コース:
駐車場9:38〜9:57リフト乗り場[写真ストップ]10:00〜10:35小丸山(キスゲ平)10:50〜11:20昼食11:45〜11:50焼石金剛〜12:40赤薙山12:45〜13:20焼石金剛〜13:53小丸山14:00〜14:35駐車場
今日は日光・霧降高原にある赤薙山(2010m)。ニッコウキスゲと展望を期待しての山の会での山行である。 まずは第一リフト乗り場の駐車場で一旦降り、まだ咲き始めというニッコウキスゲを探す。リフト乗り場までの僅かなスペースに、花が沢山。アマドコロやミヤマナルコユリ、オオヤマオダマキなどが所狭しと咲いている。
それからまたバスで上の駐車場へ。ニッコウキスゲ目当てか、大型バスから観光客がゾロゾロ降りてくる。
ニッコウキスゲはゲレンデにしかなさそうなので、途中でリフト乗り場に立ち寄るがと、咲いているニッコウキスゲはごく僅か。しかし、白いカラマツソウがかわいい。お花に詳しいY子さんによれば、蕾ではタカネシュロソウ・アオヤギソウが多い様子。
花の写真を撮り、休憩を経て、また登山道に戻る。段差の大きなえぐれた道はますます滑る。目を楽しませる草の花は乏しい。 一休みして歩き出す視界が開けているが、霧の中。でも、嬉しいことに早速オノエランが咲いている。登山者に踏まれないかと心配なほど間近の花は、笹原から顔を覗かせている。小さいがかわいい花だ
ちょっと大菩薩の稜線に似た景色が続く。踏み跡が錯綜しているが、目が慣れればあちこちに咲くオノエランが目に留まる。 ようやく風が抜けて、蒸し暑さを和らげる。 ご常連の皆さんとの昼食を終え、また歩き出すとすぐに焼石金剛。小さな祠が祭ってある。この辺りはしばらく見晴らしの良い稜線だが、あいにく今日は全く展望なし。 何も花はないかな、と見れば木の根元に白い小さなイワカガミ。余りに小さいのでびっくり。 きつい登りがまだまだ続き、高度計ではもうすぐのはずだが、腕を使って体を引き上げるような段差もあって、体力消耗。高く上げた脚も攣りそうだ。
ようやく前方から声が沢山聞こえてきて、赤薙山到着。余り広くない山頂に登山者がかなりいる。最後に到着したので、写真を撮って、休む間もなく下山。
沢山の白いイワカガミがあちこちの斜面一杯に咲き乱れる。まるでここは「秘密の花園」、真っ白の絨毯と並んで、僅かに薄いピンクのイワカガミも咲いている。
(帰宅後調べると、この白い方はヒメイワカガミ(姫岩鏡)。葉に特徴があり、縁のギザギザが1〜4と少ない。ピンクの方は葉のギザギザも多いので、多分、普通のイワカガミ。)
すぐにもとの道と合流すると、相変わらずの滑る急坂、靴も溝が泥で埋まって滑ること滑ること。 いつか女峰山の方へ縦走してみたい。また、このヒメイワカガミの紅花版(ベニバナヒメイワカガミ)を神山(箱根)に見に行きたいな。 帰路、霧降の滝に寄って、渋滞も無く都内に早めに着いた。皆さんお疲れ様でした。 |