BEST ALBUM

ザ・ベリー・ベスト・オブ・オリジナル・ラヴ

The Very Best of ORIGINAL LOVE

 1995年4月28日発売 東芝EMI TOCT-8880


  1. 夜をぶっとばせ
  2. スキャンダル
  3. 月の裏で会いましょう (ALBUM VERSION)
  4. BODY FRESHER
  5. 接吻 (ALBUM VERSION)
  6. DEEP FRENCH KISS
  7. Lets' Go!
  8. THE ROVER
  9. JUMPIN' JACK JIVE
  10. サンシャイン ロマンス
  11. ヴィーナス
  12. いつか見上げた空に
  13. 朝日のあたる道 (ALBUM MIX)
  14. ティアドロップ
  15. Winter's Tale 〜冬物語〜


 事実上、オリジナル・ラヴ初のベスト・アルバム。オリジナル・ラヴは「ベスト盤が異常に多い」と言われますが、このアルバム以後『SINGLES』までのものは、田島貴男非監修です。

 選曲は、東芝EMIの社内でオリジナル・ラヴに関わったスタッフのアンケート結果によるそうです。まぁ妥当なラインナップといっていいでしょう。単純に時代順に並べなかったあたりにはこだわりを感じます。しかし、5.前後の並べ方、もう少しなんとかならなかったのかという気がします(タイトル的にはおもしろいのだけど)。

 14,15 はボーナストラック。しかし14.の清々しさは、ポピュラリティの濃い他の曲の中にあって、ひときわ光るものがあります。「隠れた名曲」と言ってもいい曲。

 各曲のヴァ−ジョンはアルバムのものとなっていますが、それはすでに次の『WILD LIFE』のことを念頭に置いていたためと思われます。

 インナースリーブでは、モロッコでの撮影と思われる田島のポートレイト、そして川勝正幸氏による思い入れ溢れるライナーが楽しませてくれます。

 このアルバムを皮切りに、「旧所属」の東芝EMIはリリースラッシュを仕掛けてきます。それは、『RAINBOW RACE』のリリースと一致していて、どれがニューアルバムなのかわからない、という声が聞かれるほどのものでした。

関連アルバム
帯の文句より

オリジナル・ラヴは渋谷系じゃない。媚薬系だ!
この夏、海で山でサバービアで“使えるCD”の決定盤。

あの名曲「夜をぶっとばせ」から、大ヒットシングル「接吻」」朝日のあたる道」まで全ての夜を鮮やかに彩るオリジナル・ラヴ最強のベスト・アルバム。ボーナストラックとして、アルバム未収録曲「ティアドロップ」に加え、高野寛&田島貴男のスペシャル・コラボレーションによる92年の大ヒット・シングル「Winter's Tale 〜冬物語〜」を収録。



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Page Written by Kiku^o^Sakamaki