D&Dいろいろ
D&D専用の雑記みたいなのを作ってみました。
いちおう、プレイガイドとか戦術ガイドとかになれば…と思っています。
7.キャラクタークラスの話〜パラディン〜
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PALADIN!
聖戦士!
ことTRPGにおいては、この響きには特別な思いがこもります。
(私だけでは…ないですよね?)
ある意味「先の約束されている」(というと語弊もありますが)
小説や映像作品、コンピュータRPGと異なり、
正義を通すのはTRPGでは大変な事です。
特にタイトなプレイではどうしても「きれい事」だけで通しづらい事もあり、
リアリズムが優先される事が多くなりがちです。
…それこそ気がつくと「ワルキューレの騎行」とか
「ミッキーマウスのテーマ」とかが流れてきそうな
プレイになってる事もよく。
そんな中で、現実ではなく理想を、
勝利よりも名誉を選択するパラディンは
あまりにも危険で、生存率の低いものとなります。
そうして生命をかけて貫かれる正義だけに、
パラディンというのは華々しく、
魅力にあふれたものになるのでしょう。
(D&Dでは属性というルールがありますから、
この手のタイプでよくある偽善者や独善家というのは許されませんし)
正義という意味ではクレリックも同様なのですが、
彼らは一歩退いた立場にいる事が比較的多く、
パラディンほど盛大に動く事ができません。
(クレリックが盛大に動くと、パーティの内容によってはかなり危険になりますし)
常に前線で、主役を演じやすく、
また行動指針の比較的はっきりしたパラディンは、
ひょっとしたら初心者に最適なのかもと思います。
理想と現実との難しいギャップに悩まされたりする事もあるでしょうが、
その辺は仲間が助言したりフォローしたりしてくれるでしょう。
ただ、正義を貫く勇気と、
キャラクターを失う事に対する覚悟は必要になりますけれど。
ときに、
なぜかパラディンのスタイルとして思い出すのが
「ドラゴンランス」のスタームと
「ファイブスター物語」のミューズ(レイバック枢機卿)だったりします。
…どっちもパラディンというかなんというかなんですけれど。
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一応、上の画像をクリックすると縮小前の画像が見られます(やっぱりエンピツ画ですが)。
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