24.給仕について
2006 6
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■アルタモーダ様と

 6月8日、打合せのため、お昼すぎにアルタモーダさんのオフィスに出向く。この日は、あでりーのドレスの試着とメイク・トライアウトが主な目的だった。メイク・トライアウトとは、事前に花嫁とメイク担当の方が会い、ヘアスタイリングやメイクなどを実際に施して本番に備える、というもの。僕は最初から長時間待つつもりででかけたので、ゆっくりソファで本を読んでいた。一通り終了して戻ってきたあでりーは、いつになく濃いメイク顔だった。
 
 その後、Sさんと一緒に、おもに食事や飲み物の給仕の流れについて検討した。事前に、食事と飲み物の準備に関して、菖蒲園様での作業とアルタモーダさんでの作業を分けて整理した資料を作成し、検討にのぞんだ。
 資料のかいあってか、打合せは順調に運んだ。
以下のような事項を確認した。
式の途中で使う物(ぬいぐるみ、ゲーム用リボン、ペンギンゲーム、プレゼント、シャボン玉器等)の置き場所を、6/12に確認する。
あでりー家祖母に渡す花束は、アルタモーダ様にご用意いただく。花束の詳細は、後日、HARUNA側から伝える。
式終了後、撤収の片づけは適宜アルタモーダ様にもお手伝い頂く。
美容スタッフ用食事は、着替え用事務室に置いておく。
子供用の食事については、HARUNA側から掛川グランドホテル様に依頼する。もしこれが無理なようであれば、再度検討。
ケーキ登場の際、アルタモーダ様スタッフにより、目の見えない叔父さんのためのケーキ型置物を席に置いていただく。
新郎新婦を紹介する方・スピーチをお願いする方など、スタッフが知っておくべき人の席を記した席次表を、後日、HARUNA側からアルタモーダ様に渡す。
司会者ほか、スタッフ用椅子はとくに必要はない。
お足代については、すべて事前に郵送することとする。
式の途中で時間に余裕ができた場合、@電報の紹介A新郎新婦への質問コーナーを設けて頂く。質問の内容は、後日、HARUNA側からアルタモーダ様に伝える。
両親用の贈り物であるプリザーブドフラワーは、祖母用花束と共に、新郎新婦席の上に置いておく。
シャボン玉器具において、機械式/手動式のいずれを誰に配るのかは、その場でアルタモーダ様に適当に判断して頂く。機械式のほうは、使用前に準備をしておく必要がある。
受付名簿には、会費金額を書いておく。
会費の釣り銭(5000円札2枚ほど)を、HARUNA側が用意し、式前に受付に渡しておく。
開式時、BGM開始は、ゲストの最後の一人が会場に入ったあたりとする。
新郎新婦紹介、スピーチの時には、新郎新婦は着席したままとする。
開式時の新郎新婦あいさつは、(スピーチスペースに出てくるのではなく)新郎新婦席で立って行う。

 ■加茂花菖蒲園様と

 アルタモーダさんとの打合せを2時間弱で終え、加茂花菖蒲園に移動する。食事・飲み物の給仕について、アルタモーダさんと打合せた内容を元に、今度は加茂花菖蒲園さんと打合せをおこなった。やはり資料を元に、効率的に話を進めることができた。ピッチャー等の用意はHARUNA側でおこなうこと、梅酒は菖蒲園様側で、掛川花鳥園さんからお取り寄せいただくこと、料理の配膳は10時からおこなうこと、等を確認した。また、冷蔵庫を見せてもらい、すべての飲み物が問題なく収容できることを確認した。

 その後、菖蒲園様からお借りしたいものをリストアップし、それらがすべて可能であることを確認した。内容は以下のとおり。
道順を示すためのプラカード・立て看板等
待っている間の灰皿(竹製)・紙コップ用ごみ箱
 (受付場所となる加茂荘内では、使用後の紙コップはお盆の上に置いておくこととする)
加茂荘で出す飲み物を載せるお盆2枚
台車2台
コーヒー用砂糖・シロップ・クリーム(ホットアイス両用)
冷たい飲み物用の氷・ストロー
おしぼり
布巾2枚
 その他、以下のような事項を確認した。
式前日・当日の会場入出時刻は、以下の通り。
 ・7/1(土)… 9:00 入場  17:00 退場 (この日は、温室のみの作業とする)
 ・7/2(日)… 8:30 入場
電源については、コードリールを菖蒲園様にご用意いただく。
喫煙場所は、加茂荘から菖蒲をはさんだ向かいの休憩所とする。
ゴミは基本的にHARUNA側で持ち帰りをする。
庄屋料理には、料理説明の用紙を添えていただく。
進行表は、5部ほど事前に菖蒲園様にお渡しする。

 加茂花菖蒲園さんのスタッフと打合せをするのは、これで最後となった。積み残した問題はないかなど若干の不安はあったが、やるべきことはしっかりやったはず、と会場をあとにする。

 この日の打合せで決定した給仕方法の詳細は、以下のとおり。

加茂花菖蒲園様 アルタモーダ様
庄屋
料理
・料理の作成
・テーブルへの配膳
・テーブルの配膳手伝い
・食べ終わったお盆を戻す
・戻された食器類を洗う
飲み物 ・ビール瓶,ピッチャー入りウーロン茶は、開式直後にテーブルに適当数持っていく
・ビール瓶,ピッチャーの空になったものはカウンターに戻し、新しいものを持っていく
・ビール・ウーロン茶以外の飲み物は、ゲストから注文を頂く
カウンターにて、菖蒲園様担当者に飲み物を依頼
・カウンターで依頼された飲み物を用意
・ビール,日本酒…ビン単位で渡す
・ウーロン茶…ピッチャーに入れて渡す
・日本茶…急須に入れ、湯飲みと共に渡す
・その他…適切なグラスに一杯ずつ注ぐ
・カウンターからゲスト席まで飲み物を運ぶ
・空いたグラスをカウンターに戻す
・戻されたグラスを洗い、再使用できる状態にする
・依頼された飲み物をすぐに出せるよう、適宜準備をしておく
ケーキ ・カウンター奥にて、盛り付け(パティシエの補助)
・カウンターからゲスト席までケーキを運ぶ
・空いたケーキ皿をカウンターに戻す
コーヒー・
紅茶
・専用飲み物カードにて、それぞれの必要数を計算
・それぞれの必要数をカウンターにて依頼
・カウンターで依頼された数のコーヒー・紅茶を用意
・カウンターからゲスト席まで、コーヒー・紅茶を運ぶ
・空いたカップをカウンターに戻す
子供用
料理&
ジュース
・テーブルへの配膳
・食べ終わったお盆を戻す
受付用
ジュース
・受付開始前に、菖蒲園様冷蔵庫から梅ジュース40人分を運んでおく
・紙コップに適当数ジュースを注ぎ、お盆に載せてゲストにふるまう
・ゲストからジュースの依頼があれば、適宜応じる
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