このページを作ったのは2004年です。当時はこんな苦労をしました。

GPSを使うようになった理由

我々のドライブは2人旅なので、走行中にも助手席の人が写真を撮っている。その結果、撮影場所が特定出来ない写真が続出。解決法をいろいろ検討。撮影時の車のトリップメーターをメモに取るとか、ボイスレコーダーを携行しボイスメモ。でも、やはり走行中の位置は確定できないし、後で作業が大変そう。

カシミール3Dのすごさ

結局、ガーミンGPS+カシミール3Dで位置情報を画像に書き込める事が分かった。実際にやってみると、100枚以上の写真が地図上で撮影場所に移動し、Exif位置情報を書き込むまでの作業時間は1分間位。しかも手順が簡単。感動!このためのGPS関係の出費はケーブルも入れて、約25、000円で高級ボイスレコーダーと同程度だが、機能は比べ物にならないくらい優れている。

この位置推定のため大事な事は、デジカメの時刻を秒まで正確に合わせて置くこと。時速60kmで1秒のずれは、約17mになります。でも、時刻にずれがあっても、デジカメで、GPS時刻表示の写真を撮っておけば、カシミール3Dで時間のずれを考慮した位置推定も出来ますが。

この後、Photoshopで写真を編集してweb用に保存してしまうと、Exif情報は引き継がれないけれど、カシミール3DのデジカメプラグインでExif情報を前の写真からコピーする事が出来た。さすがにこちらは、一括コピーなんて出来ないけれど、手順は簡単。

デジカメプラグインには、画像ビューワーとサイズ変更等の編集機能も有るので、ほかのソフトを使わなくてもかなりの事は出来てしまう。

2009-12-27より新たに購入したGPS60と2個体制となった。2008年ドライブの一部区間で、電池切れのため軌跡が記録出来ないミスをしたため。

Geko201は記録出来るトラックポイントの多さと値段の安さが魅力でした。当時はUSB接続のGPS製品が無かったのですが、GPS60はUSB接続でトラックポイントは10,000、Geko201と同じで価格もGeko201とほぼ同じ、変換ケーブルが不要な分トータルとして安い。また、本体が大きいので単3電池が使えて、一日のドライブ中電池交換の心配をしなくて良い。両方で記録して分かった事は、樹木に覆われている道路での記録はGPS60の方が忠実。
宿で、GPSからPCにデータを転送。予想以上に上手く走行記録が再現されているので緊張がほぐれ思わず笑顔に変わりつつある。

記録方法の違いによる、トラックポイント数の変化を調べてみた。

 Geko201のトラックの記録方法は、AUTO、TIME、DISTANCEと3種類あり、それぞれに更に詳細な設定が可能。 Geko201の最大トラックポイント記録数は10,000なので、DISTANCE設定で50mなら、計算上は500km分記録出来る事になり、データロガー無しで1日分の走行を記録出来るはずだが、実際どうなのかテストしてみた。

 走行は、バイクで、GPSは胸ポケットに入れて行った。バッテリーモードはノーマル。走行距離は約3.67km。同じルートを同じ方向に4回走った。


テスト結果

ポイント数が少ない順に結果を載せます。

記録方法 ポイント数 平均区間距離(m) 最短区間距離(m) 最長区間距離(m)
DISTANCE 100m 36 105 39 215
AUTO LOWEST 45 83 2 410
AUTO HIGH 57 66 3 276
DISTANCE 50m 64 58 25 133

 DISTANCE 設定では、大体設定通りの平均区間毎に記録されている様だ。ただ、DISTANCE 設定でも決してポイント間の距離が固定しているわけではない事が分かる。

 また、AUTO 設定で最短と最長の差が大きいのは、AUTO設定では交差点で速度が落ちたとき、頻繁(短い距離という意味)に記録する一方、直線に近く、速度変化も少ない所では余り記録しないため。


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