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01.9.11.再更新
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ホームページへようこそ。昨年の夏と似たような風景の写真からはじめました。大磯の灯台の写真です。ただし今回は台風十一号 と十五号がその日に通過した直後を選んで写真を撮影しました。灯台の部分に白い波 のしぶきが立っているのがわかるでしょうか?波が高い日でなければ岸壁の上にまでは波頭は立ってはこないのが普通です。これは台風十一号の時のものです。
これも昨年ご紹介した大磯の海と同じところの台風十一号の通過後の写真ですが、波が護岸に激しく押し寄せてしぶきが上がり、昨年の光景とは違っていることがおわかりになると思います。台風通過直後なので海岸全体がもやっていて風景全体が白っぽく見えている日になっていました。
大磯の細石(さざれいし)の岩場です。ここにはゴカイなどの磯の生物もいますが、取ることが禁止されています。しかしこんな波が押し寄せているさなかには岩場に出ることもできません。私が学生時代にはこの岩場の先の岩まで泳いで 渡ったりしたことがあるのですが、このごろはここが遊泳禁止なのかどうか、泳いでいる人は余り見かけません。ここは外海なので危険だと言うことで泳げなくなったのかもしれません。
これは平塚海岸から大磯方面を望んだ当日の写真です。海岸全体にもやがかかって、いつもなら見える大磯海岸の景色が霞んでしまっています。
上の写真は台風十一号の時のものですが下の写真は九月十一日に台風十五号が通過した後の同じ位置の平塚海岸から大磯方面を望む写真です。台風十一号の時は台風が千葉県を通過した後、十五号の時は台風が茨城県の筑波を通過した後に撮影されているのですが、十一号の時よりもやは薄くて大磯の風景を見ることができました。 台風十五号は平塚から三十kmほどの距離にある鎌倉に上陸して北上しました。関東上陸は十二年ぶりのことと新聞には書かれてます。十一号は太平洋岸を北上し神奈川県には上陸しませんでした。
今年の夏は八月の下旬にこの台風十一号がくるまでは利根川水系のダムは貯水量が減り東京地方は水不足で取水制限が行われていましたが、台風による雨でやっと一息ついた状態でした。七月の記録的な暑さは主に西日本におけるもので、東北や北海道はむしろ冷夏だったと八月二十日放送のNHKの"クローズアップ現代”では報じられていました 。北冷西暑の夏だったと言うことなのですが、日本 列島が気象の面でこのように分断されてしまった気象条件の夏というのも珍しいことのようです。NHKの番組の中では、今年の日本の気象がそうなった理由として「ダイ・ポール・ モード現象」を紹介していました。インドの東側と西側のインド洋の海水温が入れ替わることによって日本などに気象変動を引き起こすというものです。まだ仮説の段階のものだそうですが、みなさんご存じのエルニーニョ現象にも似ている話です。その現象を唱えている東京大学の教授は今年の夏のことを「きわめてまれで気象の点では非常に興味深い夏だった」と述べていました。
この写真も以前に紹介したことのある場所と同じ平塚海岸のものです。このくらいの波の高さは風が強い日なら起こります 。ただ台風が去った後の時には海の色が濁って泥色になり、単に波の高さだけでは比べることのできない海の姿が現れます。台風の後は海の中にたまっていたゴミも打ち上げられてくるので、海岸もいつもとは違ってきます。 しかしこの台風の時のゴミの量はそれほど多いようには感じられませんでした。
下の写真も平塚海岸の同じ位置で台風十五号が去ったときの情景です。十一号の時よりも海岸は少しゴミで汚れ気味でしたが、これから紹介する十五号の大磯海岸のゴミの量よりも遙かに少ないのは確かです。
これが台風十五号が去った後の大磯海岸のゴミの状況です。枯れ草のようなゴミばかりでなく大きな流木も海岸には打ち上げられています。大磯と平塚の堺になっている花水川の上流から流れてきて海に押し流されたものが大磯海岸に打ち上げられたと思われます。台風通過の後でホッとする間もなくゴミ清掃をしなければならないことになります。しかし人間にとってはやっかいなゴミですが、鳩やカラスにとっては格好の餌が運ばれてきているようです。野鳩やカラスが打ち上げられたゴミの近辺で盛んに餌をついばんでいて、頭のいいカラスはカメラを持って近付こうとすると警戒して逃げますが、鳩の方は悠々と餌をついばんで逃げようとしないのです。
こんな光景の大磯海岸であり海水も土色に濁っているのですが下の写真にある大磯海水浴場の岩のある場所では何人かのサーファーがサーフィンをしていました。この岩は細石の岩場とは違うところにあります。波が高いのでサーフィンには向いているとは言ってもあまりにも海の水は濁っていて間違って海水を飲んだら最悪の気分になるじゃあないかなどと思ったりしました。泥水を飲むことになるからです。
こちらは台風十一号の時の大磯海岸の波の模様です。波の感じそれ自体は大磯も平塚もそれほど違わないと思えます。しかし素人目には同じように見えている波ですが、サーファーにとっては同じものではないのかもしれないのです。なぜならほとんど同じように見えている波でありながら、サーファー達が好む波のスポットは限られているからです。
今年は台風十一号で二千一年の夏は事実上終わったといえます。 毎年、夏の気象がどうなるかの予想をすることを楽しみの一つにしている私にとっては非常に興味深い夏でしたが、みなさんにとってはどんな夏だったでしょうか? 私の今年の夏の気象予想は「今年の気象は例年とは全く異なるものであり関東地方は空梅雨で八月が七月ほどの暑さにはならないだろう」と言う点では言い当てることができたといえます。しかし日本列島が北冷西暑の気象条件になることや八月が 関東地方では平年よりもむしろ涼しめであることまでもは到底予想できませんでした。日本各地で私のような蝶の観察をしたとしたらどんな結果が出たのだろうかなどと思います。興味がある人はトライしてください。またよかったらその予想をメールででもお知らせくださればうれしい限りです。蝶を観察してその数がいつもの年より多いのか少ないのかを判断するには何年間か同じ地域で蝶を観察し続けなければなりません。観察される蝶の数は自然条件(花や樹木のあるいは小川などの水が存在しているかなどの自然の分布の状態)などで地域によっても違い、観察している人の生活スタイルによっても違ってくるはずです。日頃自動車に乗っている人はバイクに乗っている人よりも目撃する蝶の数は少ないといえるでしょう。なぜならフロントガラスで遮られている自家用車ではバイクの人よりも視界が狭く、目に入ってくる蝶もそれだけ少ないものになるだろうと考えられるからです。ですから一概に今年はアゲハを何匹見たということだけでは、各地域間ではそれは参考になりません。その地域のそしてその人の生活スタイルから目にする標準的な目撃数をある程度確かめ、それを毎年の気象と対照しておくという下準備が予想を立てるまでには必要となってくるからです。では、これで今回のこのページを終わります。
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