉しい。レトロゲームなんだし、ターゲット年齢考えたらGCじゃないだろうよ。

2005.01.31

 『ワーナー、CCCDを終了。昨年12月から新譜は通常CDに』(http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050131/wmg.htm)
 しかし、エイベックスもソニー(ミュージック)もワーナーも客を泥棒扱いしておいて一言「ごめんなさい」も言えないのかね。あまつさえ「CCCDは一定の成果をあげたものと判断した」ですかい。この言葉自体エイベックスやソニーのコピペ。
 お母さんはそんな子に育てた覚えはありませんよ。

 実際CCCD騒動によって生まれた音楽ファンとの溝は10年くらいは消えないだろう。レコード会社は音楽ファンの意見なんて聞こうともしないということがはっきりとわかったからだ。「音楽ファンの皆様のご理解ご支援を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます」ってさ、だからさ、まずは間違いを認めて謝りなさい。
 それに比べれば井原副社長が「ソニーは音楽のコーデックに関して、戦略的な誤りがあったと思っている」と発言したソニー(本体)は救いがある。

 ともかくあと20年はレーベルゲートCDの認証サーバは保守してくれ。それが責任ってもんだ。

2005.02.01

当面我が家では松下製品新規購入禁止。
同業者として他人事ではない。

件の特許が既存技術の容易な組み合わせであり、意義のある新規性がないことが証明されることを望む。状況依存ヘルプとアイコンを組み合わせただけで何が発明だって?

2005.02.02

 トゥームレイダーの映画2作目を観た。まぁ、これといった売りのない普通にアクションな映画。ヒットはしなかった。むしろ露骨に松下製品のオンパレードとなっている点が嫌みったらしくて評価を下げる。こんな映画、売れなくて正解。

2005.02.07

 ソニーがオーディオのコーデックの選択の誤りを認め、主力ポータブルオーディオ製品のMP3対応を開始したことで、ようやく本当にMP3がカセットテープやMDの次の何かであることが確定したように思う。
 そもそもAppleによってiTunesがリリースされた2000年の時点でMP3は標準として確立していたといえる。ソニーの判断は5年も遅れたのである。まだ自社規格による囲い込みが可能だと、少なくとも上層部は信じていたのだろう。しかし、現場ではMP3がいかに標準であるかの理解が広まり、主力でないオーディオの扱える製品では当たり前のようにMP3に対応していた。ソニーが何をすべきかは現場は知っていたのである。
 これで古いATRACはまだしもメディア縛りのないATRAC3やATRAC3plusの命運は尽きたといえる。ベータに比べれば短期間に決着が付いたことで被害はさほど広がらないとは思うが、やはりあと10年はサポートを続ける義務がある。壊れていないNetwork Walkmanが存在する限り、その時々のメジャーなOSで動くエンコードソフトをリリースしなくてはいけない。Mac版を出せとかは言わないから最低限これだけはすべきかと思う。でなければ製品の無償交換だろう。
 そうそう、MoraってATRAC3なんだっけ。道楽ならいいがちゃんと商売するつもりならさっさとコーデックを変えなさい。他社の特許を使いたくないのはわかるが、CDで儲けすぎたバチなんだと思うぞ。音楽はあなたがただけのものではないのだから。
 ともかく、ソニーの動向には期待しています。

 そういえばメモリースティックしか扱えない製品を避けると、ソニー製品を買えなくなっちゃうもんだね。コニミノのG400はSDと両対応という珍しい製品だけどメモリスティックは持ってない。多分私にはPSPが初のメモリスティック活用マシンになるんだろうな。もちろんやりたいゲームがリリースされてからだけど。
 最近買ったソニー製品は小さくなったPS2。これはメモリスティック端子がない。

