アイリッシュ・キャンプ
先月、滋賀でのアイリッシュ・トラディショナル・ミュージック・キャンプに参加してきました。
到着してやはり流れてくるのはフィドルの音…。
今年はコンサートが一日目と二日目の二回に分かれていて、名古屋組は二日目の演奏となりました。
カレドニア・オールスターズとしての今回の編成はフィドル、ティン・ホイッスル、マンドリン、ギター、
コントラバス、ハープ三台とイリアンパイプスの計九名。
まず最初にハープ三台のみで『ブライアンボルーマーチ』を演奏して、
次のジグのセットの一曲目にティン・ホイッスル(私)のソロ、そしてハープが加わりつつ
少しずつ楽器が重なって、最後の曲にイリアンパイプスが入って大合奏というとても豪華な演奏となりました。
もちろん吹いていてとても気持ちよかったです。ジグの選曲も結局私がしたのですが、
単に皆で一斉に弾くのではなく最初はソロで、とか次に何が入って等、いろんな意見の結果
ただ一度きりのアンサンブルが出来上がって本当に贅沢なひとときでした。
練習もフルメンバーでできたのは演奏当日の二回。
でもそれでも何とかなってしまうこれもアイリッシュのかっこいいところです。
それから夜のセッションも充実していましたが、ティン・ホイッスルのワークショップもとてもよかったです。
初心者向けでしたが、息のあて方、装飾もやり方だけでなくどんなときに使うのかというのを
とても丁寧にわかりやすく説明して下さり、私にとっては良い復習になってとてもいい勉強になりました。
違う方に習うのもいいものです
そして今年の食事はというと、キャンプの前日にカレーの具材を用意して下さったのに加えて、
行く道すがらにバーベキューの食材を調達したのですがそこにすいかと鮎(!?)がさらに加わり
豪華な食卓となりました。おいしいお塩のおかげもあって鮎もとてもおいしかったです。
さて、帰りにガリバーホールというところに寄り道しました。
そこにはコロム・オマーさんというアイリッシュハープ製作者のハープが置いてありました。
こんなところに!と思って眺めてきました。
今年のキャンプも本当に充実していました。ティン・ホイッスルを習い始めてそろそろ五年。
まだ五年。私も、もっともっと吹いていきたいです。
<2011.09.15 vol.131>