難しいご質問ですね。
ご存じのように、ホームページというのは、「HTML」という、一定の規則に従って作った文書ファイル(拡張子が「htm」或いは「html」のテキストファイル)を、例えばJustNetの中の、ホームページ用の「サーバー」の中に公開して、他の人から検索してもらえるようしたものです。
サーバーへの公開の仕方は、それぞれのプロバイダによって違いますから、公開しようと思うプロバイダのホームページなどをよく調べて見てください。
ここでは、ホームページのベースとなる、HTML文書(ハイパーテキストといいます)の作り方を簡単にご説明します。
まず、「ハイパーテキスト」がどんなものかですが、お好きなホームページをブラウザ(NetscapeNavigatorとか、InternetExplorer)で表示させているときに、ブラウザの「表示メニュー」の「ソース表示」とか「文書のソース」とかを選んでみてください。このときに画面上に表示されるものが、ハイパーテキストです。見ていただいたらわかりますが、割に簡単な、テキスト文書です。これを作るだけなら、Windowsのおまけの、「メモ帳」でもできますから、ホームページ作りには、特殊なツールはいらないといえば、いらないのです。
しかし、実際は、ハイパーテキストの細かい規則を覚えて、自分のイメージ通りのホームページにするのは、とても大変なので、一太郎や、MSWordのようなワープロにも、最近のバージョンでは、作った文書を、このハイパーテキストに変換する機能が付いています。「一太郎」であれば、「ツールメニュー」の「拡張ツール」の中に「HTML作成」というのがあります。これを使えば、一太郎のファイルを、HTMLに変換できます。(一太郎では、それ以外に、質問に答えていくと、簡単なホームページを自動作成する機能もあります。同じ「HTML作成」メニューの中にあります。)
ただ、この方法も、必ずしも思ったとおりにはできないことも多いので、実際には、HTMLを編集する、専用のツールを使うことが多いと思います。
代表的なものとしては、「ホームページビルダー」とか、「Hotall」というようなものがあります。もう少し大がかりなものとしては、マイクロソフト社の「Frontpage97」というようなものもあります。これを使えば、自分のパソコンを、ホームページのサーバーにすることもできます。(私はこれを使っています。)
ただ、ホームページには、どうしても、画像をたくさん使いますので、画像を取り込むためのハード(デジタルカメラか、スキャナー)や、これを加工するツールも、必需品です。(加工ツールは、例えば上記の、HTML編集ツールにたいてい付属しています。)
いろいろ書きましたが、要は、習うより慣れろです。まず、お手持ちのワープロのツールを使って、試行錯誤されるのが一番と思います。
一太郎であれば、まず、ホームページ用の文書を一太郎でふつうに作成して、先ほどのメニューを使えば、作った一太郎ファイルを、HTMLファイルに変換することできます。このファイルを、ブラウザから読み込んでみれば、どんな出来映えかわかりますので、気に入ったように修正して、ご自分のプロバイダのサーバーに転送すれば、ホームページの完成ということになります。
HTMLの特徴に、テキストのある部分から、ほかのテキストに移ることができるリンクというものがあります。クリックすると、自分の見たいページに飛ぶ、あのしかけです。これも、今申し上げたツールを使えば、文書の中に、簡単にリンクを埋め込むことができます。いろいろと、試してみられてはいかがでしょうか。
なかなかうまくご説明できずに恐縮ですが、試された上で、さらに、おわかりにくいことがあれば、またご質問ください。