 ほとんど100円ライターにしか見えないCreative MuVo Micro N200を楽しみながら。

2005.02.09

 2001年に買ったDVDプレーヤー Marantz DV3100は別に壊れているわけでもなんでもないが、4倍速メディアのDVD-Rで焼いたDVD-Videoが再生できない。日本マランツに問い合わせるとそもそもDVD-Rには対応していないという返事。ううむ。先日Underworldのライブビデオで飛んだしなぁ。リプレースを考えねばならない時期か。
 文章、画像そして音声まではメディア縛りがほぼ無意味な状態になったが、次は映像の番である。DV撮影した映像を手軽に今のテレビモニタで鑑賞するのが主目的。いままではわざわざDVD-VideoとしてオーサリングしてDVD-Rに焼いていたが、DVD-Rに焼いた素のMPEG2やらMPEG4、およびDivXのAVIやWMV9等を簡単に再生できればそんな手間は不要である。加えてネットワーククライアントとして動作できるのが良いだろう。リージョンフリーはメーカー製を買う限り無理な要望か?
 ただ、こうなると現実的な選択肢はかなり狭い。ビデオ再生装置としてのあるべき姿の未来形は明らかにそこなのに、日本の大手家電メーカーは皆がソッポを向いている。そろそろハードディスクビデオレコーダーも頭打ちになってるのに呑気なもんだ。DivXは映像界のMP3だってのが解ってるんだか解ってないんだか。単体DVDプレーヤーは異様に安いのでもはや価値を加えるほどの魅力・市場性はないってことだろうか。
 録画した映像ファイルを自由に扱えないハードディスクビデオレコーダーにはなんら魅力は感じない。娘がビデオ録画を要求するようになってからでいいやって程度。
 こうなるとIO-DATAの製品くらいしか選択肢がないぞ。困った。それなりに制約は多いようだがなぁ。

2005.02.09

 AviUtl覚え書き。
 Windowsでムービーを扱う素晴らしいソフト。
 DivXのコーデックをインストールしておく。MP3のコーデックもインストールしておく。
 Ulead VideoStudioでDVカメラからキャプチャした巨大AVIファイルを読めないがds_input.auiというDirectShowを利用するプラグインを入れると読めるようになる。
 その状態でDivX+MP3のAVIを出力すると、なぜか音声のスピードが半分になってしまったので、VideoStudioで音声だけ別にWAVEとして出力、それを読み込んで処理すると解決。
 DivX+MP3のAVIはMac OS XでもDivXのコーデックをインストールすることで鑑賞可能。
 DivXは600MbpsでVHS程度の品質か。

2005.02.09

Subject: 物欲報告
Date: Sat, 12 Feb 2005 13:01:03 +0900 (JST)

 2001年に買ったマランツのDVDプレーヤーで4倍速DVD-Rが再生できなかったの
ですが、問い合わせるとそもそもDVD-Rには対応してませんとの返事。
 DVD-Rってのは互換性を捨てたんだね。

 で、とりあえずはPS2で間に合わせてたんだけど、リプレースとして
IO-DATAのAVeL LINK Player AVLP2/DVDLJを買ってきた。無線LANなしの
方のモデル。

 これっていわゆるMediaWizの一種で、いくつかの形式の映像や音声をネットワーク
経由で再生できる装置。httpクライアントとして動作して、WindowsやMacintoshを
サーバにできる。
 サーバソフトは製品付属以外にいくつか勝手に開発されたフリーウェアがあり、
Linuxをサーバにするにはそういったものを使うことになる。
 いやまぁ、WindowsもMacintoshも製品付属よりはフリーウェアの方が融通が
効くんでもう純正サーバを起動することもないと思うけど。

 もちろんDVDプレーヤーでもあって、さっき「アイ,ロボット」を観た。
『アイ ロボット DVD 広告 長い』でググると浅利さんのページがトップに
できてた。いや本当に長い。ハリポタの広告が屁でもないと思えるくらい長い。

 「アイ,ロボット」は2種類の値段の製品を売ってるけど、高い方の広告も
同じだけ入ってるんだろうか?

