まずは、debianをダウンロードしてください。DEBIAN JP Projectまたは、
http://gluck.debian.org/cdimage/testing/daily/i386/current/からdebian インストールCDをダウンロードできます。
- sarge-i386-netinst.iso をダウンロードします。
- isoイメージでCDにコピーします。
- BIOS設定でCDから起動をハードディスクより前にくるように設定します。
- ネットワークに接続した状態でCDを起動します。(例、DHCP、Ethnet)
- CDの案内に沿ってインストールを行います。(基本システムのインストールで終了)
- APT、Tasksel、dselectはここでは行いません。
- 設定が終了したら再起動します。(rootでログインします。)
- #lsmod と入力してモジュールを確認します。特にネットワークカード、サウンドカードなどがインストールされているかを確認します。
- #dpkg-reconfigure debconf と入力してダイアログ、LOWを設定します。
- #apt-setup と入力してダウンロードが可能な状態にします。この時に安定版や試験版、開発版(不安定版)を選択します。サーバー用途などの場合は安定版を選択、それ以外は試験版や開発版のどちらかを選択します。
- #taskselと入力して必要なタスクを選択してインストールします。デフォルトとしてデスクトップ環境、Linux standard.Base、X-ウィンドウシステム、印刷サーバ、日本語環境を順にインストールします。インストール中に設定画面が出ますが、わからない場合はそのまま(デフォルト)エンターを押して進めていきます。(後で変更が可能です。)X-ウィンドウ環境でビデオチップの選択画面が出てきますが、taskselの前に
#grep VGA /Proc/Pci と入力して確認することができます。
- その他の必要なソフトウェアをインストールします。
#apt-get install、Lisa、gquiew、xpdf-Japanese、xine-ui など
- OpenOffice.org(dibian)がインストールされますが、日本語環境では文字化けしたり、spadminフォントがインストールできない状況になるため削除しておきます。
#apt-get remove openoffice.org
- ウィンドウマネージャー再設定
#taskselではKDMがインストールされません。特に必要なことはありませんが操作性がよいのでインストールしておきます。
#apt-get install KDM と入力してしばらくすると、ウィンドウマネージャーの設定画面が表れます。KDMを選択して、OKを押すとKDEが立ち上がります。日本語を選択して進むとKDEデスクトップ環境が設定されます。フォントが汚い場合もありますが後で変更されるためそのまま進みます。
- 設定を復元している最中に、音が出ればサウンド関係がインストールされていることになります。
- rootをログアウトします。
- 再度、ユーザーアカウントでログインします。
- rootでログインした時と同じような設定画面が表れて日本語設定をすると、サウンドマネージャーが立ち上がる場合があります。音も出ませんがそのままログアウトします。
- rootで再度、ログインします。
システム → ユーザーマネージャーを選択して、audio グループにユーザーを選択させてログアウトします。
- 再度、ユーザーアカウントでログインすると、今度はエラーがなくなり音が出ます。
- 日本語入力環境の構築
コンソールを立ち上げて、
$user-ja-comf と入力します。cammaサーバーが立ち上がっていることを確認して、cammaを選択します。最後まで進むと足りないソフトウェアをインストールするよう指示されますが、特にインストールしなくても日本語入力はできるため、一応メモしておいて終了させます。
- コンソールが立ち上がっているので、コンソールを選択して、
$su
$パスワードを入力します。
- 半角/全角で漢字入力できるようにするため、xsession を編集します。
#ui /name/ユーザー/.xsession と入力してキーボードの"I"を押すと編集(書込み)可能になります。あいている行に、
xmodmap -e"keycode 49=kanji" と入力します。次にkterm などの設定画面がありますが、必要なければコメントアウトにしておきます。
- ログアウト、ユーザーアカウントでログインすると、半角/全角キーで漢字が入力できる画面になります。
- rootでも漢字が入力できるようにするために、rootでログインして、.xsessionをrootフォルダにコピーします。
gnome で漢字入力できるようにするためには、gnomerc を(.xsessionを名前変更)作成してそれぞれのホームフォルダにコピーします。そのときにgnome に必要な項目はコメントアウトしておきます。
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- Lisa がインストールされていれば、アドレスを入力するとLAN内のパソコンに接続することができる状態になっています。コントロールセンターを起動して、Lisaの設定とウィンドウ共有を設定します。コントロールセンターのローカルネットワーク参照を選択して、ウィンドウ共有とLisaデーモンを設定します。
