11:50券売所→11:55階段路・檀君路分岐→昼食(20分)→13:10チャムソンダン→13:15「山頂」13:20→檀君路→13:57分岐→14:50券売所
ソウルからバスで2時間弱の江華島(カンファド)にある摩尼山(マニサン)472mへ。 新村駅からすぐの映画館前から乗る。登山口直行の3100番のバスは本数が少な過ぎて利用できず、一旦江華島のバスターミナルに行き、そこから乗り換えることにする。(3000番のバスを利用。) バスターミナルでは案内所のおじさんが丁寧に説明してくれた。(日本語も分かる様子。私は勉強も兼ねて韓国語で話したが、日本語のパンフも各種あった。) すぐに登山口行きのバス(華道:ファド)行きの40番バスが出ると言うので外に出ると、40番は7番乗り場から、とある。 しかしバスが来ない。変だな〜と思っていたら、隣の8番線からおじさんが降りてきて、「こっちだよ。知らなかった?」という。良く見ればお隣に止まっているバス、手書きのボードに「40番」と書いてあるではないか。 教えてくれなかったら、まだまだ7番乗り場でぼ〜っと立っているところだった。この辺りの交通機関のアバウトさには要注意。 このおじさんは、ソウルから乗ってきた二人連れで、車内で運転手に「このバスは摩尼山までいかないんでしょ?」と聞いていた。私は江華島のバスターミナルの時刻表をネットから取って持っていたので、「これをご覧ください。」と紙を渡すと、「初めて なんです。」と言う。「私もです。」と言うと、「じゃ、あとをついて行きますよ。」と笑う。
ターミナルでは私達が案内所に行っている間に、周りの人に摩尼山行きのバスを尋ね、40番に先に乗っていたのだが、私達が隣に立っているのを見つけて、わざわざ降りてきて教えてくれたと言う訳だ。本当に親切で有難かった。 ここは韓国の人にとって聖地でもあり、多くの人が訪れる模様。平日というのに結構人を見かける。
入口の券売所で一人W1,500(150円程)を払い、舗装道路を登っていくと、すぐにおじさんたちに追いつく。彼らは階段路を行く様子。そこで、私達もまずは山頂を踏まないと、と階段路を選ぶ。 3月と言うのに昨夜は雪が舞い、思いがけない寒さ。今日も少し風があり、顔が冷たい。途中の池も凍っていた。夜はマイナス5度程で、昼間も5度位にしか上がらない。
座っていても寒いので、昨日買ったパンをかじったら早々に片付けて、階段を上ることにする。
ここではお祈りしている人も多く、流石、聖地と言う感じだ。ちょっとしたヘリポート位の広さの石垣に囲まれた場所。見渡せば、すぐ隣が山頂のようで、早速向かう。
和やかに話をして、「東京にも来て下さい」と伝えた後、「お先に」と失礼した。この方たちも帰路は檀君路を降りると言う。私達も今度はこのコースを行く。
お二人とも日本語を学んだことがあり、奥様の方はかなりうまい。ご主人は山が大好きで日本の対馬にも行ったことがあるとか。日本のアニメが大好きなお子さんたちは、話すのがもっとうまいという。思いがけず親日の人たちに出合い、何だかほっとする。
◆バスで戻る場合◆ |