食事についての知識
夏は様々な旬のものや、夏らしい食べ物がありますね。 でも、その中には、タイミングや食べ方を間違ってしまうと 逆に夏バテを引き起こすことになりかねないものもあるということを 知っていましたか?


●こんな食事、してませんか?●

◆朝ご飯はスイカだけ◆

朝は忙しい...。だけどなにか食べておいたほうがいいなぁ、と思って、 とりあえずスイカをザクッと切ってかぶりついておく、という人はいませんか? 確かに、朝ご飯を少しでも食べておこうという心がけは合っているんですけど、 それがスイカではちょっと逆効果です。というのは、カラダは、起きたばっかは 体温が低くて体の機能が働いてない状態。朝からスッキリ気持ちよく生活するには、 意外かもしれませんが、夏でも朝ご飯はカラダの温まるものを取るのが正解なのです。 ちなみにスイカは体温を下げてしまいます。できるならばタマネギやニンジンを使った スープなどを飲んでみるとよいでしょう。

◆お昼はそうめんと冷たい麦茶!◆

太陽が真上からサンサンと照らしつけて、セミが鳴いているような時は クーラーの効いた部屋で冷たいそうめんと麦茶を....。想像するだけで 気持ちよさそうですよね。でも、何の工夫もしないと、後でカラダのバランスを 崩してしまうことになってしまうかもしれません。クーラーとそうめんで 体の外と中から冷やされて、消化能力が低下してしまうからです。 対処法としては、そうめんのつゆに薬味を入れたり、お茶は熱いものにする などがあります。クーラーの聞いた部屋でお茶を飲むと、カラダが少し落ち着いた 感じになりますよ。

◆夜は旬の野菜のサラダを!◆

旬のものはカラダにいいと思っていませんか?確かに、旬の野菜は 新鮮でいいのですが....それは、私たちが自然に生活しているならの話。 晩御飯を食べているその部屋は、クーラーで充分に冷え切ってしまっていませんか? 夏旬の野菜は、やはりスイカと同様にカラダを中から冷やしてくれる働きを もったものが多いのです。暑い部屋で生活しているならサラダは最適でしょう。 しかし、クーラーの効いた部屋で更に体を冷やしたらそれはカラダに悪影響。 そんな時は、野菜を加熱調理するようなメニューに切り替えるか、旬の魚を 食べましょう。魚は、体を温める効果がありますよ。

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