- デバイスの設定
- フロッピーディスクのマウント
#vi /etc/fstab を編集します。
/deb/fd0 /floppy vfat no,user,noauto o.o
- CD-ROM(DVD、CD-R/W)
/deb/ndc /cdrom /so9550 no,user,noauto o.o
- デジカメ
/deb/sdal /mnt/camera vfat no,user,noauto o.o
#apt-get install autofs
sdal /mnt/camera をマウントします。
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- Mozillaの日本語表示の方法
Mozillaが英語版になっているとき日本語版に変更する際、設定で行うが失敗した場合、ナビゲータの表示が変になる場合があります。その場合はNetscapeをダウンロードしてもかまいません。
/home/ユーザーにダウンロードフォルダを置きます。(インストール後は削除します。)
- フラッシュプレーヤー(プラグイン)のインストール
フラッシュプレイヤーをダウンロードします。
- JAVA(プラグイン)のインストール
jrre····をダウンロードします。
root権限になってから
#tar -xvzf Netscape····
ネットスケープフォルダに移動して、
#/home/ユーザー ./netscape
フラッシュプレイヤーも同じようにインストールしておきます。次にnetscape/pluginsにプラグインをコピーします。
#netscape/plugins/n-s/homeユーザー/フラッシュ/lib.so
javaプラグインのインストール
/javaプラグインもフラッシュプレイヤーと同じようにシンボリックを貼ることで表示が可能になります。ただし、bimを実行するときにプロパティで実行可能にしないと、実行されないので注意が必要です、
- OprnOffice.orgの設定
- setup
- spadmin フォントのインストール kochi(東風)
OpenOffice.orgはtaskselの日本語環境で一旦インストールされます。しかし、日本語が正しく表示されなかったり入力がうまくいかないことがあります。そこで、#apt.get remove openoffice.orgで削除してOpenOffice日本サイトから最新のプログラムをインストールします。
$tar -xvzf openoffice····tar.gz を展開します。OpenOfficeフォルダの中のset upを実行します。
次にspadminを実行します。コマンドで$./spadminを入力します。
/usr/share/fonts/trvetype/kochiをすべて追加します。また、メニューのプリンタ管理からでも同じことができます。
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- cupsシステムを使用したプリンタの設定
プリンタの設定です。直接パソコンに設定された状態や他のパソコンに接続されたプリンタを利用することもできます。
ネットワークプリンタの設定例(rootであらかじめログインしておきます。)
windowsパソコンのプリンタを使用する場合、印刷マネージャーを起動します。プリンタの追加を押してプリンタ/クラスの追加を設定します。このときに現在の印刷システムがcupsになっていることを確認しておきます。パックエンド選択は直接パソコンに接続されているならローカルプリンタを選択、ネットワークならSMB共有プリンタを選択します。SMBプリンタ設定ではネットワークをスキャンして接続したいプリンタを検索します。プリンタ機種選択でプリンタを探し指定します。次へ進むとテストプリントができます。もし、テストプリンタで正しく印刷されないようなら前に戻ってその他をクリックして、/usr/share/cups/model/gimp-print/を検索し再度設定を行います。テストプリントが成功したらプリント名を入力して終了します。
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- debianにはPDFファイルを見ることができるソフトウェアがいろいろありますが、日本語表示が文字化けすることがあります。それを改善するため、xpdfをインストールします。
#apt-get install xpdf xpdf-japanese メニューエディタに登録します。グラフィックスにxpdfと入力します。コマンドはxpdfとします。
Mozillaの設定(Netscape)
適当なPDFを表示させるときにxpdfを指定します。
Komquerorの設定
アプリケーション関連ファイルの設定でPDF項目にxpdfを追加します。
- 動画を再生する
インターネット上でビデオを鑑賞するには、xine-uiを使用します。Windows Media Playerを再生するためには、wineなどをインストールする必要があります。
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