スーパーマリオRPG
レッドヨッシーエキス封印 極限低レベルクリア
- 2003/02/24
- 達成
- 2003/03/20
- レポート作成
- 2003/09/15
- ULTIMAGARDEN掲載に伴いレポート修正(詳細情報追加)
- 2006/02/04
- 自サイトでの掲載に伴いレポート修正(スタイル変更、カジオー戦・クリスタラー戦さらなる最適化)
条件
- 極限低レベル(マリオ:Lv3、マロ:Lv4、ジーノ:Lv6、クッパ:Lv8、ピーチ:Lv9)
-
各キャラの初期レベルが1、2、6、8、9なので、総レベルアップ回数はマリオ、マロが2回ずつの計4回のみ。
- レッドヨッシーエキス封印
-
レッドヨッシーエキスを使用すると使用者は3ターンの間無敵となり、あらゆる攻撃をうけつけなくなる(「ひっぺがし」でも解除されない)。しかもカジノでいくらでも入手可能。低レベル攻略に必須と言われるこのアイテムを封印したのが今回のやりこみの最大のポイントである。
- カジオー、クリスタラー戦は最弱メンバー
-
マリオRPGで戦闘に参加できるメンバーは3人である。ラスボス、裏ボスにあたるこいつら最強ボス共は低レベルな5人の中でもできる限りより弱い3人を使って撃破する。具体的には以下のメンバーを用いた。
カジオー戦 マリオ:Lv3、マロ:Lv4、クッパ:Lv8 クリスタラー戦 マリオ:Lv3、マロ:Lv4、ジーノ:Lv6 なお、途中のボス戦に関してはあまり重きをおいていなかったため、最弱メンバーにはこだわっていない。
基礎知識
基本戦略
攻撃面
序盤は通常プレイと同様に打撃や修得済みの特技を用いる。ただし、本当に序盤はFP不足に悩まされるためハニーシロップを大量に購入することで対処する。
ビーンズバレー以降はカジノで手に入るスターのたまごを用いる。何回でも使用でき、敵全体に100の固定ダメージという強力アイテムである。
勝利後にリセットするカジオー、クリスタラー戦では消費アイテムこんぺいとうも用いる。敵全体に一律200ダメージである。
- 装備に関して
-
終盤は固定ダメージアイテムを用いるので武器のことは考えなくてよい。アクセサリーは以下を用いる。
- パタパタくんしょう
-
ダメージ1.5倍、素早さ+20
※ききめはスターのたまご、こんぺいとうにも及ぶためダメージはそれぞれ150、300となる
防御面
基本的には物量作戦である。死にまくってもよいように各戦闘の前には大量の復活ドリンクを用意する。
死なないための対策としてはアクションコマンドによるガードがある。攻撃と違い、防御は成功するか否かが死活問題になる場合もある。
- 装備に関して
-
防具は各時期手に入る最強のものを身につける。ただし終盤はひまんパタこうら以外焼け石に水かも。有用な装備は以下の通り。
- ひまんパタこうら
- 状態異常無効、属性攻撃無効、防御・魔法防御+127、攻撃・魔法攻撃・素早さ-50
- セーフティリング
- 状態異常無効、属性攻撃無効、即死攻撃無効
- ゆうれいくんしょう
- 被ダメージ1/2
経験値について
マリオRPGでは敵から得られる経験値は戦闘後の生存、戦闘への参加に関わらず全員が同じ分だけ獲得する。よって経験値の配分を考える必要はない。
注目はボス戦の経験値獲得回避方である。
雑魚敵
雑魚敵からは一切経験値を入手しない。避けられる敵は全て避け、ぶつかってしまったら、
- 逃げる
- さよならはとつぜんに
等で対処する。
以下のアイテムで倒した敵の経験値は手に入らない。
- ヨッシーのクッキー
- ひつじのゆうわく
- ひつじのしょうどう
どうしても倒さねばならない雑魚敵はこれで対処する。
ボス
戦闘終了時のボーナスゲーム、ヨッシーの卵当ては経験値又はコインが0倍か1倍か2倍になるゲームである。これを利用しボス戦の経験値を0倍にすれば経験値を獲得せずに済む。ボーナスゲームを発生させるには
- ラッキージュエル
リップルタウンで売られるハンマー
※普通の「ハンマー」と名前は同じだが、リップルタウンの「ハンマー」はアクションコマンド成功でラッキーが出る
を用いる。なお、ラッキージュエルは10回使うとなくなり、ハンマーは何度でも使える。
従ってブッキタワー以降、経験値の獲得は一切ない(勝率は全て1/6になるが……)。経験値を獲得するのは
- ハンマーブロス
- クロコ(1)
- ケンゾール
- ベローム(1)
- ユミンパ
- クロコ(2)
との戦闘のみとなる(ペパットも普通に撃破するが元々経験値0)。
仲間
- マリオ
-
スーパージャンプさえ使えれば低レベルでも大活躍するのだがLv3では当然修得できない。主人公ということで戦闘メンバーからはずせないため、やりこみ難易度を上げる強敵。
- マロ
-
役立たずだが回復シャワーを使えるので許す。
- ジーノ
-
マリオ、マロより少しHPが高いが結局低レベルなので役立ち度はマリオとどっこいどっこい。