#一応原作を読み直してから観た

OSTRA / Takeshi Yoneki

 そんなわけでアイ・オー・データ機器のAVeL Link Player AVLP2/DVDLJ を買ってきた。無線LAN・DVI-I端子なしモデル。一緒にギガイーサハブも買ってきて、今まで使ってた100Mイーサハブを居間に持ち込んで接続。
 ヨドバシカメラのDVDプレーヤーコーナーには大手家電メーカー製の単体プレーヤーは単体プレーヤー全体の半分以下程度しかコーナーを占めていなかった。アイ・オーとかバッファローとかのマニアックな機能強化をしてる非家電メーカーがもはやDVDプレーヤーの主役なのだろう。DVDプレーヤーの市場性はもはや小さいのかもしれない。大手はDVDレコーダーを売りたいんだろうから。そもそも単体プレーヤーのコーナーは狭い。DVDプレーヤーってのは家電として終わってるんだろう。まぁ、私もPCの周辺機器として注目してたわけだし。
 調べるとどうやら大手はDVDなしで純粋にネットワークプレーヤーとして製品を出してきている。あぁ、このカテゴリはまだ始まったばかりだったのか。
 最初にいつも通りDVD「2010年」を再生。ドライブ音がうるさい。これは失敗かと思ったら設定でドライブスピードを落とせた。FAQを見ると初期のファームではそういう機能はなかったようなので、ちゃんと苦情対処したということだ。感心した。
 Windowsにサーバソフトを入れると、このディレクトリを見てねと設定した以外に外付けHDDがまるごと見えている。どうやらアイ・オー・データ機器製の外付けHDDは必ず見えるようになっているようだ。勘弁してよ。
 サーバソフトはWindows向けとMacOS X向けとあるが、MacOS X向けはディレクトリ固定っぽい。ううむ。
 AVeL Link Playerは、Sigma Designsのデコーダチップを使ったいわゆるMediaWizの兄弟製品(Syabasアーキテクチャ互換機)だ。MediaWizでのノウハウの多くが使える。そう、MediaWiz向けのフリーのサーバソフトがそのまま使える。HDDが全部見えるんじゃ使い勝手もあんまりだし、そもそもLinuxをサーバにしたいので早速wizdというサーバを導入。wizdはMacOS Xでも動作する。WindowsにはUzuを導入。
 DivX+MP3でエンコードしたAVIファイルが普通に居間で鑑賞できるってのは良いね。MPEG2も鑑賞できる。
 AVeL Link PlayerはMediaWizと違ってにただ単純にファイルとして焼いたMPEG2ファイルやらも鑑賞できる。この点が本当に嬉しい。やっとHDDの肥やしをDVD-Rに追い出せる。追い出すだけなら今までもできたんだが、それをそのまま居間で鑑賞できるというのがポイント。
 妙に気に入っていろいろ遊んでる。一週間で飽きるとは思うが、LANだけでなく外も見に行けるHTTPクライアントなので、結構奥が深い。天気予報データとかテレビ番組表を加工して表示させてみようとか考えちゃう。
 ともかく便利なDVDプレーヤーだ。
 テレビドラマを沢山観るヒトは素直にDVDレコーダーを買うのが楽なんだろう。我が家はNHKの大河ドラマを除いてドラマを全く観ないからテレビの録画にほぼ需要がない。娘はまだカートゥーンネットワークばかりで、録画してまでってものではない(今のお気に入りはタイムボカン)。娘が成長したらなんらかの需要は発生するのかもしれない。

2005.02.14

 『帰ってきた…買っとけ! DVD アイ、ロボット』(http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050215/buyd162.htm)
 たった2ヶ月前は「ハリーポッター アズカバンの囚人」での飛ばせない広告に文句を書いていたが、横槍でも入ったのだろうか、15分もの我慢の限界を超えた飛ばせない広告に対する文句は全く記載がない。Impress Watchは急速に信頼に値しないメディアに成り下がったということだ。
 小寺氏のソニーに対する苦言にも横槍が入ったそうだし、インターネット時代にはメーカー側の悪意ある行為は隠せないという特性を理解していないところが多いようだ。

2005.02.16

 昨年末にQY20に記録したコードネームgreenの録音開始。

2005.02.17

 『週刊デバイス・バイキング 高音質がウリの国産フラッシュプレーヤーケンウッド「M256A3」』(http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050218/dev104.htm)

 クリエイティブ製品そっくりだと思ったら、クリエイティブのOEM。
 ところがこういう製品に必須のUSBマスストレージクラスに対応してない。何考えてるの? いくら日本レコード協会が怖いからってあからさまな制限を付けてどうするのさ。クリエイティブ製品が日本で売ってないならともかく。しかも値段も高い。
 暗号化のための専用転送ソフトねぇ。MacOS Xに対応する予定はないだろうなぁ。iTunes向けのドライバを用意しろとは言わないけど何らかの手段を用意するのが筋じゃないだろうか。まぁ、Windowsオンリーにせよ試金石としての64bit対応が間近に迫っているのは理解してるのかな。独自路線を始めるならそれを貫き通すのが責任ってもんだ。結局MacOS XやWindows XPに対応しなかったFinePix 40iのような無責任なことはしないよね、ね、ね。

 『市場が成熟するにつれ、国内ブランドの信頼感が重要になり、同社でも40歳代以上の年代へのブランド力を生かした販促展開なども図るようだ』

 40代をナメんじゃねぇ。

2005.02.19

 Windows版のQuickTime Playerの起動に異様に時間が掛かるようになってしまった。ネットワークを見に行ってタイムアウトっぽい待ちが発生している。QuickTimeコンパネ等を設定しなおしても一向に改善しない。再インストールまでしてみたが変わらなかった。
 翌日もう一度起動したらネットワークアクセスするもののすぐに反応があるようで待ちはなくなった。もしやと[ファイル - 最近使った項目を開く - メニューを消去]をすると、起動時にネットワークアクセスしなくなった。あぁ、これだったのか。でも、なんでアクセスするんだろう。で、なんでアクセスするくせに消えていたら項目から削除しないんだろう。中途半端な実装が仇。
 ときどき問題になるAcrobat Readerのネットワークアクセス問題もこれなんだろうか。盲点。とはいえAcrobat Readerには一覧の消去をする機能がないので対処不能という意味では深刻。レジストリから消去するツールでも書こうか。

