
■ BASCOM-AVR (DEMO) の使用方法 ■ |
CONFIG RC5 |
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RC5赤外線リモコンの、受信モジュールを接続する、ポートピンを指定します。
書式 |
Config Rc5 = PinX.b [ , Timer = 2 ] [ , Wait = value] |
注釈 |
X = |
ポートの名前。 ( A , B , C , D , E , F , G ) |
b = |
ピンの番号。 ( 0 〜 7 ) |
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Timer = 2 − デフォルトのTimer0の代わりにTimer2を使用します。 |
Wait = value −タイムアウトの設定時間。 (デフォルト値は[100]で6.4msです)
RC5SEND命令で受信する場合は、[, Wait = 2000] (131ms)を指定して下さい。 |
・赤外線リモコンの受信は、内蔵のTimer0が使用されます。
・オプション設定で、Timer2に変更が可能です。
(使用するチップに、Timer2が搭載されている必要があります)
・また、割り込みも使用されるので、必ず「Enable Interrupts」命令を記述して下さい。
・仕様変更により、「Ver 1.11.9.9」から「Wait = value」オプションが追加されました。
・送信コード間のタイムアウトのデフォルト値が[100]で6.4msとなり、BASCOMのRC5SEND命令で
送信されたコードがタイムアウトになります。
・RC5SEND命令のコードを受信する場合は、[, Wait = 2000] (131ms)を記述して下さい。
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GETRC5 |
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RC5赤外線リモコン受信モジュールから、リモコン・コードを受け取ります。
書式 |
Getrc5(address , Command ) |
注釈 |
address = |
受信した、RC5 リモコン・コードのアドレス。 (0 〜 31) |
Command = |
受信した、RC5 リモコン・コードのコマンド。 (0 〜 63) |
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・この命令は、Atmel AVR410 アプリケーション・ノートに基づいています。
・内蔵のTimer0が使用されます。(CONFIG RC5命令で、Timer2に変更が可能です)
・Timer0は、この命令内で設定が変えられます。(それ以前のTimer0動作は保管されます)
・よって、Timer0を他の処理にも使えますが、この命令実行時点で遅延が発生します。
・また、Timer0割り込みが使用されます。(割り込みは、この命令以外には使用できません)
・RC5コードは、14ビット・ワードのバイフェーズコード化された信号です。
・最初の2ビットはスタートビットで、常に1です。
・次のビットはトグルビットで、リモコン送信機のボタンが押されるたびに逆にされます。
・次に5つのアドレスビットが続き、システムアドレスが指定されます。
・次に6つのコマンドビットが続き、64種類のボタン操作等が指示されます。
・GETRC5命令は、拡張RC5コードの受信もサポートします。 (Commandのビット6)
・トグルビットは、Commandのビット7に保存されます。
・この命令の実行には、132mSを要します。
・信号が受信されなければ、address、Command 共に&HFFが入り、命令を終えます。
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RC5SEND |
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RC5赤外線リモコン・コードを送信します。
書式 |
Rc5send Togglebit , Address , Command |
注釈 |
Togglebit = |
送信する、RC5 リモコン・コードのトグルビット。 (0 or 32) |
Address = |
送信する、RC5 リモコン・コードのアドレス。 (0 〜 31) |
Command = |
送信する、RC5 リモコン・コードのコマンド。 (0 〜 63) |
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・この命令では、Timer1が使用され、[OC1A] ピンが送信の信号端子となります。
([OC1A] ピンに、赤外線LED、またはドライブ回路を接続して下さい。([L] アクティブ)
・Togglebitは、リモコン送信機のボタンが押されるたびに逆にします。 (0と32)
・Addressは、システムアドレスを指定します。 (送信側と受信側で、同じ値に合わせます)
・Commandは、64種類のボタン操作等を指示します。
・この命令の実行には、110mSを要します。
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RC5SENDEXT |
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拡張RC5、赤外線リモコン・コードを送信します。
書式 |
Rc5sendext Controlbit , Address , Command |
注釈 |
Controlbit = |
制御コード。 (bit7=スタートビット , bit6=バンク , bit5=トグルビット) |
Address = |
送信する、RC5 リモコン・コードのアドレス。 (0 〜 31) |
Command = |
送信する、RC5 リモコン・コードのコマンド。 (0 〜 63) |
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・拡張RC5コードは、スタートビット(1が2つ)が1と0に変わります。
Controlbit |
制御内容 |
&B11000000 |
通常のRC5モードで、トグルビットは0を指定。 |
&B11100000 |
通常のRC5モードで、トグルビットは1を指定。 |
&B10000000 |
拡張RC5モードで、トグルビットは0を指定。 |
&B10100000 |
拡張RC5モードで、トグルビットは1を指定。 |
・これ以外は、RC5SEND命令と同じです。
△ 動作未確認
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RC6SEND |
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RC6赤外線リモコン・コードを送信します。
書式 |
Rc6send Togglebit , Address , Command |
注釈 |
Togglebit = |
送信する、RC6 リモコン・コードのトグルビット。 (0 or 1) |
Address = |
送信する、RC6 リモコン・コードのアドレス。 (0 〜 255) |
Command = |
送信する、RC6 リモコン・コードのコマンド。 (0 〜 255) |
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・この命令では、Timer1が使用され、[OC1A] ピンが送信の信号端子となります。
([OC1A] ピンに、赤外線LED、またはドライブ回路を接続して下さい。([L] アクティブ)
・RC6コードは、20ビット・ワードのバイフェーズコード化された信号です。
・ヘッダーとトグルビットに、8ビットのアドレスと8ビットのコマンドが続きます。
・Togglebitは、リモコン送信機のボタンが押されるたびに逆にします。 (0と1)
・Addressは、システムアドレスを指定します。 (送信側と受信側で、同じ値に合わせます)
・Commandは、256種類のボタン操作等を指示します。
△ 動作未確認
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SONYSEND |
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SONYの赤外線リモコン・コードを送信します。
書式 |
Sonysend Address [ , Bits] |
注釈 |
Address = |
送信する、ソニーデバイスのアドレス・コード。 |
Bits = |
オプションのパラメータ。 (使用時は12・15・20を設定する) |
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・この命令では、Timer1が使用され、[OC1A] ピンが送信の信号端子となります。
([OC1A] ピンに、赤外線LED、またはドライブ回路を接続して下さい。([L] アクティブ)
・オプションのBits使用時は、Address変数がロング型でなければなりません。
△ 動作未確認
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