トチグルス谷の滝(仮称)
渓流瀑、落差約8m、徳島県名西郡神山町奥屋敷
鮎喰川の支流、トチグルス谷に懸かる滝。
流身が蛇のようにうねりながら落下する神秘的な滝である。
水量はやや多めで滝壺も小さいながらある。
滝の両側は年輪のような筋目見事な岩壁がゴルジュ風に取り囲んでいる。
その岩壁には苔が生えており、この滝独特の怪しい雰囲気を作り出している。
流身は長年に渡り岩を削り取りながら、このすばらしい岩の彫刻を作り出したのだろう。その時間は想像もできない。
この滝の滝壺まで行くには、すぐ下にある落差1mほどの小滝と小さな渕を越えなければならないが、そのためにはウェーダーの準備が必要である。
なおこの滝の下流には多くの小滝や滝状段差がある。
他の角度からの写真:
滝を取り囲む岩壁とともに
付近の滝や滝状段差(上流側から順番に並べてある):
滝状段差(約4m)、
滝状段差(約4m)、
滝状段差(約4m)、
トチグルス谷の滝下1の滝、
トチグルス谷の滝下2の滝、
トチグルス谷の滝下3の滝、
滝状段差(約4m)
写真データ:(000503-3 No27)
2000.5.3
ミノルタα507si
シグマAF17〜35mmF2.8-4EX
f=オート
s=2秒
-1.0EV
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
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