作った各種ウッドホーン



          
       ※製作した各種4タイプのホーン


同一条件で測定した各メーカーのホーン特性が見れます
 ホーン概要

★上記掲載写真のホーンは
1インチスロートホーンです。

本体のホーン長・巾はタイプにより変わります。
ホーンカーブの変化率は全て同じで製作しました。
同じ木材(集成材等)でも原木の種類によって
製作し易いさや違いがでます
又、木の硬さで若干の音色に差がでますが
特性自体はあまり変わりません。





1インチスロート
ホーン部先端を厚くし
防振とデザインを兼ねた
補強タイプのホーンです。


カットOFF周波数:300Hz
長さがフルサイズの2/3のショートホーンです。


★ドライバーFostex D252と組合せたf特性
(グラフ横軸の数値は10Hz/100Hz/1kHz/10kHz)


音質は滑らかで情報量も多く
美しい音色です。

Fostex D252の場合
7,000〜10,000Hz位から
ツィーターを追加することで
更に素晴しい音になります。

2/3ショートホーン
  開口角90度
 カットOFF300Hzデラックス

 作品名
「W-300SDX」


 ★完成時の塗装色:オーク
 <油性系のみ使用>


 ※ 左右の特性はほぼ同じ為、
  片ch分掲載しています。


詳細仕様
 下をクリックして下さい

 詳細仕様

 ★使用ニスは浸透力と皮膜耐久性
 のあるジェルタイプ(布刷り込み式)
 を使用しました。



 ★クリヤーの場合着色されない分
 木の色調と木目が浮き出てしまい
 ます。
 塗布による濃淡ムラは殆ど目立ま
 せん。



1インチスロート
スタンダードタイプのホーンです


カットOFF周波数:300Hz
長さがフルサイズの2/3のショートホーンです。



★ドライバーFostex D252と組合せたf特性
(グラフ横の数値は10Hz/100Hz/1kHz/10kHz)

「W-300SDX」のスタンダードモデルです。

音質は滑らかで情報量も多く
美しい音色です。

Fostex D252の場合
7,000〜10,000Hz位から
ツィーターを追加することで
更に素晴しい音になります。
2/3ショートホーン
  開口角90度
 カットOFF300Hz
スタンダード


 作品名
「W-300S」


★完成時の塗装色:ライトオーク
 <油性系のみ使用>


 ※ 左右の特性はほぼ同じ為、
  片ch分掲載しています。


詳細仕様
 下をクリックして下さい

 詳細仕様

 ★使用ニスは浸透力と皮膜耐久性
 のあるジェルタイプ(布刷り込み式)
 を使用しました。



 ★クリヤーの場合着色されない分
 木の色調と木目が浮き出てしまい
 ます。
 塗布による濃淡ムラは殆ど目立ま
 せん。



クリアー塗装タイプです。
ホーン長とスロート径は「W-300S」と同じで
幅の狭いトールボーイ型SP-BOXと
バランスがにとれる様にした
開口角を45°/幅約30cmの
ホーンです。



カットOFF周波数:300Hz
長さがフルサイズの2/3のショートホーンです。



★ドライバーFostex D252と組合せたf特性
(グラフ横の数値は10Hz/100Hz/1kHz/10kHz)

※縦の破線は410Hzです。

狭く感じる開口角45°でも実試聴では
リスニングポジションを意識させない
左右の指向性を確保しております。


音色や周波数特性は
中型の「W-300S」や「W-300SDX」
と変わりません。

■2/3ショートホーン
  開口角45度
 カットOFF300Hzホーン


 作品名
「W-300S/45°」

★完成時の塗装色:クリヤー
 <油性系のみ使用>


 ※ 左右の特性はほぼ同じ為、
  片ch分掲載しています。


詳細仕様
 下をクリックして下さい。

 詳細仕様


 ★使用ニスは浸透力と皮膜耐久性
 のあるジェルタイプ(布刷り込み式)
 を使用しました。



 ★クリヤーの場合着色されない分
 木の色調と木目が浮き出てしまい
 ます。
 塗布による濃淡ムラは殆ど目立ま
 せん



<ホーンについての簡単な解説>

.ホーンは仕様書等に最低でもカットOFF周波数や材質の3項目の記載が無いホーンは、実際に導入してみなければ分からず、後悔しないためにも注意が必要です。(ライバーを組合わせた時の周波数特性図等があれば参考にします)

