撮影地:スチュアートハイウエイ、クーバーピディ付近、獅子座流星雨

● 獅子座流星群(その3)

獅子座流星群には、これまで、今年は大出現か!というニュースに踊らされては裏切られ、苦汁を飲まされること幾星霜。だから正直なところ、今回も大きな期待はしていなかった。その割にはアデレードからわざわざクーパー・ピディまで出かけるとはワシも酔狂である。予想に反して(?)、往復約2,000キロの流星見物はお釣りが来て余りあるものとなった。期待を遙かに超える大出現だ。夜明けまでの約2時間半、これまでの生涯で最高の天文ショーに酔いしれた。時間を忘れるというのはまさにこういうことだろう。星がこぼれるという表現があるが、今回はバケツがひっくり返った程の出来事と言える。帰途ロードハウスで目にした新聞が洒落た言い回しで昨夜の一大ページェントを締めくくっていた。曰く「Light showers, but the outlook was fine(予報は晴れ、しかし光の雨が降った)」。

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Nikon F4 with MF-23,
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 17-35mm F2.8D (IF),
Fujichrome PROVIA 400F (RHP III)
Time Moode (approx. 5 minutes) @ F2.8
Stuart Hwy., Coober Pedy, South Australia
November, 2001

2002.01.09 掲載
2003.03.25 レイアウト変更・アクセス解析対応
2004.11.16 掲載