コース:車山肩〜蝶々深山(ちょうちょうみやま)〜物見岩〜奥霧ノ小屋〜八島湿原一周
コースは迷うことも無く見晴らしも利くものの、残念ながら遠望は望めず。とにかく何種類確認できるか、写してみたら、撮影枚数は110枚を越えた。
ルートの案内も不要(子供でも安全に歩ける3時間程度のコース。)ということで、花の記録としてみよう。
一番目立ったのは、ヨツバヒヨドリ、ノアザミ、シモツケソウ、ニッコウキスゲ、イブキトラノオ等。
ニッコウキスゲは満開で圧巻とはいかなかったが、花の種類は多くて楽しかった。
確認できた花(一部画像なし):
ア行★アカバナシモツケソウ☆アマニュウ☆イブキトラノオ☆ウツボグサ☆エビラフジ☆オダマキ(キバナノヤマオダマキ)☆オトギリソウ
カ行★カラマツソウ☆カワラマツバ☆カワラナデシコ☆キツリフネ☆キンバイソウ☆クガイソウ☆クサフジ☆グンナイフウロ☆ケブカツルカコソウ☆コウリンカ☆コバノギボウシ
サ行★シモツケソウ
タ行★タカトウダイ☆ツリガネニンジン
ナ行★ニガナ☆シロバナニガナ☆ニッコウキスゲ☆ノアザミ☆ノハナショウブ
ハ行★ハクサンフウロ☆ハナチダケサシ☆ヒメトラノオ
マ行★マツムシソウ☆ミヤマゼンゴ
ヤ行★ヤナギラン☆ヤマホタルブクロ☆ヨツバヒヨドリ
ラ行★レンゲツツジ
黄色〜オレンジ色の花 | ||
ニッコウキスゲ(日光黄萓) 別名:ゼンテイカ(禅庭花) 花は1日で枯れてしまうそうです。 |
コウリンカ(紅輪花) 花びらが垂れるように咲くのが特徴です。 |
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キンバイソウ(金梅草) 花は4センチ位。大きな花です。 |
オトギリソウ(弟切草) (種類不明) |
オトギリソウ (種類不明) |
白い花 | ||
キバナノヤマオダマキ (黄花の山苧環) |
ハナチダケサシ(花乳茸刺) |
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カワラマツバ(河原松葉) |
タカトウダイ(高灯台) |
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カラマツソウ(唐松草) |
ミヤマゼンゴ?(深山前胡) やや小さめ。区別は葉っぱが手がかりのようです。 |
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コバイケイソウ (小梅尅吹j そろそろ終わりのようです。 |
アマニュウ? セリ科の区別は難しいですね。大きな株です。 |
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白またはピンク色の花 | ||
ヨツバヒヨドリ(四葉鵯) (白花の蕾) |
ヨツバヒヨドリ(ピンク色の花の蕾) 名前の由来はヒヨドリの鳴く頃に咲くからとか。 四葉と言っても実際には3枚から7枚が輪生するそうです。 (ヒヨドリバナの方は葉は対生) |
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ヨツバヒヨドリの花 |
シモツケソウの花 |
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シモツケソウ(下野草) |
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イブキトラノオ(伊吹虎尾) (白) 群生しています。 |
イブキトラノオ(ピンク) |
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ノアザミ (野薊) 沢山咲いていてそれは美しい花です。 |
カワラナデシコ (河原撫子) 別名:撫子、大和撫子 |
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ハクサンフウロ(白山風露) |
ヤナギラン(柳蘭) 大きくなり群生します。まだ咲き始め。 |
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紫色の花 | ||
ウツボグサ(靭草) 別名:夏枯草(かこそう) 花の穂が弓の矢を入れる靫(うつぼ)に似ているところから。 |
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ケブカツルカコソウ (毛深蔓夏枯草) 名前の由来:夏枯草(=ウツボグサ)に似ていて毛が生えているから。 |
グンナイフウロ(郡内風露) 殆ど終わっていました。 |
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クサフジ(草藤) 右の花と似ています。区別は葉の形でします。 |
エビラフジ (箙藤) |
エビラフジ (箙藤) |
ノハナショウブ(野花菖蒲) 区別の仕方:花の付け根の模様や色 アヤメ(文目)は、その名のとおり網のような模様が入り, カキツバタは、花は青紫、花弁には白か淡黄色の斑紋, 野花菖蒲は、花が赤紫で、黄色の線が入ります。 | コバノギボウシ(小葉擬宝珠)? |
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クガイソウ(九蓋草) | ヒメトラノオ?(姫虎尾)の蕾 |
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マツムシソウ(松虫草) 気の早い花が咲いていました。秋の花です。 |
ツリガネニンジン(釣鐘人参) 別名:シャジン これも秋の花です。 |
物見岩はちょっとした休憩に適しています。そこそこの広さがあります。 | 物見岩から振り返ると・・・レーダードームの立つ車山が見えます。 |
この先は八島湿原へ降りて行く道になります。 岩があり滑りやすい段差のある道です。 |
湿原は、三角形の台地状になっているのが分かります。 |
八島湿原は大きな高層湿原で、周囲は木道が整備され、歩きやすく花の名も表示されていて楽しめます。