原稿の郵送方法

●簡易書留は無意味
 原稿を郵送する時に簡易書留を使う人をよく見かけますが、これはほとんど無意味です。不着事故を防ぐためと言われていますが、実際には滅多に不着事故は起きませんし、もしも本当に起きたとしても、応募者がそれを知ることは困難だからです。
 普通の定形外郵便で大丈夫です。
●郵パックを推奨
 普通の定形外郵便で出すのが不安だという人は「郵パック」を使いましょう。
 多くの場合、簡易書留よりも郵パックのほうが料金が安い!
 簡易書留は郵便局の窓口まで出しに行かなければならないが、郵パックは電話をかければ自宅まで取りに来てくれる!
 郵パックはホームページで伝票番号を入力することにより、配達されたかどうかを、差出人が確認することができる!
 といったメリットがあり、安心確実です。
 なお、同様に「宅配便」を使ってもかまいません。
●速達の使い方
 郵便局の窓口から「定形外郵便+簡易書留+配達証明+速達」などというのは、お金と時間と労力の無駄ですが、「速達」には一つだけ便利な使い方があります。
 多くの新人賞は締め切りが「当日消印有効」になっています。通常は当日の消印を押してもらうためには、その日の最終便に間に合うように出さなければなりません。
 しかし「時間外窓口(ゆうゆう窓口)」がある一部の大きな郵便局では、速達で出す場合に限り、夜中の24時までに持っていくと、その日の消印を押してもらうことができるんです。これを利用すれば最終日のギリギリまで推敲を重ねることも可能です。
 ただし、時間外窓口のある郵便局は限られているので、どこの郵便局にあるか、事前に確認しておくことを忘れないでください。


[←前のページに戻る]  [TOPページに戻る]  [次のページに進む→]