≪ 旅行記 ≫
我々の絵に語らせる以外には何もできない。私は私の仕事に命を懸ける。(⇒ゴッホから弟のテオへの手紙より) アルルは、ゴッホが大好きだった日本の風景に似ていると思って暮らした街。アルルで印象に残ったものは、糸杉、ラベンダー、跳ね橋、黄色いカフェ、入院していた病院。実際に訪ねそこの風を感じると、各々の絵画の意味が少し理解できたような気がする。 |
![]() 現在のはね橋 |
![]() 黄色いカフェ |
![]() 入院していた病院 |
【 作品 】
![]() 向日葵 |
![]() 黄色い家 |
![]() 疲れ果てて |
![]() アルルの寝室 |
![]() 跳ね橋 |
![]() ラ・ムスメ |
![]() タンギー爺さんの肖像 |
![]() 黄色いカフェ |
![]() 病院の中庭 |
ゴッホもセザンヌの次に好きである。ゴッホをさらに深く知りたくて、オランダのゴッホ美術館、クレーラー・ミューラー美術館まで足を運んだこともある。そこまでして初めてゴッホの感性を掴めたような気がする。 ここに面白い資料がある。「ゴッホの寝室」を描くにあたって、ゴーギャンへの手紙に、いろいろな心情をゴッホ自身が述べている。「部屋の装飾のために、僕の寝室を描いた30号の油絵を仕上げました。君もご存知のあの白木の家具も一緒です。まるで、スーラの絵のように単純で何もないこの部屋を描くのは、大変楽しい仕事でした。色面は平坦ですが、大きなタッチでたぷり塗られています。壁は薄い紫色、床は褪せたような粗い赤茶色、椅子とベッドはクリーム・イエロー、枕とシーツは薄緑がかったレモン色、毛布は血のような赤、化粧テーブルはオレンジ、洗面器は青、窓枠は緑です。僕は、ご覧のとおり、これからさまざまな色によって、絶対的な休息を表現しょうとしました。・・・・・。」なかなか画家自身が直接解説してくれているのも珍しい。 (参考文献:高階秀爾、名画を見る眼、岩波新書) |
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