「プルーンの話」
          
            
          これが、プルーンで作った蒸留酒です。
          
          
          プルーンって、日本ではどちらかと言えば珍しい果物ですが、スロヴェニアでは「捨てるほどある」
          という感じで、普通にどこにでも実ってる果物なのです。
            だいたい、スロヴェニアでは、普通の家の庭にも、さくらんぼとか、林檎など果実の木があるのが
            珍しくないんだけど、ちょっと田舎に行くと、プルーンの木が庭や道ばたなどあちこちにあって、
            秋には、たわわに実っています。
            
             生で食べたり、ジャムにしたり、果実酒にしたり(プルーンで作る蒸留酒はスロヴェニア名物のひとつ)、
            お菓子にしたり、いろいろ使いまくります。
            それでも、豊作の年には使い切れず、もう誰もほしがらなくなってしまい、収穫せずそのまま
            放っておいたりすることも少なくないみたい。あぁ、もったいない!
            (そんなところ、日本での柿に似てませんか?)
            
             私たちが行った年も、すっごくプルーンがよく実った年で、
            「いくらでも、とっていいよ。どうせ、もう誰も食べないから。」て感じでした。
            「こんなにおいしいものを、もったいない!」と、バクバク食べたことを思い出します(笑)。
            
            ちなみに、ピカポロンツァでも、プルーンのコンポートや、プルーンのギバニッツァなど、プルーンを
            使ったお菓子が、これから秋にかけて登場します。プルーン入りそばのパンもあります。
            ふんわりしたやさしい甘さで、とっても美味!繊維や鉄分が多く、美容と健康にも、
            そしてダイエットにもGOODなので、ぜひ食べてみてください。