2005.02.27

 渋谷というか原宿というか外苑前というかどの駅からも遠い神宮前のコパTOKYOでわんこ肉を食べた帰り。
 わんこ肉とはブラジル料理のシュラスコの米木家での隠語。わんこ蕎麦からの類推で、ググると案外こう表現しているヒトは何人もいる。まっとうな類推ということだ。実はわんこ蕎麦は食べたことがない。伝聞やらテレビ等での表現しか知らない。
 数年前、日韓共同開催のサッカーワールドカップのおかげで食料としての犬に注目が集まった。わんこ肉のわんこはわんこ蕎麦のわんこだから椀のことなんだと思うが、犬の肉に聞こえる可能性がある。狗と書くと食えそうな気もするがワン公はイヌ。娘にはお外でわんこ肉とは言わないよう指導が入った。
 戻す。その帰り、銀座線の車両に入ると娘が「臭〜い」という。五歳児の語彙には漢字はないが「くさい」よりは「臭い」の方がより臭そう。臭さは一緒。
 かねてから東西線でときどき親父臭い電車があるとママに話してたんだが、今回初めてママはその親父臭い電車に遭遇したのである。いや、本当に親父臭い。電車が臭いのである。
 こんな臭い電車はJRでは経験ない。地下鉄のみだ。いったい何が原因なんだろう。

2005.03.01

 保育園の行事をクラス別に代表が撮影したビデオをDVDに焼くことになった。先日買ったAdobe Premiere Elementsの初仕事だ。
 DVカメラとFireWireハードディスクをノートPCに接続して電源を入れたが一向に起動しない。一旦外して再度電源を投入し起動してからDVカメラを接続したらドライバのインストールが始まった。SP2のためにOSをクリーンインストールしてから一度も接続してなかったということだ。
 外付けハードディスクのFireWire接続でもトラブったが、これはアイ・オーデータ機器のACアダプタの端子が特殊かつ機能性が悪いということなんだろう。全部止めた後でACアダプタをしっかり差し込みやり直したらちゃんとマウントした。なんで普通によくあるACアダプタの形状じゃないんだろう。
 受け取ったDVテープからキャプチャするとどうも映像が平板だ。見に行ったママに聞くと「こ〜んな大きさで、こ〜んなカタチ」とメーカー名すら不明。かなり初期型で非ソニーかつ非カメラメーカーなんだろうか。ともかくCCDの出来が悪いんだろう。
 キャプチャの最中モニタしてる音や映像がときどき飛ぶが、できあがったAVIファイルは問題ない。システムの性能が低いだけ。というかキャプチャとハードディスクをCardBusのFireWireだけでアクセスしてるのが問題かもしれない。ハードディスクそのものもどちらかといえば低速の部類だ。
 Premiere Elementsがそういった足回りの重いソフトなのかもしれないという点はあるだろうが。慣れると使いやすそうだという感触はある。Uleadの製品に比べると、比べちゃいけないんだろうが、非常に真面目で真っ当な製品だ。惜しむらくはWindows2000非対応だって点だ。

2005.03.04

 褒めすぎた。
 Premiere Elementsのムービー編集はわかりやすいし取っ付きやすい。機能のほとんどは使ってないが。しかしDVD作成がいただけない。メニュー付きDVD作成はテンプレートを選ぶのみ。なんらカスタマイズ性はない。信じがたい。iDVDのダメなところを真似てもらっても嬉しくないんだけど。
 チャプター付きメニューなしDVDが簡単に作れるってのは嬉しいんだが、まっとうにメニューが必要なときはUlead DVD Workshopを使うことになる。
 あと、普通のマーカーをDVD向けのマーカーに変換する機能はないの? いちいちマーカージャンプしてからAlt-M Alt-D Enterじゃあんまりなんだけど。

