第U期
腹部に癌発症

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黎【妻への告知】
力教訓 
便秘を簡単に考えてはならない。



2001年ごろから便秘ぎみになりました、その時は女性は便秘ぎみが多いからとそれほど、気にかけていませんでした。乳癌以来 年に一二度は検査を受けていましたが、2001年4月ごろ腹部エコー検査の結果、卵巣に腫瘍があるらしいと判り
MRIの検査を受け、確認されました。
でもその時点では悪いものかどうかは判らないとの主治医の返答でしたが、私達はいい方へいい方へと考えようとしていましたので、主治医の微妙な言い回しに気が付きながら、それほど深刻に考えないで、とりあえず摘出手術をお願いしました。

手術当日、簡単に腹部の腫れ物を取るつもりで、手術に臨みましたが、開腹した結果悪性の癌であることが判明して、私は地獄のどん底に落とされた思いで、どうこの事実を受け止めたらよいのか分かりませんでした。
この時は卵巣癌で余命1年と宣告され、しかも最悪の肉腫である可能性もあると告げられました。正確な癌タイプの判断は病理検査後にでると告げられました。
        〔卵巣と子宮の摘出〕
【妻への告知】
私は本人へのガン告知は絶対必要なものと考えていました、隠していては適切な治療を受けさせることができないからです。
まず楽観的ないいまわしはさけました。
最初は病理検査が確定しないとハッキリしないけどいいものではないらしいと話しをしました。病理検査の結果を話すまでの期間をかなりとりました。
その後良性ではなかったらしいと話をして丸山ワクチンの話が出る前ごろにガンであることを告げました。
本人は自分にとって都合の悪いことは耳に入らなかったそうです。
だから本人が自覚するのにはかなり時間がかかりました。
先生も気を使っていただき本人の前ではガンの話しはしませんでした。本人も薄々は分っていると考えショックに免疫をあたえるように時間をかけましたが残された時間は少ないので心を鬼にしてハッキリと告知し家族一丸になって闘うぞと余命以外のことはウソのないようできるだけ今の状況を話しました。
 教訓 便秘を簡単に考えてはならない。

年に一度はCTを取っていましたがあてにはならない。
便秘、腰痛、ガスが溜まる感じには注意。
乳癌経験者は婦人科系及び頭、背骨、骨盤のがんを注意しなければ
ならないという考えかたを頭の隅においておくことが大切である。
あやしいと判った時には8センチ代の大きさになっていました。
外見的変化、触感的変化はなし。

腰痛。 腰痛の位置は通常腰の脊髄を挟んだ両筋肉の痛みが中心ですが妻の場合、その位置より下部の骨盤の位置でした。今だから、わかるのは癌のあった部位と一致しています。骨盤に不快感を感じている人は要注意です。単なる腰痛と軽く考えないでください。

この時期に話は前後しますが肉腫の可能性を考えて千葉の重粒子放射線での治療を考えて病院の場所等調べたり電話したりで下準備していましたが、最終的な診断結果によりこの治療法は断念しなければなりませんでした。
この治療法は治験ですが副作用は少ないようで、生存率も良いようです。

曆次第V期 
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