美濃戸口〜南沢〜行者小屋(泊)
行者小屋6:38〜7:52中岳分岐8:03〜8:40阿弥陀岳9:15〜11:00不動清水分岐〜11:43御小屋山12:23〜13:35美濃戸口
この夏どこも行けなかったので、未踏の阿弥陀岳に登ることにする。車と思ったが、駐車場に車が溢れているという情報を得て、久しぶりに「あずさ」+バスで
美濃戸口に向かう。なるほど、車は既に美濃戸口のかなり手前から路上駐車の列が続いている。電車で正解だったようだ。
初日は「大名旅行」ということで、Sさん、Mさんとノンビリ行者小屋まで。美濃戸までは70分ほど。ここも満車。日影でお昼にして、休憩後また歩き出す。北沢に行く団体を見送って、南沢へ。
が、ルートも結構傾斜があって、そうなると息が切れる。背中が重い。足が上がらない。・・・いかに体力が落ちているか痛感。
結局、美濃戸から2時間かかって到着。もう4時だ。周囲はキャンプ客も含めかなりの賑わい。夕食は3回戦らしい。外で乾杯しつつ、赤岳や阿弥陀、横岳を目で楽しむ。
さて、朝食は6時からの筈が、かなり早くから食べているようで、10分前位に行くと、もうほとんど空いている。
ここで一休みしていると、赤岳方面から縦走してくる人がザックをデポして阿弥陀に登っていく。見上げると、梯子が見える。 ようやく着いた山頂は意外に広く、まさに360度の大パノラマ。これこれ、これを求めて頑張ったのだ!
富士山が凛としている。甲斐駒は近く、また中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、槍・穂高・・・。勿論、赤岳も天狗岳も。
地図を片手に阿弥陀の南稜、中央稜を確認。面白そう・・・。ヘルメットにロープのクライマーが降りて行く。
まずは這松を縫って進み、梯子で岩峰を越え、ロープで岩のスロープを下る。
連続してかなりの距離を下りきると、ようやく少し安定したルートになるが、これは迂回路だったようだ。(痩せ尾根でも降り口が通行止めだったが、その崩れたルートとここで合流する。)
随分下ったなあと感じるのは、もう樹林帯だから。やっと少し落ち着いて、お喋りの余裕が出てきた。そうなるとペースは速い。ピークと感じられない「御小屋山」の分岐でお昼にする。時間の余裕もあるのでのんびりと。 バスの予定より1時間以上早かったので、山荘前で休憩。久しぶりに足が疲れたが、無事バスに座って茅野へ。心地い良い疲労感に包まれながら、あずさに乗りこんだ。 コース詳細の画像はブログでどうぞ!
お花と景色はこちら。 |