2005.03.05

 www.yodobashi.comでパソコンを選ぶときに「CPUで選ぶパソコン」という選択肢がない。AMD Athlon64搭載機を探してるんだがどうやら日電 VALUESTAR TZ以外は全部Intelらしい。www.tsukumo.co.jpを見ると日電以外には富士通とショップオリジナルが加わる。こりゃ公正取引委員会が文句も言うわ。
 AMDのSocket939マシンはBIOSのアップデートでデュアルコアにできる(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0302/idf04.htm)が、IntelのLGA775ソケットはデュアルコアとは互換性がない(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0304/hot358.htm)。奇数の年のパソコンとして2005年はSocket939マシンにしようと考えたのはこの点が決め手。来年CPUを差し替えるときにやはりデュアルコアにしたいじゃないの。
 この思惑が巧く嵌るかどうかは確実なことはないけどね。

2005.03.05

 NEC VALUESTAR G TZを注文した。
 しかし、調べるとどうやらSocket939ではなく、しかも64bit Windowsが動作しない。
 困った。キャンセル希望。月曜日に電話しよう。
 地道に自分で組むしかないのか。

2005.03.06

 NECダイレクトに電話して無事キャンセル。やっぱ日電とは縁がねぇや。つうか2005年春モデルがSocket939じゃないとか64bit Windowsが動かないとか、やる気あるの?
 日電に限らず現在デスクトップモデルでやる気のあるメーカーなんて皆無なんだろうけど。

2005.03.07

Subject: Re: 転居半年経過のお知らせ
To: Yutaka Ikeda
Date: Wed, 09 Mar 2005 00:21:55 +0900 (JST)

おお、生きてたか。
簡単には死なんとは思っていたが、元気かどうか不明だがなにより。
昨年秋に軽音(まだあるそうだ)OBライブに出たんだが、いつも
通り反応は微妙。現役学生は作品と同じ年もいる。困った。

まぁ、私は科学より科学周辺が好きなんだろうと思う。研究室も
卒論も縁がなかったわけだから。まぁ、コンピュータは独学したが。
(ちゃんとしたロジックは知らなかったりする)
で、エセ科学。

いま最もホットなエセ科学と言えば「ゲーム脳」の文理のあの森とかいう
莫迦。いくら文理だからってそりゃねぇだろ。ちと勘弁。

奇数の年はパソコンを買う年も20年目。パーツは注文したんで、スムーズに
いけば来週あたり64bitパソコンを組み立てることになる。

OSTRA / Takeshi Yoneki

AMD Athlon64を選んだ理由。

1. そもそもPentium4が嫌い。クロックと比較して性能が極端に悪い。
2. x86系の素直な64bit拡張はAMDが本家。
3. EM64T搭載Pentium4はAthlon64に比べ安い製品がない。
4. Athlon64は現行チップセットでデュアルコアに移行可能と発表された。
5. 逆にIntelはデュアルコアは次世代チップセットでと発表。

 ようは今現在デュアルコアを考えるとIntelという選択肢はないのである。もっともこれは目論見でしかなく何の保証もない予測でしかない。

 6年前に組んだPCをリプレースすべく組む。当時デュアルCPUが流行り、Pentium IIが2本刺さるデュアルSlot1マシンを組んだ。マザーボードはTekram。Tekramはマザーボードから撤退して久しい。チップセットは440BX。現在は下駄を履かせてCeleron 1GHzを一つだけ使っている。Celeronはデュアル対応しないからだ。このマザーボードは100GB超のHDDをBIOSに認識させようとするとフリーズする。いいかげん時代にそぐわないのは事実。

 今年後半は64bit版WindowsXPの出荷とともにパソコンメーカーが64bitパソコンを派手に売るのであろうか。どうも廉価なパソコンで争ってるんでそういった傾向になりそうもないんだが、どうなるやら。

2005.03.10

 CeBITでi955Xを搭載した各社のマザーボードが展示されている。数ヶ月以内に製品として出荷されるであろう。ようはデュアルコアに対応したIntel系マザーボードは近々発売される。でも今はない。
 i955Xマザーの特徴は8GBまで実メモリを積めること。現在のSocket939向けは最大4GBなので、多分AMD系も実メモリを多く積めるチップセットを用意するのであろう。
 Intelはチップセットも自社で用意するがAMDは他社任せだ。nVidiaやVIAやSiSの対応待ち。AMD向けのチップセットを作っているメーカーはIntel向けも作っていたりする。私が使っていたデスクトップPCは4台だが、そのうち2台はSiSのチップセットだった。MICRONマシンのチップセットがなんだったはすぐにはわからない。安物なんでSiSの可能性もある。MICRONマシンはかなり前に廃棄し、キーボードだけは現在も勤務先で使っている。非常に良いキーボードだ。
 山田祥平氏が最初に買ったパソコンは東芝のMSXだそうだ。「初代の東芝製品」なのでたぶんこれ(http://www.page.sannet.ne.jp/sasajima/pc/cata/hx_10.jpg)。私が最初に買ったパソコンも東芝のMSXでたぶんこれ(http://www.page.sannet.ne.jp/sasajima/pc/cata/hx-2x_1.jpg)。岡田由紀子がキャラクタとして使われていた機種であることは間違いない。一番安いHX-20かと思う。