- クッパ
-
HPと防御力の高さから壁役にされてしまった元大魔王。
- ピーチ
-
初期レベルが一番高いため低レベルマリオよりよっぽど強いお姫様。確実に全員のHPを満タンまで回復できるのが素晴らしい。みんなのHPが低すぎるからなのだが。
- レベルアップについて
-
レベルアップ時にHP、攻撃・防御、魔法攻撃・魔法防御のいずれかをさらに成長させることができる。レベルアップ回数が少なくあまり吟味する必要がないためこの章に押し込んでおく。
- マリオ
- 攻撃や防御を上げても焼け石に水なのでHPを上げておいた
- マロ
- パーティー中最低HPなのでインパクトのためあえてHPは上げず、魔法攻撃・防御を上げておいた
攻略ガイド
クリスタラー戦以外のほとんどのボス戦は大量のアイテムがあれば適当にやってもどうにかなる。よって大雑把な説明のみである。また、あまりに工夫がない(単なる物量作戦の)戦闘については省略する。
- 物量作戦
-
3人の内1人がやられたとしても、残った2人のうち1人が仲間を復活させ、もう1人が攻撃をすればよい。従って、蘇生アイテムを大量所持できるRPGでは単体攻撃はどんなに強力だろうと大して怖くないのである。
おまけに、マリオRPGではスターのたまご、ひまんパタこうらといった超強力アイテムが攻守に渡り存在するので、戦闘が長引いて回復アイテムが尽きる、全体攻撃により同時に倒れる、などで破綻することがほとんどない。だからこのやりこみクリスタラー戦以外あまりすごくもなかったり……。
ハンマーブロス×2
ハンマーバラバラをガードできれば問題なし。片方を倒すともう一方が根性アップを使うので交互に攻撃していく。
どろぼうロードの隠し宝箱からケロケロドリンクを入手しキノコ城城下町で売る。その金で装備品、大量のキノコ、ハニーシロップ、復活ドリンクを買う。金は十分に余るので配分は適当でよい。復活ドリンクをやや多めに。ハニーシロップを使うのは序盤だけなのであまり買いすぎず、すぐ後のクロコ(1)戦、ケンゾール戦で惜しみなく使ってしまってよい。
以後金に困ることはないはずなので適宜アイテムを補給する。以後全てのボス戦を大量の復活ドリンクでのりきっていく。
クロコ(1)
ケンゾール、しんえいたい
しんえいたいはマロのでんげきビリリ2発で。ケンゾールのMPが尽きれば勝ったも同然。
ベローム(1)
ユミンパ
クロコ(2)
ミンナカタクナールを使えば楽勝。350ダメージを与えるとアイテムを盗んでくる。その後強力なモンスターアタックを使ってくるので直前にHP、FP回復にアイテムを使っておく。
ペパット、プチボム、ボムへい、ビッグボム
ドゥカティの掘り出し物屋でラッキージュエルを購入。リップルタウンまでのボス戦中に使うことでボーナスゲームを発生させ経験値獲得を回避する。
クラウンブロス(兄、弟)
炎が弱点の兄からファイアボールを駆使して倒す
ノコック、ストロベリー、ラズベリー
ろうそくを全部消す際、運が必要。敵が攻撃をミスってくれないとつらいかも。
たこつぼゲッソー
沈没船内でセーフティリングを忘れずに回収する。状態異常、属性攻撃、即死攻撃を無効にするので必ず誰かにつけておく。
ジョナサン、バンダナブルー×4
ジョナサン一人残すとマリオとの一騎打ちになってしまうのでバンダナブルーを1匹残しておく。
ヤリドヴィッヒ
クッパとピーチ2人で防御主体でひたすら耐える。向こうのMPが切れればすいじょうきばくはつが来ないので楽勝。ニセモノは使用特技で見分ける。
リップルタウンでハンマーを購入。他のハンマーと違いここで売られるハンマーだけは攻撃時のアクションコマンド成功でボーナスゲームが発生する。以後のボス戦の経験値獲得を回避するのに利用。
ベローム(2)
こちらのメンバーを食べそのキャラのにせものを生み出してくる。ベロームはニセキャラを2体つくるまで攻撃して来ないことと、ニセキャラはせいすい一発で倒せることを利用すればノーダメで勝てる。逆にこうしないと勝てない。
せいすいはキノケロ水路のピエールをヨッシーのクッキーで倒して大量に集める。
モンスタウンでおふだ探しイベントを発生させ、ゆうれいくんしょうを入手する。全ての被ダメージが1/2になるので必ず誰かにつけておく。
カントリーロードの崖登りで12秒をきり、パタパタくんしょうをもらう。全てのダメージが1.5倍になるので攻撃役につけさせる。
この時点で有用なアクセサリー、セーフティリング、ゆうれいくんしょう、パタパタくんしょうが全て集まる。以後は戦闘メンバーの3人がこの3つのアクセサリーをつけておくのが基本となる。
カジノのあっちむいてホイで100勝しスターのたまごをもらう。敵全体に100の固定ダメージで何度でも使える。以降の戦闘の攻撃は全てスターのたまごで行う。
クイーンフラワー
キャサリン
マルガリータ、ドド
