飯縄山   2018年6月16日

コース:
バス停(飯縄登山口)7:50〜一の鳥居8:20〜9:45駒つなぎの場9:50〜10:25天狗の硯石10:45〜11:20西登山道分岐〜11:55飯縄山山頂12:25〜12:50分岐〜14:30西登山道入り口〜14:50中社
梅雨時とあって天気予報とにらめっこしながらの登山。夜行バスで長野駅に着くと、予報に反してどんよりと雲がかかって山は見えず、今にも降りそうな空。初日の予定を変更し、雨でも安全に登れる飯縄山に向かう。
長野駅前7時のバスで飯縄登山口下車。霧雨状態で、合羽の上だけ着て歩き出す。別荘地に延びる1本道を進む。

一の鳥居

鳥居が現れ、ここから登山道、と思いきや、僅かで車道と出会い、また鳥居が。南登山口の標識がある。林床にはイチヤクソウ、ネバリノギラン?の蕾。見事な赤斑(アカフ)タチツボスミレの葉。
一不動(から始まって十三の虚空蔵菩薩まで)の石仏が見送ってくれる。歩きやすいルート。静かだ。タニウツギのピンクが優しい。白っぽい花はグンナイフウロだろうか。

徐々に標高を上げていくと、鮮やかなクリンソウ。展望のない登りで登山者を励ましてくれる。なかなかに花の多い山だ。下の方では咲き終わっていたイワカガミも登るにつれて花が残っているのは嬉しい。サラサドウダンも見事。
さらにはレンゲツツジも。時間もあるし、夜行明けの体でもあり、写真を撮りながらゆっくり上る。

レンゲツツジ



多少の急登はあるものの、花の名を思い出したりしながら登っていく。途中、駒つなぎの場、天狗の硯石などのポイントを経て西登山道分岐に出るともう一安心。
本当なら開けた視界に励まされるはずだが今日は霧の中。でも花が労ってくれるのであとは楽しい散歩気分。しばらくで南峰。休憩中の登山者も。一段下がったところのお社を横目に、なだらかな稜線を山頂へ。ここはツマトリソウの大群落。ゴゼンタチバナも咲き始め、すっかり夏山気分。
幸い青空も覗き始め、開けた山頂に到着。お昼とする。

一休みしてから往路を戻り、今度は分岐を直進して西登山道を進む。少し石がガラガラしているが、問題なく進む。こちらも花が多く、サラサドウダン、ウラジロヨウラクなど足元だけ見ていると見落としそう。


ウラジロヨウラク

下り終わったかなと思うあたりで小さな社に出る。何故かここで地元の人たちだろうか、車座になって宴会中。
さらにゆるやかになるが意外と先は長く、最後にイチヤクソウの群落を見て西登山口に下山。車道を右に折れて進む。広い駐車場に出て何だろうと思うと、ちびっこ忍者村らしい。さらに進んで神告げ温泉を過ぎると戸隠中社に出る。
下山完了。早めに宿に入り、明日に備える。

*画像はブログでもどうぞ。*
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