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ここでは、明治～大正期の主要登場人物の経歴や生没年月日などを概観している。下記表は、氏名のあいうえお順にまとめている。
※1 生没年月日はすべて西暦の日付。
| 氏名 | 経歴 | 生没年月日 ※1 |
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|---|---|---|---|
| あ | |
有栖川宮熾仁(たるひと)親王 | 皇族 兵部卿 元老院議長 左大臣 参謀総長 | 1835/3/17 ～ 1895/1/15 |
| 板垣退助 | 土佐藩士 自由民権運動の指導者 参議、内相 自由党･愛国公党創設者 | 1837/5/20 ～ 1919/7/16 |
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| 伊藤博文 | 長州藩士 兵庫県知事 工部卿 内務卿 初代首相 立憲政友会総裁 韓国統監→暗殺 | 1841/10/16 ～ 1909/10/26 |
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| 伊東巳代治(みよじ) | 長崎の町年寄 伊藤博文側近 枢密院書記官 東京日日新聞社長 農商務大臣 | 1857/5/29 ～ 1934/2/19 |
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| 犬養毅 | 備中･庭瀬藩郷士 慶応義塾中退 立憲改進党 文相 逓信相 首相 5･15事件で暗殺 | 1855/6/4 ～ 1932/5/15 |
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| 井上 馨(かおる) | 長州藩士 外務卿 内務大臣、大蔵大臣等 | 1836/1/16 ～ 1915/9/1 |
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| 井上 毅(こわし) | 熊本藩士 太政官大書記官 大日本帝国憲法起草 文相 | 1844/2/6 ～ 1895/3/17 |
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| 岩倉具視(ともみ) | 公家 王政復古を主導 外務卿 岩倉使節団団長 右大臣 | 1825/10/26 ～ 1883/7/20 |
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| 植木枝盛(えもり) | 土佐藩士 立志社 私擬憲法策定 第1回衆議院選挙当選 | 1857/2/14 ～ 1892/1/23 |
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| 江藤新平 | 佐賀藩士 司法卿 佐賀の乱で処刑 | 1834/3/18 ～ 1874/4/13 |
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| 榎本武揚(たけあき) | 幕臣 外務大臣 海軍卿 文部大臣等 | 1836/10/5 ～1908/10/26 |
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| 大井憲太郎 | 豊前国農民 愛国社 弁護士 立憲自由党 普通選挙期成同盟会 キリスト教徒 | 1843/9/3 ～1922/10/15 |
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| 袁世凱(えんせいがい) | 河南省出身 李鴻章傘下で朝鮮公使 北洋大臣 直隷総督 初代中華民国総統 | 1859/9/16 ～1916/6/6 |
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| 大木喬任(たかとう) | 佐賀藩士 東京府知事 民部卿 参議 枢密院議長 | 1832/4/23 ～ 1899/9/26 |
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| 大久保利通 | 薩摩藩士 参議 大蔵卿 内務卿 紀尾井坂で暗殺 | 1830/9/26 ～ 1878/5/14 |
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| 大隈重信 | 佐賀藩士 参議 大蔵卿 首相 立憲改進党結成 早稲田大学創設 | 1838/3/11 ～ 1922/1/10 |
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| 大山巌(いわお) | 薩摩藩士 陸軍大臣 満州軍総司令官 | 1842/11/12 ～1916/12/10 |
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| 尾崎行雄 | 相模国生まれ 慶應義塾中退 第1回衆議院選挙当選･連続25回当選 東京市長 | 1858/12/24 ～ 1954/10/6 |
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| か | |
桂 太郎 | 長州藩士 ドイツ留学 陸軍大将 陸軍大臣 首相 内大臣 | 1848/1/4 ～1913/10/10 |
| 金子堅太郎 | 福岡藩士 ハーバード大卒 首相秘書官 司法大臣 米国特使 枢密顧問官 | 1853/3/13 ～ 1942/5/16 |
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| 川上操六(そうろく) | 薩摩藩士 戊辰戦争･西南戦争に政府軍側で従軍 参謀次長 参謀総長 陸軍大将 | 1848/12/6 ～ 1899/5/11 |
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| 木戸孝允(たかよし) | 長州藩士 版籍奉還･廃藩置県を主導 立憲制採用を建言 文部卿 内務卿 | 1833/8/11 ～ 1877/5/26 |
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| 金玉均(きんぎょくきん) | 朝鮮 忠清南道 日本に遊学 甲甲事変を起こすも失敗 上海で暗殺 | 1851/2/23 ～ 1894/3/28 |
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| グナイスト | ベルリン大学教授･法学者 伊藤博文に憲法を講義 | 1816/8/13 ～ 1895/7/22 |
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| 黒田清隆 | 薩摩藩士 箱館戦争～北海道開拓使 首相 枢密院議長 | 1840/11/9 ～ 1900/8/23 |
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| 河野敏鎌(こうのとがま) | 土佐藩郷士 文部卿 立憲改進党副総理 内務･司法･文部大臣他 | 1844/11/29 ～ 1895/4/24 |
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| 河野広中(こうのひろなか) | 三春藩(福島県)郷士 自由党 衆議院議長 農商務大臣 | 1849/8/24 ～1923/12/29 |
