片貝を獲る・食べる 干上がりの岩にくっ付いている。左の図で光っているのが10円玉だ。マッチ箱より 少し小さいぐらいと思っていただいていい。岩と貝の隙間にドライバーのようなものを 差込、てこの原理で獲るのである。これを、丁寧に塩水で洗い砂やごみを取り除き 湯通し、内臓をとり、適当な大きさに切ったものが右図である。つまり、刺身である。 湯通しは、臭みを取り、身をやわらかくする効果がある。あわびのような味がし、 実に経済的で美味しくいただける。
瀬戸貝を食べる 瀬戸貝は基本的に海底に生息するものだが、潮の干満によってたまに顔を見せる。 これは、ひげのようなものでしっかりと岩についているので、結構とるのが難しい。 一つ一つは下の図のようなもで、本当は、七輪で網焼きして(バーベキュー風)食べると 美味しいのだが、今回は釜茹でにしてみた。海水で茹で、貝が開くと出来上がりだ。 大きいものは20数センチになるが今回は10センチ程度なので丸ごと醤油をつけて 食べると酒の肴に最高だ。