陣場山   2023年4月18日

コース:
藤野駅8:10〜和田バス停8:30〜9:25一ノ尾根出合9:35〜10:15和田分岐〜10:50陣馬山12:15〜一ノ尾根〜14:05陣場山登山口バス停〜14:10藤野駅

久しぶりに陣馬山へ。今年は花が早くてお目当てのスミレにもなかなか出会えなかったので、標高の高い陣馬山の方に出かけてみた。
いつものように、藤野駅8:10のバスで終点の和田まで。平日とあって、バスは空いていた。このバスも休日だと満員で、しかし大半は乗って5分程の陣馬山登山口で降りてしまうのだが。
本当は我々も駅から歩いて一ノ尾根から歩く予定だったが、お天気が不安定なため、最短コースの選択となった。もっとも、これがいつものコースではある。

8:30にはトイレもある和田に着いて、身支度を整えてから歩き始める。和田から一ノ尾根に登るルートは2本あるが、いつも手前の方のルート。歩き始めは民家を抜けて一気の登りだが、すぐに樹林帯に入る。
早速エンレイソウやスミレなどが迎えてくれる。いつものように花を求めて左右キョロキョロ。高尾では終わっているスミレもここなら残っているのでは?

私の持っている地図は2008年版。Kさんのは2021年版。何が変わったかと言うと、コースタイムが長くなっている。初心者やシルバーハイカー(我々のこと)が増えて1割くらい長めになっている。
途中花の写真を撮りながら歩いているのでゆっくりだが、和田からなら焦る必要もない。尾根に出ると沢山のスミレが迎えてくれた。今年お初もスミレも沢山咲いていて、なかなか足が先に進まない。

新緑が目に優しい緩やかなコースで、一ノ尾根は家族連れにも安心なルートだ。スミレは例のごとくデジカメでは紫色の再現が出来ずそれが少し残念だ。
スマホでも意外と良く撮れるのは、いわゆる『盛っている』感じで鮮やかに写るからかもしれない。今は殆どの場合それでも十分だろう。

山頂近くの階段が一番苦手。なかなか止まらずには登れない。喘ぎながら登る私たちをタチツボスミレが励ましてくれる。
山頂はそこそこの人出で、優雅にコーヒーを立てているグループも。早お昼にして少し身軽になってから、山頂周辺をスミレ探索。

一番のお目当てには会えなかった(多分時期が遅かった)ものの、期待以上の花に会えて嬉しい。
曇天になってきて相変わらず遠望は利かないので、そろそろ下山。下りは得意?な我々は一気に下る。
尾根の末端は民家の中を縫って舗装道路を下りていくので一瞬方向に迷うが、基本的に下る方を選べ場大丈夫。下界の音が聞こえ始めて、車道が見えた。

往路で見送った「陣馬山登山口」バス停に出ると、数分でバスが来るようなので、ここは楽して乗車することに。
雨にも降られず、そこそこ歩けて楽しい1日だった。

コースターム:
(登りは、写真を撮りながらゆ〜っくり歩いているので参考になるかどうか。)
和田〜山頂  2:20
山頂〜バス  1:50

出会えた花
エンレイソウ、ヒトリシズカ、チゴユリ、ヤマツツジ、ヤマブキ、フジ、シュンラン、
タチツボスミレ、アケボノスミレ、ニオイタチツボスミレ、アカネスミレ(オカスミレ)、ヒゴスミレ、
マルバスミレ、スミレ(マンジュリカ)、ヒメスミレ、エイザンスミレ、コスミレ、ジュウニヒトエ

画像はブログでどうぞ。

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