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| 五代友厚 | 薩摩藩士 薩摩藩の交易を担当 維新後、大阪で実業に従事、政商と呼ばれた。 | 1836/2/12 ～ 1885/9/25 |
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| 児玉源太郎 | 徳山藩士 陸軍大将 台湾総督 陸相 内相 文相 参謀本部次長 脳溢血のため急死 | 1852/4/14 ～ 1906/7/23 |
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| 小村寿太郎(こむらじゅたろう) | 日向国飫肥(おび)藩士 ハーバード大留学 清･米･露国公使 外相 貴族院議員 | 1855/10/26 ～ 1911/11/26 |
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| 後藤象二郎 | 土佐藩士 民撰議院設立建白に参加、のち逓信相、農商務相などを歴任 | 1838/4/13 ～ 1897/8/4 |
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| さ ｜ |
西園寺公望(きんもち) | 公家 伊藤博文の腹心 文相 外相 首相 最後の元老 | 1849/12/7 ～1940/11/24 |
| 西郷従道(つぐみち) | 薩摩藩士 西郷隆盛の弟 海軍大臣 枢密顧問官 | 1843/6/1 ～ 1902/7/18 |
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| 三条実美(さねとみ) | 公家 8月18日政変で長州へ 1867年復帰 右大臣 太政大臣 内大臣 首相代理 | 1837/3/13 ～ 1891/2/18 |
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| シュタイン | ドイツの法学者･思想家 ウィーン大学で伊藤博文に憲法や国家を講義 | 1815/11/18 ～ 1890/9/23 |
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| 副島(そえじま)種臣 | 佐賀藩士 外務卿 征韓論で下野 枢密院副議長 内相 | 1828/10/17 ～ 1905/9/23 |
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| た ｜ |
谷干城(たにたてき) | 土佐藩士 熊本鎮台司令官(西南戦争) 農商務大臣 貴族院議員 | 1837/3/18 ～ 1911/5/13 |
| 寺島宗則 | 薩摩郷士 外務卿 文部卿 元老院議長 枢密院副議長 | 1832/6/21 ～ 1893/6/6 |
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| 東郷平八郎 | 薩摩藩士 イギリス留学(1871-78) 日露戦争で連合艦隊司令長官 没後、東郷神社建立 | 1848/1/27 ～ 1934/5/30 |
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| な ｜ |
乃木希典(のぎ まれすけ) | 長府藩士 1868年入営 西南戦争従軍 日露戦争で旅順攻囲戦指揮官 没後乃木神社建立 | 1849/12/25 ～ 1912/9/13 |
| は ｜ |
原 敬(はら たかし) | 盛岡藩士 民権派新聞の記者 パリ公使館勤務 農商務省官僚 衆議院議員 内務相 首相 暗殺 | 1856/3/15 ～ 1921/11/4 |
| 福沢諭吉 | 豊前国中津藩士 1860-67年に米国、欧州を訪問 慶應義塾設立 | 1835/1/10 ～ 1901/2/3 |
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| ボアソナード | フランスの法学者 1873-95 明治政府顧問、東京法学校(法政大学)などで教授 | 1850/5/19 ～ 1901/6/21 |
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| 星亨(ほしとおる) | 江戸の左官職人の子 弁護士 自由党 衆議院議長 立憲政友会 逓信大臣 | 1825/6/7 ～ 1910/6/27 |
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| ま ｜ |
牧野伸顕(のぶあき) | 大久保利通の次男 文部・農商務・外務大臣 内大臣 | 1861/11/24 ～ 1949/1/25 |
| 松方正義 | 薩摩藩士 大蔵卿 蔵相 内相 首相 | 1835/3/23 ～ 1924/7/2 |
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| 三浦梧楼(ごろう) | 萩藩士 西南戦争従軍 西部監軍部長 陸軍紛議で左遷 閔妃暗殺事件で入獄 枢密顧問官 | 1847/1/1 ～ 1926/1/28 |
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| 三島通庸(みちつね) | 薩摩藩士 栃木･福島･山県･鶴岡等の県令 警視総監 | 1835/6/26 ～1888/10/23 |
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| 陸奥宗光 | 紀州藩士 神奈川県知事 農商相 外相 | 1844/8/20 ～ 1897/8/24 |
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| 明治天皇 | 122代 天皇 諱(いみな)は睦仁(むつひと) | 1852/11/3 ～ 1912/7/30 |
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| モッセ | ドイツの法律家 グナイストのもとで伊藤博文に憲法を講義 1886～1890滞日 | 1846/10/1 ～ 1925/5/31 |
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| 森有礼(ありのり) | 薩摩藩士 清国公使 英国公使 文部大臣 国粋主義者により暗殺 | 1847/8/23 ～ 1889/2/12 |
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| や ｜ |
山県有朋(ありとも) | 長州藩士 陸軍卿 内務卿･内務相 首相 枢密院議長など | 1838/6/14 ～ 1922/2/1 |
| 山田顕義 | 長州藩士 内務卿 司法相 枢密顧問官 | 1844/11/18 ～ 1892/11/11 |
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| 山本権兵衛 | 薩摩藩士 海軍兵学寮卒 海軍大臣 伯爵 首相 | 1852/11/26 ～ 1933/12/8 |
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| ら ｜ |
ロエスレル | ドイツの法学者 1878-1893 明治政府顧問 | 1834/12/18 ～ 1894/12/2 |
| 李鴻章(りこうしょう) | 清の有力政治家 太平天国の乱(1851-64)を鎮圧 1870年直隷総督兼北洋大臣 日清戦争敗北で失脚 | 1823/2/15 ～ 1901/11/7 |
出典) 関連するWikipedia、｢コトバンク｣その他参考資料より作成。