雪岳山以来ほぼ一ヶ月も歩いていないので、足慣らしに高尾方面へ。恐ろしいほどの混雑を避け、今日はMさんと大垂水峠から南高尾山稜を歩くことにする。
JR相模湖駅と八王子駅方面を結ぶバスは休日には1日3本しかないので、乗るのは8:39発のバスしかない。で、9時前には峠に到着。ここから高尾山方面と南高尾をつなげて歩くことができる。
歩道橋を渡って南側へ。大賑わいの高尾メインルートと違って静かだ。
菊類やナガバノコウヤボウキなどが咲いている。わずかで稜線に出ると、あちこちイノシシが掘り返した様子。それに、この前の台風の爪あとがまだ痛々しい。あちこち倒木だらけである。
そんな中、おしゃべりしながら最初のベンチでまず休憩。あまりアップダウンのないコースなので朝にはありがたい。
韓国のこと、歌舞伎のこと、山のことなど話題は尽きず、ちょっとお気に入りのベンチは珍しく大勢が占領していたので通過し、何箇所目かのベンチで早めにお昼とする。大きなテーブルのあるベンチからは、
蛭ヶ岳だろうか、丹沢方面にきれいな三角のピークが見える。
暖かいコーヒーを飲んでからまた歩き出す。アザミもまだ咲いているのはこの暖かさのせいだろう。ちょっと踏み跡に引き込まれて探検をしつつ、メインルートの戻ってまた歩く。
少しずつ人が増えてくるとコースは大きく左へ折れて北上していく。大きな休憩所もたくさんあって、ハイキングの人が休んでいる。
たまには梅ノ木平へ降りてみようか、と入った道が、結局はいつものメインルートだったのに気づかず、最後のきついアップダウンの繰り返しに飽きてきたころ四辻にたどり着いた。
案の定、高尾山口は人であふれ、色とりどりのウェアに目がくらくらしながらも、電車に乗り込んだ。
結構しっかり歩いて満足、満足。



左から:カンアオイ、 ナガバノ・コウヤボウキ、 リュウノウギク、 センブリ
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