もう、あなたは眠れない。
こわ〜い話
(投稿作品)




索引

  1. 血だらけのアムバム (投稿者:江莉子さん)
  2. 小屋 (投稿者:さやさん)
  3. 忍び寄る影 (投稿者:LEINAさん)
  4. 日光 (投稿者:亜矢奈さん)
  5. 日光2 (投稿者:亜矢奈さん)



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1.血だらけのアムバム (投稿者:江莉子iさん)

私、R子は中学3年生の受験生です。
友達がこの前あそびにきて、私のアムバムを見てたんです。
その時・・・・

友達のA子「R子〜遊びにきたよ〜ん!」
R子「おぉ〜!なんかこうやって遊ぶの久しぶりだよね〜!さぁあがってヨ!」

R子の部屋へ・・・

A子「R子の部屋模様替えした?なんかかわいくなってるじゃん!」
R子「そうかな?ちょっと気分的に模様替えしたくてさー」
A子「そっか♪あ、そういえばね、今日、私が小さい頃のアムバムもってきたんだ〜♪」
R子「え?ホントー?じゃあ私も持ってくるよ!!」

タンタンタン・・・

R子「持ってきたよ〜!」
A子「・・・・・」
R子「あっれー?A子どこー?隠れてんの?はやくでてきなよ!!アムバム見るんでしょ??」
A子「・・・・・」
R子「ちょっと、何やってんのよ!!もう!もしかしてクローゼットの中に隠れてるいるのかな?」

ガラッ・・・

R子「あっれぇ?おかしいな?もう!はやくでてきてよ!!」
A子「R・・子・・・・」
R子「えっ・・・?A子?」
R子(もしかして・・・・・・?)

バサッ!(布団をめくる)

R子「A・・・子??ちょっと何よこれ・・・・」

そこには血だらけのアムバムをもったA子が布団の中でうずくまていました。

R子「A子?もしかして??」

R子「A子呼吸してない・・・!死んでる・・・???」
R子「A子!!」
A子「・・・・・・」

R子「警察に電話しなきゃ!!」

タッタッタッ・・・

ピッポッパッポッ・・・

シーン・・・

R子「なんで電話使えないの!?」
R子(もーーーーーーーーー!!!!!)

ドサッドサッ!

R子「今度は何が!?もうやだぁ・・・」

タッタッタッ・・・

R子「!?」

そこにはアムバムが落ちていました。
そのアルバムは丁度、R子とA子が中学校に入学したときの写真でした。
そして、そのA子のカオは、真っ赤な血で塗られていました。

R子「何よ、これ・・・」

ぬるっ

R子「やだっ、これ本物の血じゃない!!」


・・・・・・・・・・・

それから1ヶ月が過ぎました。
R子は、あのアルバムのことが気になって、
A子のお母さんに話をききにいきました。

R子「おじゃま・・・します。」
A子母「どうぞ。R子ちゃん。」
R子「あの・・・」
A子母「わかってるわ。今から私が全部話すから、ちょっとあがってまっててくださいな。」
R子「あ、はい・・・」

A子の母親は、そういい残し、2階へあがっていきました。

A子母「またせちゃってごめんなさいね。」
R子「いえ。」
A子母「じゃあ、早速話すわね。」
R子「はい!お願いします。」
A子母「A子はね、毎日毎日学校から帰ってくるたびに、あなたのコトを話していたわ。
あなたが心の支えになっていたみたい。
A子が中学に入学する前に、A子は重い病気にかかってしまって、入院したの。
A子はいつもあなたのコトばかり呼んでいたわ。私は、あなたを連れてこようかと思ったの。
でもA子は、「R子にはいわないで!お願いお母さん!」ていって、拒否したわ。
その直後かしら。お医者さまがいらっしゃって私にこういったの。
「あの子はもう3年しかいきられません。」って。すごく悲しかった。
だから、あの子がいきてられる3年間、大事に大事に育ててあげようと思ったわ。
でも私は、この3年間で、あのこが助かる方法もたくさん探したわ。
でもA子は、「いいの。私は。お母さんも無理しないで。私があと3年しか生きられなくても、
こんなに優しいお母さんと、なんでも相談をきいてくれるお父さんと、私の一番の友達のR子が
いるから、それだけで幸せなの。」っていったの。私は泣き崩れたわ。
そして、あの日から3年たったあの日、A子は・・・・(泣)」
R子「おばさん!!・・・・・」
A子母「大丈夫よ。でもあのこのことを考えると、すごくつらいわ。」
R子「ありがとうございました。ごめんなさい、思い出させてしまって・・・」
A子母「いいのよ。気をつけてお帰りなさい。」