★市場で、スロートサイズ、使用可能周波数しか記載されておらず美しいだけのウッドホーンを見かけますが、これだけでは全くホーンの良し悪しが分かりません。(見た目だけで判断してはいけません)

■フルサイズホーンとは、横から見た断面の開口先端部の上側カーブと下側カーブの接線がクロスする角度が90度(直角)になる所まで伸ばしたホーンのことを言います。

★ホーンの形式(ホーンカーブの計算式や異なるカーブを組合わせた物)の違いによって短くてもフルサイズと称しているホーンもありますが、これらは擬似フルサイズにな属します。

★同一カットOFF周波数及び同一スロート径でフルサイズホーンにしますとホーン全長は長くなり、又幅も広く、急激に大きなサイズになります。

ショートホーンとは、フルサイズホーンに対しカットOFF周波数及びスロート径は同一のまま、使用する周波数帯域やウーファーサイズ応じて先端部を短くカットしたホーンをショートホーンと言います。

★当フルサイズホーンのホーン長(全長)は45cmですので、ホーン長を2/.3の長さの30cmにしたホーンを便宜上、2/3ショートホーンと名づけています。(先端部上下の接線の交差角が90度になっていないホーンは全てショートホーンと称します)

<カットOFF300Hzの自作ホーンについて>
※低域よりの約650Hzくらいから使いたい場合はフルサイズホーンが良いです。

※中域の800Hz以上から使いたい場合は2/3ショートホーンで十分対応できました。

中域の800Hz以上から使いたい場合で巾が狭いトールボーイ型のエンクロージャー等では2/3ショートホーンでは横に大きくはみ出してしまい頭デッカチで見た目が悪くます。これらのエンクロージャーに適合させ、見た目を改善したのが巾を狭めた「W-300S/45°」です。バランス的にお勧めです。

45°モデルは、左右の指向性が開口90度タイプより若干狭くなりますが、聴く位置によって約5度〜30度程度の範囲で内向きにセッティングする事により解消します。又、周波数特性自体は2/3ショートホーンと殆ど大差はありません。


■カットOFF周波数とは、その周波数からドライバーの送り出す空気が空気のロード(負荷)としてかかり始める周波数で、その周波数から使用できる周波数ではございません。使用可能な周波数は、通常、カットOFF周波数の2倍以上と言われております

■ホーン選びの三つのポイントとは
 @カットOFF周波数 
 A周波数特性図
 B.材質
 は、ホーンの特性や音色を判断する重要な項目です。

 (詳しくは
”ココ”をクリックしてください)


イメージ
1インチスロート
カットOFF周波数:300Hz
長さがフルサイズのホーンです。


ドライバーはJBL2420が
取り付けてあります。

ホーンが大きいので
ドライバーが小さく見えます。

フルサイズホーン
  開口角90度
 カットOFF300Hz

    フルサイズデラックス


 作品名
「W-300FDX」


★完成時の塗装色:オーク
 <油性系のみ使用>


●詳細仕様
 下をクリックして下さい。

 詳細仕様

 ★使用ニスは浸透力と皮膜耐久性
 のあるジェルタイプ(布刷り込み式)
 を使用しました。



 ★クリヤーの場合着色されない分
 木の色調と木目が浮き出てしまい
 ます。
 塗布による濃淡ムラは殆ど目立ま
 せん。

 
【製作依頼は承っておりません】