コース:赤芝登山口9:35〜11:00小野子山(1208m)11:35〜12:30中ノ岳(1188m)12:40〜女坂〜13:25十二ヶ岳(1200m)13:55〜14:05「塩川温泉/大原」分岐14:10〜14:30見透し台〜14:50「十二ヶ岳登山口入口」(林道出合)〜15:10西側登山口(駐車場)
久しぶりに5時に起きると外は真っ暗。集合場所へ向かう山手線の中でようやく明るくなる。
天気は良さそうだ。しかも暖かい。 今日は関越道で小野子三山縦走へ。マイクロバス2台で出発。 渋川伊香保ICで降りて、小野子山林道の赤芝登山口へ向かう。途中の紅葉・黄葉が美しい。林道を登っていくと既に数台の乗用車が停まっているが、 駐車スペースは少ない様子。
ここから登り始めるが、急登で、簡易舗装までなされているのに驚く。途中に1本のムラサキシキブ。ようやく舗装を離れ、登山道らしく山中へ入っていく(10:00)。
昨夜の雨でぬかるんだ急坂はなかなか難儀だ。登山道は時折なだらかな尾根を進みながらも、なかなか小野子山には着かない。 もうそろそろ着いてもいいのに、と思う頃、ようやく山頂へ。なかなかの展望で、山名表示板もある。
ここで赤城山を眺めながらの昼食とする。楽に登れるためか、登山者もそれなりに多く、山頂は賑やかだ。 地形図では標高差170mもあろうか。小野子山からこの坂を見下ろして、恐れをなして引き返す人がいたが、さもありなん。
小野子山林道への下山路を分けて登り返すと中ノ岳。山頂をあっさり通過すると今度は120mほど下って鞍部に立つ。少し斜度が緩く、日当たりが良いせいか、乾いた落葉の下の石が曲者だ。 山頂からの360度の大パノラマは文句無く素晴らしい。山名盤を見るだけでも百名山が一体いくつあるだろうか・・・。空が澄んでいたら、富士山や槍・穂高も綺麗に見えるようだ。
山座同定しながら山頂に30分も長居する。リーダーも展望を満喫した様子。そろそろ寒くなってきたみんなに急かされるように山頂を後にする。 あわてて地形図にコンパスを当ててみるが、元々正しいコースの記入がないので迷う。だいたい、塩川温泉ってどこ?大原ってどこ??・・・・
最後尾で検討の結果、サブLの指摘通り、ここは直進ではなく「塩川温泉」方面に下るという結論に達する。塩川温泉とは、今の小野上温泉のことらしい。ただし直接駅に向かって南下するわけではなく、駅に繋がる林道に出るという意味のようだ。
念のため、ここからは地形図と周囲の地形を照合しつつ歩いていく。 幸い、道もしっかりしており、すぐに新しい標識が現れて正しい選択だったと判明する。
尾根がだんだん広がって、また木々に黄葉が残るようになると、広葉樹と針葉樹の境界を進み、最後は左に折れてすぐに林道に出る。車が1台停めてあるが、未舗装の林道である。しかし、マイクロの待つ駐車場はまだ先のようだ。
おしゃべりしながら暫くの間林道を降りていくと道は更に広がり、とうとう舗装道路に出る。そこには立派な駐車場と東屋、簡易トイレがあるではないか。 駐車場入口の奥には林道の案内板がある。
なぜかここは「結婚の森」といわれているらしい。駐車場の周辺に何か記載があったらしいが、私は気づかなかった。(ネットで検索してみると、この林道峠山線の途中にある「入道坊主」登山口の標識には、この「結婚の森」という文字が入っているようだ。) いずれにせよ、これだけ広くて立派な駐車場があるので、ここから十二ヶ岳の往復は楽だろう。 |