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模造記憶-新潮文庫
模造記憶


逆まわりの世界 Your appointment with be yesterday / フィリップKディック 訳:小尾美佐 のあらすじ
初出 Amazing(1966.8) 原稿到着1965 短編 第107作

朝起きる。俺は発明家である。名前はラドウィッグ イング。
まずは髭の処理から行おう。

髭の包みを持ち、洗面所へ。剃刀に髭をつけ、頬に撫でると付着する。
この髭も、明日には皮膚に中に消えていく。毎日、ひげを撫で着けなくてはならないのだ。

汚れた皿を並べ、口から出した食べ物を並べ、ラムチョップとスープを作り出す。

さて、原稿を処理しよう。
「私は、如何にしてスワブルを作り出したのか」

その原稿をタイプライターに入れ、キーを押すと、文字は一つずつ消えていく。
これが終わると、二万五千クレジットの損になるのだ。


発明品スワブルは、ホバート位相を作り出した。ホバート位相は、時間を逆流させるのだ。
どんどん普及したスワブルは、地球を過去へと動かす。

時間の後退は、やがて、スワブルの発明された所まで戻る。

スワブルがなくなれば、また時間は元に戻る。

しかしスワブルは、また発明され、時間を押し戻し始め、やがては
時間を後退させる。スワブルの発明された時点まで。

地球は、この永久運動に囚われているのだ。




..............


だいたい、わかりましたよね。
とりあえず、こんな感じで、ご勘弁を。

記:2011.04.22


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三分 小説 備忘録

  [どんな落ちだっけ?]




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