・・・・・・・・

私は考えたの。きっとA子は本当はまだずっと生きていたかった。
お母さんを元気付けるためにいっただけで・・・
A子。私は今でもA子の親友だよ!A子のコトは忘れないよ!


終わり。

という話です。あんまり怖くないですかね?(笑)
あの血の意味なども、だっきょさん、よおくお考えになって下さい。
きっと話の意味がわかると思います。
   


だっきょの後談:

毎度、お話を提供してくださってありがとうございます。
お話ですが、充分怖いです。
これでものすごい猛暑である今年の夏も乗り切れそうです。

で、血の意味なんですが、むづいですねえ。
自分の事を知らせにくるために塗った血の様でもありますし。
でも親友に、そういう気持ち悪い現れ方をするのか?とも考えます。



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2.小屋 (投稿者:さやさん)


あるお寺に小さな小屋があって、そこには人が住んでいたんだそうです。
7歳くらいの男の子でしょうか。
その子はとてもしっかりしている子で、7歳にもかかわらず、
敬語はばっちり、家事もばっちり、勉強もばっちり、という
すごく良い子だったんです。
でも、顔が少し可愛くない子だったらしいんです。
親はお寺にその子を預けたまま、どこか遠くへいってしまったそうです。
連絡も途絶えてしまったので、仕方なく住職サンは、
お寺に住ませるわけにもいかないので、お寺の近くの小さな小屋に
住ませたのです。 住職サンは、小屋の中をキレイに掃除して、
下にござを一面にひき、その上に布団やタンスなどを置いたのです。
小屋の広さは、6畳くらいでしょうか。
7歳の男の子にとっては少しでかいような気もします。
住職サンは、自分の家にその子を住ませてあげようと思っていたのですが、
部屋の空きがなく、とても住ませてあげる事はできなかったんだそうです。
だから、住職さんの家に、空き部屋が出来るまで、そこの小屋に
住ませてあげようと思ったのでした。
住職サンは、毎朝毎朝、ご飯を届けに来て、お昼や夕方などになったら
またご飯を持っていってあげたのです。
そして2年後。 住職さんの息子が一人暮らしをする、という事で
部屋がひとつ空いたのです。
その子は、その日の夕方、家具や布団を全部お寺の倉庫にしまい、
住職さんと一緒に、住職さんの家に向かいました。
その子は、正義感が強く、何でも助けてあげたい!という子でした。
でも、その時・・・
住職さんの近くの女の子が、川に飛び込みそうになり、そこを
その子が助けたのです。 でもその拍子に、その子は川に落ちてしまったのです。
川といっても結構深さはあります。しかも、水の流れは強く、
9歳の子にはとても抵抗できませんでした。
そのままその子は・・・・

それから6年後。
その子が住んでいたあの小屋は今でも残っているそうです。
そして今でも、その子はあの小屋で生きつづけているのです。
そう、ずっと・・・・・・・



だっきょの後談:

せっかくこれからやっと部屋が空くというのにとても残念な結果になってしまいました。
しかしその子はきっと成仏しているのだと思います。そう、きっと
だからお寺の横に小屋があっても、怖がってはいけません。そう、ずっと・・・・



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3.忍び寄る影 (投稿者:LEINAさん)


ちーっす!
今日有休とって、実家に帰ってきてます。
やっとゆっくりネットできる時間が出来たので、早速投稿しまーす!!

