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稼働実績(2010年)

 2010年6月10日に待望の光熱費ゼロ化を目指したエコ住宅の住人となった。この稼働実績の項では主に光熱費に関してその進捗を追ってみることにする。

1. 実績データ   ー 光熱費収入増加に向けて ー

■ 光熱費(2010年7月〜2010年12月)

オール電化の我が家の光熱費収入は
 光熱費収入=(売電)-(買電)
で計算できる。

 2010年は導入が夏で冷房から 冬の暖房の季節で 12月まででは光熱費は持ち出しであった。

 (参考までに翌2011年の6月までの1年間で見てみると 累計で17,155円の 光熱費収入となった。)

■ 消費電力(2010年7月〜2010年12月)
消費電力のデータを下記に示す。初年度なので この値が適切かどうかは不明。
(昼;10-17時、夜;23-7時、朝晩;それ以外の時間帯)

■ 発電力量(2010年6月〜2010年12月)

2. 条件
(1)  電力会社契約:東京電力 『電化上手』
時間帯で右図のような料金体系(/Kwh)。特に夜(23時〜7時)が割安のためこの時間帯に出来るだけ負荷集中を図る。
(ちなみに 昼;10-17時 朝晩;昼夜以外の時間帯)
(2) 負荷:冷暖房;快適エアリー、2階エアコン3台, 調理;電気 給湯;エコキュート 換気:エアファクトリー その他冷蔵庫、洗濯機、食洗機、掃除機、TV、DVDレコーダー、照明など家庭電化製品一式
(3) 一ヶ月の定義:原則的に東京電力検針日の翌日17日-翌月16日とする。
(4) 売電;東京電力買い取り価格;48円/Kwh 

(太陽光発電の余剰電力買取制度)
「エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律」
(平成21年8月28日施行)

*10年間の買取期間満了後の買取条件は、期間満了前に東電が定め、連絡される。


3. 効率的な運用
 ここで4月28日のデータを基に効率よい運用を考察してみる。

 この日は晴天で早朝より目いっぱい発電をしている。

 (売電) = (発電) - (消費)
    (但し、〔 (売電値)>0 〕 の時)

より、発電時間での消費電力を出来るだけ抑えることがよりたくさん売電するための要件である。

また、買電単価の安い夜期間(午後11時〜翌日午前7時まで)に出来るだけ電力消費するように心掛ければ 収支改善を図ることが出来る。

すなわち 午前7時までに不要不急のエコキュート、食洗機、洗濯機、炊飯機など タイマーを活用して稼働させ、朝食の準備もこの時間帯に出来れば収支改善に繋がる。

すなわち、4月から"サマータイム"を自発的に推進すれば グラフで消費のオレンジ線が1時間分、左にスリップすることになり、更に2〜3Kwh程度の消費低減と同じ効果が得られそう。

この日は 売電=24,買電=16Kwhとなり、 売買電単価(売電;48,買電;18円(加重平均してある))を考慮すると
  48×24-18×16=864円
の収入となる。

4. 従来からの改善 (1年間としてみるために2011年までのデータを後付けして作成)

■ 光熱費比較
 ここで従来宅と光熱費比較をしてみる。

 従来は電気、都市ガス、灯油使用で1月は2万4千円強であったが今年は2万円程度である。(光熱費としてはあと売電で1万3千円ほど入金があるので上の光熱費 7千円の値となる。)

 ほぼ1年を通して 2,000〜5,000円/月ほどオール電化のほうが安いことがわかる。

 さらにこのほか太陽光発電の売電が10,000〜20,000円/月程度あるので、圧倒的に 太陽光発電+オール電化が 安上がりである。

■ 水道・下水道


水道・下水道については トイレの節水の効果はありそうだが、浴槽容量が1.4倍ほどになったためその分の増加で殆ど変わらないようだ。

ただし、7-3月を通しておおよそ 従来比 80%程度の実績で、シミュレーションでの1,720円/月 に近い実績となった。

 2011年

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