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SongCheer  SCJ-410-F2(400W)

LastModified 02/10/10

いや気が付くと電源も4台目ですねー。懲りもせずにSongCheerの400W 電源です。いや今迄のENARMAXで不都合があった訳じゃないですがね・・・。DOS/Vspecial 2001年1月号で、五代さんが電源8台に負荷をかけて電圧降下とノイズを測るテストの記事を執筆されています。それによると一番電圧降下が少なく、ノイズも少ない結果を出していたのがこいつだったんですよ。今迄、電源の性能に対して客観評価を行っている記事はあまり見た事がなかったので、思わず唸って欲しくなってしまった次第です。

まあ普通、SongCheerといえばTQ700ですよね。私も今迄に、十数台程マシンを組みましたが、そのうちの半分はケースにTQ700を使っています。最近ではアルミケースが流行りですが、作りの良さと値段のバランスで考えるとやはり・・・って何の話でしたっけ?そっか、電源でしたな。てな訳で、SongCheer製電源ってのは盲点でした。単体販売の価格は\25000前後の様なので、これだけ買うとかなり高くついてしまいます。今回は、親父さん用に1台マシンを組む機会があったので、迷わずSCJ-410-F2を搭載している TQ700-mkVを選びました。TQ700-mkV自体が\25800だったんで、ほとんど電源単体と同じ価格ですね。でもって、手持ちの300Wと交換してと・・・(笑)

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一見して、吸気側にもファンを装備しているのが最大の特徴です。使用されているのはPanaflowの12V0.19Aタイプです。ファンが2台という事で騒音が気になる所ですが出力が小さ目なのでそれ程気になりません。ENARMAXと同程度でしょうか。排気側はフィンガーガードになっており良い感じですが、吸気側は抵抗の大きそうなスリットですね。後から手を入れてやりましょうか。

補助電源コネクタ付きのATX2.03仕様ですが、本体から出ている3本のラインにはコネクタが3本づつと合計9個(+FDD用コネクタ2個)出ていて、私の様なデバイス詰め込み野郎には有り難い仕様です。

今迄使った電源と、電源容量を比べると以下の表の様になります。

電源容量

3.3V

5V

12V

A

W

A

W

A

W

SEVEN TEAM ST-301HR(300W)

15

49.5

25

125

14

168

ENARMAX EG401P-V(400W) 25 82.5 40 200 16 192
SEVEN TEEM ST-400GL(400W) 30 99 40 200 12 144
SongCheer SCJ-410-F2(400W) 20 66 50 250 18 216

うーん、3.3V系が少な目かな? でも300Wクラスよりも充分大きいですからね。5V、12Vの容量の大きさは頼もしい限りですね。これならCheeth 3台という私の世の中を舐めた環境でも安心です^^;   しかし、手に持って見るとなんか妙にどっしりしています。3.3V系の調整できへんかなと開けてみると・・・

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すっげー詰まり具合

馬鹿でっかいコンデンサがどーん

凄まじいですねー。こんなに中身が詰まった電源を見たのは初めてですわ。こりゃファンが2ついる筈です。私の場合、電源の性能=重量と思い込んでいるので、ちょいと感動してしまいました。肝心の3.3V系ですが、半固定抵抗はあったのですが、この詰まり具合に毒気を抜かれて、弄る気を無くしてしまいました。またそのうち、チェックしてみたいと思います。

さて、使い心地ですが・・・・別に変わんないっす(爆)まあ、今迄トラブルがあった訳でもないんで当たり前ですわな。まあ、Athlonの立ち上がり時の記憶にも新しいのですが、電源に起因するトラブル、特にOverClock時には原因の切り分けが非常に困難です。品質の良い電源を使うというのは、ある意味安心料って事かもしれませんね。(ま、私は今回一文も出しちゃいやせんが)

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