う〜んとね、とりあえずは、私の実体験。
あんまり怖くないけど。

私は、高校2年まで、おばあちゃん家に住んでました。
婿入りなので、母の実家なのですが、長男や姉が家を継がずに出ていってしまったために、
末っ子の母が家を継いで、両親の世話をすることになったのでした。
あ、この話、背景分からないと怖くないと思うので、内輪もめで申し訳ないですけど、
話せる範囲で説明させて頂きます〜。

そのおばあちゃん家というのが、もうその土地に何百年も住んでる家系で、何百坪の敷地に
百坪の平屋(ここにメインに住みます)と、2階立ての何に使うのか分からない50坪くらいの
家が二つ(小さいころは、物置になってました。今思えばもったいない!!)と、
あと蔵がいくつかあって、中庭なんかには使ってない井戸なんかもあって(コワイ)、
まぁ、子供にしてみたら、遊び場がいっぱいある感じでした。
その市で初めて水道をひいた家だったので、昔は立派な家だったみたいですが、
まぁ、私が住んでいたのは、それから数十年経ってのことなので、はっきり言って
ただの古い家でした。

私の部屋は、小さい時からずーっと、北西にある10畳くらいの部屋で、
大きな窓があって、すぐ前はあの使われてない井戸のある中庭が見える部屋でした。
小さい時から、へんな現象は所々に現れていたのですが、まず気づいた時から、
寝る時にまぶたを閉じると、必ずいろんな人の顔が次々と現れて、なかなか寝付けなかった。
それは顔だけだったり、全身だったり、おじさんやおじいさんや、女の人の時もあるし、
とにかく次々といろんな人が出てくるんだけど、どの人も笑ってる人はいなかった。
よく憶えてないけど、楽しい雰囲気の人は誰もいなかったのはハッキリ言えます。
怖いので、ある日母親に言ったら、それはきっと昔、戦争や関東大震災があった時、
戦争や震災で怪我をしたり家を失った人が、たくさん田舎に逃げてきて、
病気で行き先もなくなった親戚の人達や近所の人達を、この家に助けて泊めていたことが
あるらしいから、ここで亡くなった人が出てきてるのかもね、とか何とか、
さらに怖いことを言われました。
私は、毎晩怖かったので、それはきっと、いつかすれ違った人なんかを脳が無意識のうちに
憶えていて、それがきっと毎晩出てくるんだろうと勝手に思ってました。
それは、その家を引っ越すまで続きました。
結局なんだったのかわかりません。

その後、中学生くらいになると、コツコツ勉強するのが苦手な私は、もちろん
夜型で、一夜漬けで勉強してテストに挑む!なんて生活をするようになりました。
度々夜中まで起きているようになると、今度は、夜中3時か4時ごろになると、
必ず台所でカチャカチャ音がするようになり、さらには誰かが必ずお風呂に入っているのです!
ザパ〜ン!ザパ〜ン!ってお湯をかける音や、カランカランっていう桶の音がしたり。
しかも毎晩!夜中まで起きてるときは必ずしてました。
はじめの頃は気になって、何度も誰かいるのか確認しに行きましたが、だ〜れもいません。
やはりこれも引っ越すまで続いたのですが、引っ越す頃なんて、音が聞こえないうちに
寝ようとすると、「あ〜、今日は音しなかったなー」なーんて思いながら寝るほどの
余裕ぶりでした。
たまに足音もしました。
足音だけは、なぜか母や弟も聞いてるみたいです。

そんな大きな家なので、もちろん相続問題みたいのが出てきて、
兄弟の醜い争いがおこり、私の両親はそれに巻き込まれたくないので、
もー、勝手に他の兄弟で土地やら何やら分けて!!ってな感じで、
私が高校生の時に、自分達の家を買いました。
結局、長男がその家を相続、住むことになったのだけれど、
おばあちゃんは、また新しい家族と一緒に住むのは大変だから・・・と、
自分の家を出て、私の家族と一緒に住むことになりました。
(この時、おじいちゃんはすでに亡くなっています。おじいちゃんの仏壇は
古い家にあります。)