2005.03.11

 数ヶ月前からケーブルテレビの映像に変な影が映っていたのだが、やっとJ-COMのヒトに来てもらって調べてもらった。現象を確認してもらい、ケーブルテレビチューナーを交換すると消えたので、ようは機器の経年劣化ということだ。チューナーは同じパイオニアの少し型番が上がったモノ。
 で、その日近辺からついにテレビモニタがやばくなってきた。赤青緑の横線が表示され、そのラインより上に反転映像が表示される。あぁ、トリニトロン管の寿命だろうか。ソニーのサービスに電話を入れなくちゃ。修理費によっては買い替えだろうなぁ。

2005.03.14

 「俺にディックを売れよ」をググると2000年の日記がヒットする。あれから5年、最新刊の「ドクター・ブラッドマネー」の読了によりついにディック強化月間が終了した。当時「マイノリティ・レポート」の映画化を心配していたのを思い出す。
 「ドクター・ブラッドマネー」のモデルは多分最近(といっても2003年に)亡くなったエドワード・テラーであろう。カール・セーガンに気違い扱いされた水爆の父である。マンハッタン計画にも参加、ゴリゴリのタカ派でオッペンハイマーを公職から追放した裏切り者。伝聞しか知らないが。
 エドワード・テラー関連でググってたら参議院外務委員会での湯川博士の答弁がでてきた(http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/043/0082/04306190082026c.html)。彼もテラーは嫌いだったようで。

 奇数の年のパソコン計画。今年は初のAMD、初の64bit、初のPCI-Express、初のSerial-ATAマシンである。まだケースしか届いてないが。うん、ケースは気に入った。上記スペックとは何の関係もないが。Windows XP x64のベータ版が動くといいんだが。

 思い出した。だいぶ前に「フィリップ・K・ディック 我が生涯の弁明」を買ってたんだ。ネタバレものなんで、最後に読むしかないということで放置してたんだ。今度こそディック強化月間最後の一冊。

 さてと、Fedra Core 3 x86_64でもダウンロードしよう。MacOS Xでmakeしたwgetは当然ながら2GBファイルサイズの制限があるので、DVDのisoファイル(2.5GBある)は持ってこれない。これだから32bit OSは。次期MacOS XのTigerもG4などの32bitマシンでは64bitモードでは動かないんだろうなぁ。

2005.03.17

 家庭内ファイルサーバ兼私のメールクライアントマシンのalephをSlackware 8だか9だかからFedra Core 3に移行した。というか現在移行中。
 Fedra Coreは過激なことに日本語の環境をja_JP.UTF-8にしてしまう。これが結構困ったちゃん。ターミナルソフトとのやりとりがUTF-8になってしまう。TERATERMはパッチを充てないとUTF-8を喋ることができない。
 /etc/sysconfig/i18n を書き換えるとEUC-JP等に変更できるのだが、例えばmanが文字化けする等悲しいコトになってしまう。
 emacsを起動しようとすると、どうもUNICODE変換テーブルをロードしているんだかなんだか知らんが、えらい時間が掛かる。困った。

