操作方法 (LCD to LED ボード) |
1.電源投入
・電源が投入されると、LEDは全て消灯されて、LCDコマンドを待ちます。
・コマンドの最初は、必ず制御バスのビット幅指定を行って下さい。
(コンパイラ等では、LCDの初期化命令で自動的に設定されます)
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2.表示のON/OFF
・初期状態で、表示はONになっています。
・表示OFFコマンドを受け付けると、LEDを消灯しATmega88Pがスリープモードに入りますので、
消費電力を大幅に削減できます。
(想定値で約0.2μA バックアップ動作可能)
・バックアップ電圧に合わせて、BOD(低電圧検出)レベルのヒューズ設定を変更して下さい。
・表示OFFの状態からは、必ず表示ONコマンドを送って下さい。
(他のコマンドでも、スリープモードが解除されてしまうため)
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3.カーソル表示とスクロール動作
・カーソル表示は、ブリンク(点滅)カーソルのみ有効です。
(アンダーバーカーソルは、表示できないため)
・内部の表示用メモリーは、16文字2行LCDと同じ容量を確保してありますので、カーソル位置
指定命令の互換性はありますが、表示されるのは1行目の8文字だけです。
・また、ウインドウシフト表示やスクロール動作は、全て無視されます。
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4.表示命令
・LCD表示コマンドで、数値ならびに簡易英文字が表示できます。
(記号、カナ文字は表示できません)
・[.]ピリオドは、一文字前の桁に合成して表示します。 (LCDよりも1文字多く表示できます)
・[,]カンマは、小数点のみが表示されます。 (LCDと同じ表示方法)
ASCIIコード → セグメントデータ変換表 Seg7LEDmodcvt.pdf
・ユーザーCG(キャラクタージェネレータ)も使用できます。
・LCDとの違いは、8バイトで1文字ではなく、1バイトで1文字の状態で書き込んで下さい。
・LCDでは、ユーザーCGが8個までですが、32文字まで使用できます。
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5.輝度制御
・ASCIIコードの80〜FFを使用して、輝度を128段階に変えることができます。
(80:暗い 〜 FF:明るい)
・初期状態では、128段階中の110に設定されています。
・文字の表示命令で、80〜FFのコードを送って下さい。
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6.制御信号のタイミング
・販売されているLCDにより、若干のタイミング規格に相違があるので、全てのLCDに対する
規格を満足している状態ではないかもしれません。
・BASCOM-AVRでは、必要以上の余裕を持ってコマンドが送られているので、問題は無いよう
ですが、不具合が生じましたらご一報下さい。
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