ミュージック・キャンプ
先月下旬、滋賀で行われたアイリッシュ・トラディショナル・ミュージック・キャンプに
初参加してきました。
このキャンプは名古屋と関西のアイルランド伝統音楽ファンの交流イベントとして行われているということで、
今年で17回目だそうです。
私は4月にセッションに参加させていただいたカフェ・カレドニアの方々と合流して現地へ。
着いた途端バンガローから?か、どこからともなく楽器を奏でる音がきこえてきて、
既に私にとっては夢のようでした。
初日の午後はコンサートということで、私もワンセットだけ、参加させてもらいました。
会場のラフな雰囲気も手伝ってか、とてもリラックスして吹くことができました。
そして、ダンスのワークショップをはさんで、コンサートの第2部では終わりに会場内で
大セッション会。もちろん聴いているだけでは物足りないので、私もすぐさま参加しました。
さて、夕食準備。場所を移動してそれぞれのバンガローへ。
名古屋チームは10人ほどの集まりだったのですが、カレーとバーベキューということで焼けるまで…と
思っていたら一人、二人と楽器を取り出し始め、机を囲んで再びセッションの始まり。
そこへ通りがかった人(もちろん楽器持ち)まで、いつのまにか加わって…。
そんなふうにちょっと話をしていたと思ったら、まるで会話をするように自然に音楽が始まる…。
こういうことが本当に魅力です。曲を知っていれば誰でも加われるし、知っていればいるほど、
どんどん楽しくなっていくのですから。練習もやりがいがあるというものです。
その間にも食事を終え、そのまま場所をバンガロー内に移動してまたほかのメンバーの方々と合流。
セッションはしっかり夜中まで続きました。
そして次の日の朝。再び今度はゆるやかセッション。
野外での木陰に座って山を眺めながらの笛吹きは、本当に本当に気持ちよかったです。
そんなわけで一泊二日。ほぼセッション三昧の合宿だったわけですが(どことなく学生気分で楽しかったです)
知らない曲もまだまだたくさんあるわけで、まだまだ初心者を実感しました。
まさに練習あるのみ、ですね。もっともっと参加できるよう、がんばりたいと思います。
<2010.09.15 vol.121>