2005.03.21

 Athlon64マシンも無事組みあがり、WindowsXP x64βもビデオドライバのインストールに手間取った以外は無事インストールも終了。私の使うマシンでノートが一番パワーがあるといういやぁんなフェーズは終了した。
 かねてからタイミングを待っていた家庭内サーバのアップデートである。netatalk 2.0がリリースされたので入れようとしたところSlackware 8だか9だかのシステムではそもそもglibcすら合わずどうにもならないのであった。最近RedHat 9をデスクトップPCに入れて遊んでたんで、だいぶ様子のわかったRedHatの最新、Fedora Core 3を入れることにした。
 久しぶりに家庭内サーバalephのケースを空け、メモリの増強(256MBから512MBへ)ディスクの取替え、GbEボードの取り付けを行った。
 GbEボードはおなじみの蟹(Realtek)である。どうも蟹を嫌うヒトが多いようだが、私はなんでか知らんがIntel、DEC、VIAのネットワークコントローラチップでトラブった経験はあるが蟹ではない。粗悪あるいはチープなハードウェアをソフトウェアでカバーってのはパソコンの基本ではないか。蟹は動くってのが重要。PowerMac8500でも使えてる。
 Fedora Core 3をフルインストールすると7GB近くディスク食う。8割以上は完全なディスクの肥やしなんだろうな。まぁ、いい。
 システム言語がUTF-8であるが故の困ったちゃんもあるが、端末でも日本語ファイル名が使えるという利点と、今後のシステム的に素直な方を採るということでUTF-8のまま。
 サーバに必要なのはEmacs + Mewのメールクライアント、Samba、netatalk、印刷サーバ。基本的には慣れないんで多少難儀はしたが印刷サーバ以外はなんとかなった。問題は印刷サーバ。
 今まではWindowsはSambaの設定で cat %s > /dev/lp0 なんつー排他処理もなにもない方法でごまかしてた。Macintoshはghostscriptを使ってPCLを吐くスクリプトをprintcapに登録していた。しかしFedora Core 3にはデフォルトでCUPSが入っており、cat %s > /dev/lp0を書いても呼んでくれない、printcapには「自動生成するんで書き換えてもムダムダ」のようなことが書いてある。途方に暮れた。
 CUPSをやめればいいんだろうけど、可能な限りシステム標準に素直にいきたいと思い、そもそもそういったことを簡単にできるようにするのがCUPSの目的なんだからと、ひたすら調べた。
 なかなかシナリオが見えなかったのだが、できてみると簡単であることは間違いない。ただし、Fedora Core 3のSambaのデフォルトの設定がダメダメだった。
 インストールされるSambaは初期値ではCUPSのプリンタを見せるようになっているのだが、smb.confの [global] printing = cups がなぜかコメント化されている。[printers] printer admin = xxx のヒントも一切ない。しかも [global] cups options = raw なんでPostScriptを送りつけるとえらいことになる。
 私の目的に合致した設定は、Samba側で完全にCUPS任せにしてCUPS側で普通にプリンタドライバ(というかghostscript)を使ったプリンタ名(Macintosh向け)と素通りさせるプリンタ名(Windows向け)の2つを用意することだった。簡単だがわかりにくい。MacOS XからはWindowsプリンタとしてアクセスすることになる。

2005.03.22

 とはいえ、メモリ512MBのCeleron 1.4GHzマシンだとFedora Core 3のGUIはのっそり。なんでってくらい反応が悪い。ツールをメニューで選択してもなかなか起動しない。なんで? 何やってんの? おまえはJavaかい?
 メモリ64MBのPentium 100MHzで驚くような速さだった頃が良かったんだろうか。

2005.03.23

 Fedora Core 3はデフォルトではpop3デーモンは立ち上がっていないようだ。でも、「サービスの設定」を見てもpop3という文字は見つからない。
 popa3dとかgnu-pop3dのソースをダウンロードしてから「なんかあるはずだよなぁ」とググると、 cyrus-imapdとかdovecotってのがFedora Core 3には入っているようだ。確かに「サービスの設定」にある。pop3サーバはimapサーバに吸収されてしまっていたということだ。
 単純に「サービスの設定」でcyrus-imapdを起動してみたが起動しない。dovecotは起動した。
 MacOS X上のPop3Biffが文句を言わないってことは通信に成功してるってことだ。テストメールを出してみたらちゃんと受信通知をした。dovecotでいいってことで、cyrus-imapdが起動しない理由は追及する必要もつもりもない。
 わかってしまえば簡単なんだが、固有名詞ってのはいかんともしがたい。Sambaだって知らない人には何をするものかなんてわかろうはずもない。

 新monadoのAthlon64マシンは可能な限りWindowsXP x64で運用してみるつもりでいる。ビデオドライバが単純にインストーラでは入らず、デバイスマネージャから更新する必要がある以外は問題なく動いている。もうひとつドライバが見つからないデバイスがあるのだが、BIOSでRAID機能を切ったらそれも消えた。

新monado概要
CPU: AMD Athlon64 3200+ Socket939 2GHz
Mother: GIGABYTE GA-K8NF-9 (nVIDIA nForce4-4X)
Memory: PC3200(DDR400) 1GB(512MBx2)
Graphic: GIGABYTE GV-RX80256D (RADEON X800)
HDD: HITACHI HDS722525VLAT80 250GB

 マザーボードは写真で見るとチップセットファンがあるのだが、実機はヒートシンクになっていた。一番速いチップセットではないものを選んだのだがラッキーだった。PowerMac G4に比べかなり静か。

