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山田記念病院にいた前立腺炎の名医


Yahooではかなり前から10位以下に落ちてしまっていた私の前立腺炎のページがやっと10位内に上がってきました。
Googleではいつも1位(低くても3位)にいたので、何もいじらず、Yahooエンジンが早く正当に評価してくれるのを待っていました。
Googleのほうが技術力が上だと分っていると、Yahooで順位が落ちてもGoogleで上位にいればあせらずに待つ事が出来ます。
Yahooで私の前立腺炎のページが上がってきたおかげで、また前立腺炎の患者さんが増えそうです。
私は東京共済病院に勤務している頃、診察に時間がかかる前立腺炎の患者さんにはバイト先の山田記念病院にきてもらっていました。
開業後も9ヶ月間は、クリニックの休診日の木曜に山田記念病院で働かせてもらっていました。
外来患者さんは少なく、数名でした。それでも雇っていただけたのは、泌尿器科常勤医がいないので、入院患者さんの泌尿器科的処置が必要になったときのための保険のようなものだったようです。
ですので、私の前立腺炎のページを読んで山田記念病院にいらしていただいた方には、ゆっくりお話できましたし、患者さんにとって何が辛いのかもよく分かり、それがサイトの内容の充実にも役立ちました。前立腺炎になってしまった(木曜日を休診日にしている)開業医も数名来院されました。その方々とのディスカッションは私の勉強にもなりました。
クリニックが軌道にのり、経済的にバイトを続ける必要がなくなり、山田記念病院は2005年末退職しました。
今は、私の前立腺炎のページを読まれた方は私のクリニックにいらっしゃるわけですが、山田記念病院時代のようにゆっくりお話できません。問診表に「数年前から前立腺炎」と書かれていて、住所が遠い方が初診で来られると、ちょっと構えてしまいます。
「尿路感染症で有名な教授にも診てもらっった。泌尿器の病気ではないと言われ、精神科を紹介されたが納得できない」とおっしゃる方に、親身にお話を聞いていると15分30分すぐに経ってしまいます。山田記念病院の頃は人助けが出来たのになあ、とは思うものの、1日に数人しか診ないのではクリニックの経営が成り立ちません。
藁をもすがる気持ちで来られた方には別の日に時間を取ってゆっくり接するべきか、いろいろ検討中です。でも遠方からわざわざいらしたのかと思ったら、出張のついでに寄っただけ、という軽い方もいらっしゃるので、「藁をもすがる」度を距離で測るわけにも行かず、難しいところです。

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