コース:
9:50加蘇山神社〜10:10東屋10:15〜10:20分岐〜10:40行者返し〜11:15稜線出合〜東剣ノ峰〜西剣ノ峰〜12:00石裂山〜12:15月山12:40〜13:40東屋13:45〜14:00加蘇山神社
今日は楽しみにしていた石裂山。鎖や梯子が沢山あって手ごわいと聞いている。 集合場所へ行くと何と今日は43名。但しリーダーは3人なので安心だ。 大型バスの中、お隣は久しぶりにご一緒のAさん。通路の向こうは御馴染みのNさん、Fさん。和やかな雰囲気でレッツゴー。
バスを降りたのは加蘇山神社の社務所。近年死亡事故が多発したため、「ハイキングコースではなく登山コースです」等の警告示が目立つ。
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しばらく歩くと登山口に到着。神社の鳥居と石段がある。(乗用車ならここまで入れる。) 神社にお参りしてから登り始める。杉林を抜けると急に明るくなる。 左斜面が広範囲に伐採され、そのせいか土砂崩れの箇所があるのだが、大したことはなく、登山靴なら楽勝だ。 小山を越えると目覚めたばかりのエイザンスミレ、初めてのコガネネコノメと花も歓迎してくれる。
すぐに東屋になり、さらに分岐を「千本桂」方面へ。この桂の木、太い枯れた箒に見えてしまうのだが、本当に芽吹くのだろうか・・・。 鎖場は何段かに分かれ、数本掛かったところもある。
さて、鎖場や梯子が多いとは急登の連続ということ。高度はどんどん稼げるものの、結構息が切れる。 稜線に出るといよいよ東剣ノ峰と西剣ノ峰が待っている。石裂山までもう少しなのに、その合間に断崖が2つ。急降下、急登、急降下、急登なのだ。 さて、東剣ノ峰から降りるのは立派な、あまりに立派な梯子の連続。勿論、ここが鎖場だったら流石に腰が引けるし、降りるには腕力が要るだろう。 東剣ノ峰の梯子 降りきったらまた木の根を掴んで急斜面を登り返すとそこが西剣ノ峰。ここも同じくアルミの「素晴らしい」梯子完備。滑り止めも完璧で、これ以上安全なコースがあるだろうか、と思う。
三角点を確認してから月山を目指す。こちらの方が広いので我々はここで昼食。先発隊も休憩。 風が冷たいので早めに食べ終えて出発。また急降下、ちょうどいいところに木の根がある。 鎖を降りるとその先は岩屑の道。石車や落石に注意しながら降りて行く。その割にはハイペースで、皆さん慣れた足取りで降りて行く。・・・あっという間に分岐に戻り、東屋で休憩。 往路で見た花を確認しながら、カメラ片手にゆっくり降りる。
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