2005.03.24

Subject: 今年のパソコン
Date: Thu, 24 Mar 2005 21:53:01 +0900 (JST)

 さて、納期のせまる期末いかがお過ごしでしょうか。

 奇数の年の今年のパソコンは最初は日電の水冷AMD Athlon64マシンを
注文したんですが、直後にWindowsXP x64が動かないと知りキャンセル
しました。「連絡が早かったんで特別にキャンセルを通します」みたいな
ことを言われましたが、届いたらそのまま返品するだけなんでくだらない
こと言ってんなぁと思いつつ「ありがとうございます」が大人の態度。
日電とは縁がないなぁやっぱり。
 で、結局Intelが公取に文句を言われたようにメーカー製のAthlon64マシン
ってのは壊滅状態。いろいろ調べてショップブランドでもいいかなぁと
思っていたけどある程度の性能と静音を実現するとなると自作しかないと
判断。

2005年PC概要
CPU: AMD Athlon64 3200+ Socket939 2GHz
Mother: GIGABYTE GA-K8NF-9 (nVIDIA nForce4-4X)
Memory: PC3200(DDR400) 1GB(512MBx2)
Graphic: GIGABYTE GV-RX80256D (RADEON X800)
HDD: HITACHI HDS722525VLAT80 250GB

 マザボは写真で見るとチップセットファンがあるけど、届いた実機は
ヒートシンクになってました。一番速いチップセットではないものを
選んだのだがラッキーだったかも。
 グラボは結構速いはずのチップだけどゴッツいヒートシンクの付いた
ファンレスのもの。
 PowerMac G4(QuickSilver)に比べかなり静か。

デュアルコアのAthlon64がちゃんとリリースされて手頃な値段になったら
CPUを入れ替えます(そのためのSocket939)。

 で、我が家初の64bitマシン(Nitendo64を除く)なんで、WindowsXP x64
評価版を入れてます(もちろんゲーム向けにx86も)。TweakUIがないんで
細かい調整はできないけど概ね問題なく生活環境を構築できそう。
DAEMON-Toolsがないのがちと不便か。
#define RC_INVOKED
#include <stdio.h>
#include <sys/types.h>
int main()
{
  struct _stat stt;
  struct _stat64 stt64;
  printf("long %d\n", sizeof(long));
  printf("size_t %d\n", sizeof(size_t));
  printf("off_t %d\n", sizeof(off_t));
  printf("stt.st_size %d\n", sizeof(stt.st_size));
  printf("stt64.st_size %d\n", sizeof(stt64.st_size));
  return 0;
}
Microsoft .NET Framework SDK 2.0のclでコンパイルして走らせると
long 4
size_t 8
off_t 4
stt.st_size 4
stt64.st_size 8
となります。UNIXの64bit化とは違って穏便な変更のようです。
(先頭のRC_INVOKEDは意味不明ですが入れないとコンパイルできません)

 あと、netatalk 2.0を入れるためにファイルサーバのOSをFedora Core 3に
移行しました。なんとももっさりしたLinuxです。ついにというかやっと
というか10年目にしてやっとSlackware以外のLinuxをメインにしました。
いろいろ勝手が違って悩みますが、わかってしまえばGUIで設定できる簡単な
事が多いです。

OSTRA / Takeshi Yoneki

 駄作にもかかわらず娘が「I,ROBOT」を好きで、ときどき観たがるんだが、DVDは例のスキップできない15分の宣伝という最低な仕様なのであまり乗り気にはならない。
 ばかばかしくてくだらない手間を掛けなくても普通に鑑賞できることが保障されてしかるべきなのだが、できることとしてはいけないことの区別が20世紀フォックスにはできないようだ。もし今後こういったスキップ不能の宣伝をあたりまえにしたいならば、パッケージにその旨明確に書くよう業界で決める必要があろう。また、宣伝ありとなしの両方をリリースすることを義務付けるくらいは消費者側が要求すべきかと思われる。

2005.03.27

1. DVD Decrypter 3.5.4.0 でリップする。
2. VobBlanker 1.6.0.4 で再保存する。
3. DVD2AVI 1.77.3 で設定ファイル+音声を出力。
4. VobSub 2.23 で字幕をリップ。
5. AviUtl 0.98d でDivX出力。

 AviUtl 0.99ではVobSubが落ちるので0.98dを使うのがミソ。

2005.03.28

 そうそう、テレビはソニーに修理の連絡をした日に症状がでなくなったので、修理中止。

2005.03.30

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