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わがまま外来 the Room of Requirement


これは、医者がゆっくり話をしたい患者さんだけのために開いている秘密の外来枠です。医者の都合で開かれたり閉まったりする予約外来です。
ヒントは昨日の医師会の会で隣に座った日曜診療もしている先生のお話から。「日曜やっていても、来るのは急患ではなく、患者さんの都合ばっかり。中には、自分の主治医の予約が3週先まで入らないから、同じ薬を3週分処方してほしい、と言って来る人も。患者さんが自分の都合ばかりで、わがまま言うんなら、医者だって、週に1回ぐらい、自分が気に入った患者さんだけと、予約制でゆっくりお話しする外来枠(医者のわがまま外来)を作ってもいいでしょう?」
このお話はすごいヒントになりました。「山田記念病院にいた前立腺炎の名医」が復活するかもしれません。
復活するかもしれない前立腺炎特殊外来は、ハリーポッターの「the Room of Requirement」みたいなものですので、本当に困っていてパニックに陥っている前立腺炎の患者さんにだけ、私の気まぐれでドアが開きます。


ハリーポッターの「the Room of Requirement」は、魔法で作られるスペースですから、制限はありませんが、木村泌尿器皮膚科の前立腺炎・秘密の部屋「the Room of Requirement」はすぐに満室になってしまうかも知れません。
でも、私のサイトに力を与えて下さっているのは、このページ(左上隅に仕掛けあり)を見てくださっている前立腺炎の方々です。一般外来では、待っておられる他の患者さんが気になって、ゆっくりお話できませんが、この秘密の部屋では、私の学習のためも含めて、じっくりお話をうかがいたいと思います。「the Room of Requirement」はハリー・ポッターと不死鳥の騎士団で出てくる、ハリー達が先生達に秘密で魔法の練習をした部屋です。当院の受付にも入り方は教えませんし、勿論メールや電話では予約できません。電話で問い合わせてきた人には「あの話はフィクションで実在しません」とお答えします。昨日思いついただけで、今のところ本当に実在していません。

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