新しい家に引越しすると、寝る時のあのいろんな人の苦しそうな顔や、
夜中のへんな音は、一切しなくなりました。
私は、おじさん家族が、私達が住んでた家に引越してくると、あのへんな音を
おじさん達もみんな聞くのかな?とちょっと不思議でした。
おじさんが引越ししてきて1週間後くらいに、おじさんが私達の家に来て
やっぱり言いました。へんな人が出るって。
聞くと、おじさん夫婦は、私が使ってた部屋を寝室にしたそうです。
そしたら、毎晩のように、誰かに首をしめられたり、誰かに上に乗られて
苦しくて目が覚めたり、ふすまが開いて誰か立ってたり、もう気持ち悪くて寝れなくて、
結局1週間して、寝室を別の部屋にかえたそうです。
それを聞いて、私は恐ろしくて、えー!!私の部屋がぁぁぁぁ〜そんなぁ!って
感じだったのですが、でも、私は人を見たことはありません。誰かに首しめられたことも、
ふすまに誰か立ってたなんてこともなかったので、見えなくてよかった〜って感じですけど、
それにしても、これは祟りなんじゃ!?とも思う。
自分の欲でその遺産を受け継いで(あ、亡くなったおじいちゃん名義の家と土地だったので
遺産でした)さらには、おばあちゃんまで、結局追い出したカタチになってしまったので、
きっとご先祖様が怒ったんでしょう。。。。たぶん。。。
でも、おじさん達が見たのがご先祖様だとしたら、私が見てた人達や音は
なんだったんでしょうかねぇ・・・・

今夜はこのへんで。
他の話は、また今度!!


だっきょの後談:

こわいって、
てか普通すめないでしょう、そんなところ、
私は住めないっす。
てか、ノイローゼになってしまいそうです。
でも一回くらいなら行ってみたいかも・・・・・
そんなわけで、皆さん、ご先祖様は大切にしましょう。



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4、日光 (投稿者:亜矢奈さん)


えーと、私が去年、移動教室で日光に行った時の怖い体験を話しますね。

私が移動教室で泊まった日光のホテルは、
○沼という沼の近くのホテルだったんです。
その沼は、昔からなんか怖い言い伝えが、
あるとかなんとか・・・
よくわかりませんけどっ。
そのホテルで起きた話を紹介します。
肝試しをした後、Mさんが、ホテルの部屋に
一人で戻ってくると、カーテンが揺れていて、
よく見ると、カーテンの向こう側から、誰かが
手招きをしてるんです。
Mさんは、同室のSさんだと思って、
「Sでしょ→?ふざけないでよ→!」
とカーテンを開けたんです。
でも、そこには誰もいなかったそうです。
その部屋は、1階にありました。でも、
カギはきちんと閉まっているし、
外からやろうにもできません。
その話を聞いた時、ぞくっとしました。



だっきょの後談:

さあ、始まりました、日光特集。華厳の滝から○○橋から何でも来いって感じです。
いや本当に来てもらっても困るんですけどねえ。
学生のころよくこの手のお話がありましたねえ。
作り話か、そうでないかは。、、、まあ、いまさらどうこういうことでもないでしょう



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5、日光2 (投稿者:亜矢奈さん)


沼付近でキャンプファイヤ→を
やっていた生徒の中の一人が、
○沼に落っこちてしまったそうです。
夜だし、明かりもあまり無いので、
見えません。その子はメガネをかけていて、
落ちたときにメガネも落ちてしまって、
視界がぼやけてしまって、おまけに
暗いのでなかなか前が見えません。
友達は、みんな気づかなくて、そのまま
キャンプファイヤ→をやってみんな帰って
いってしまったのです。
その子(Yさん)は、必死にあがいて、
やっと、沼から出られたのですが、
足がピクリとも動かず、手を使って
必死に歩きました。
ホテルにはとても遠くていけないので、
近くの小屋へ歩いていきました。
明日の朝になれば、誰かが探しに来るだろう、
そう思ってそのまま小屋の2階に行って、
眠りにつきました。
よく朝、Yさんは二度と目覚めませんでした。
その日の夕方、先生と生徒がその小屋を探しに来て、
冷たくなったYさんを見つけました。
それから、その小屋の2階に行くと・・・


という、話を先生にしてもらいました。
ホントかウソかは知りませんけど・・・★


だっきょの後談:

んー、このお話、私知ってます。
今度怖いお話で書こうと思っていたんですが、取られちゃいましたねえ(苦笑)
そん感じで、このお話は、あり二つの事件が元になっています。
それは一体????



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