48-10:沖縄県 名護市 ゴーヤーパーク   



所在地:沖縄県名護市中山894-9

取材時期:2010年12月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)

どうやら本場沖縄では「ゴーヤ」ではないのです、「ゴーヤー」と伸ばすのが本式らしい(真偽のほどは確かではない)。ということで「ゴーヤーパーク」に行ってみました。その看板を見つけたのは県道84で美ら海水族館に向かっているときであった。その時はまず、ジンベエ鮫君を優先し、水族館に向かい、その帰りに寄ることにしてフィット先に進めた。すると「ハブとマングースのショウ」や「パイナップルパーク」などという珍スポファンには無視できない看板がゾロゾロ。この84号を沖縄の珍スポ街道と命名しよう(勝手に名付けるな!と怒られそうだが・・)。


甚平君たちにも会ったし、美味しい昼飯(石なぐさんにて)も頂いたので、いよいよゴーヤーパーク取材である。昔はゴーヤーといえば沖縄で栽培されており、沖縄から空輸されてくるものだと思っていた。しかし地球温暖化の現在、関東でも夏場の暑さは沖縄並みかそれ以上なので、十分ゴーヤーは育つようで、最近生協から届くゴーヤーは関東産が多い。そんな時だからこそ、本場沖縄のゴーヤーはどうなっているのか知っておく必要があるのだ、と無理矢理理屈をつけてゴーヤーパーク到着。ひめゆりパークの様にすでに閉鎖になっていたらどうしようとびくびくしたが、大丈夫であった。

ひろ〜い駐車場に数えるほどしか車が止まっていないのは、冬場だからでしょう、まずは巨大ゴーヤー君オブジェのあるビニールハウス入り口へ。入り口には「ハイサイ!ゴーヤー王国」と書かれている。「ハイサイ」とは「こんにちは」を意味する言葉のようだ。ネットで調べてみると以前は「めんそーれ(いらっしゃいませ)」と書かれていた時期もあるようだ。どう使い分けているのか考察するのも楽しいかもしれない。入場は無料で「入り口」と書いてある引き戸を開けて勝手に入ってよろしい。写真撮影不可とも書いていないので、バシバシ撮り始めた。こんな冬場だというのに、天井からゴーヤーがボロボロ垂れ下がっている。

 ←小さいのが原種 

作業しているお姉さんが少し解説をしてくれた。なんでも、ここゴーヤーパークにはゴーヤーの原種が育てられているとのこと。「これがその原種なんですよ」とみせてくれたが、とても我々が現在みるゴーヤーとは似ていない。なんだがホップの実のようなショボさである。人間のためにどんどん品種改良された結果が現在のゴーヤーの姿ということなのであろう。さらに進むと直径数センチの赤くて丸いものが鈴なりである。す・すわ、こんなゴーヤーがあるのか、と思ったが、早とちりで、ミニトマトなんですね。紛らわしいものを栽培しないで欲しい、とさらに進むと、ダラァ〜と長い細い物が天井から無数に垂れ下がっている。これはどこかで見たことが・・、結局帰宅するまで思い出せなかったが、それはエーザイの内藤記念くすりの博物館外庭でみた「ヘビウリ」だったんですね。

  

なぜかパパイヤの木もあったりで、謎ですが、一通りハウス見学終了。その先にあるのはお約束の売店。ハウス直営だけあって様々なものが大分お得になっているようだ。ニカ家は特に必要性を感じなかったが、試飲したゴーヤー茶がなかなかいけたので、ティーバッグを購入。食事の後や、お酒の後などに重宝している。ゴーヤー三味線が特別頒布されていたりするので、興味のある人は要チェックです。




リンク等:
公式ページ
・内藤記念くすり博物館のヘビウリはココだ

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