かなり厳しい。まずパーティ中央のキャラとドドで一騎打ち。次にマルガリータと残り2人で戦い800ダメージを与えたところでドド達が戻ってきて2対3となる。パーティが分断されるためかなりの苦戦を強いられる。この時点ではまだひまんパタこうらがないのがつらい。
一騎打ちはゆうれいくんしょうをつけたクッパにまかせる。向こうがはばたきくちふうじを多用してくれるか攻撃をミスってくれないとなかなか勝てない。コマンドガードの失敗は命取り。
マルガリータ戦はマリオにパタパタくんしょう、ピーチにセーフティリングをつけて頑張る。すいじょうきばくはつがこないことを祈る。クッパが戻ってくればいくぶん楽になる。
ここでたねとひりょうがそろうのでひまんパタこうらを入手。武器の方はどうでもよいが防具の方は最高の防御力をほこる上に、状態異常、属性攻撃無効なので重宝する。以降、戦闘メンバーの3人がひまんパタこうら、セーフティリング、ゆうれいくんしょうでそれぞれ守られるようにするとよい。
カイザードラゴン、ドラゴンゾンビ
オノレンジャー(レッド、ブラック、イエロー、グリーン、ピンク)、オノフォース
ジャスティスブレイカがくるターンはぼうぎょ。
カメザード
ブーマー
カリバー
メビウス、リンリン×2
オーロラのかがやきやさくらふぶきをくらうとかなりの確率で即全滅だが、メビウスの時計盤の針の位置と対応して攻撃順が完全に決まっているので先読みして防御する。といっても時間がすすむでローテーションをスキップしてきたり、リンリンの攻撃でHPが削られていたりでなかなか万全の体勢でこれらの攻撃を迎えられないので勝率はかなり低い。
ドルトリンク、メーテルリンク、アースリンク
コウジョウチョウ、ラスダーン
カジオー戦
ラスボスである。というわけで低レベルなパーティの中でもなるべくレベルの低い3人で挑むことにする。マリオ、マロ、ジーノで挑むと第2形態の魔術師にどうしても全滅させられてしまうため、ジーノの代わりにクッパを使用。これだとクッパにひまんパタこうらとゆうれいくんしょうを装備させ生き残り役にしていればかなり安定する。
なおレッドヨッシーエキスの使用を解禁すれば最弱メンバーでも撃破可能。
詳細
ステータス
武器 | 防具 | アクセサリー | Lv | HP | 素 | 攻 | 防 | 魔攻 | 魔防 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マリオ | なし | ヒーローつなぎ | パタパタくんしょう | 3 | 36 | 40 | 26 | 52 | 14 | 30 |
マロ | なし | プリンスパンツ | ドドのはね | 4 | 28 | 38 | 26 | 62 | 21 | 45 |
クッパ | なし | ひまんパタこうら | ゆうれいくんしょう | 8 | 80 | 0 | 35 | 179 | 0 | 157 |
カジオー(2)戦でマロは頻繁に回復シャワーを使うことになるので、攻撃役はマリオに任せパタパタくんしょうを装備させる。
カジオーは属性攻撃をほとんど使ってこないので、ここではセーフティリングはあまり役に立たない。代わりに回復役のマロにはドドのはねを装備させて素早さを上げることで、カジオー(特に魔術師形態)に先制して回復を行えるようにする。
アイテム
復活ドリンク×16、ケロケロドリンク×2、こんぺいとう×10、スターのたまご
カジオー(1)、ようこうろ、できたてヘイパー
HP | 攻 | 防 | 魔攻 | 魔防 | |
---|---|---|---|---|---|
カジオー(1) | 2000 | 230 | 130 | 100 | 100 |
ようこうろ | 1500 | 0 | 120 | 0 | 100 |
できたてヘイパー | 400 | 170 | 80 | 70 | 50 |
マリオ、マロはメガトンハンマーですぐに死ぬのでそのまま放置しクッパ一人で戦う。攻撃はひたすらスターのたまごで100ずつダメージを与えていく。カジオーの通常攻撃をしっかりコマンドガードし、ミルキりゅうせいぐんがそう何度も来なければ、クッパのHPならケロケロドリンクを一回使うぐらいで耐えられるはずである。
カジオー(2)(体)、(頭)
HP | 攻 | 防 | 魔攻 | 魔防 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
カジオー(2) | (体) | 1000 | 180 | 80 | 20 | 60 |
(頭:ノーマル) | 8000 | 180 | 80 | 60 | 50 | |
(頭:戦車) | 250 | 130 | 10 | 50 | ||
(頭:魔術師) | 135 | 50 | 130 | 150 | ||
(頭:棺桶) | 40 | 150 | 70 | 100 | ||
(頭:宝箱) | 150 | 120 | 78 | 80 |
死人を生き返らせつつこんぺいとう、スターのたまごで攻撃する。こんぺいとうはなるべくパタパタくんしょうを装備したマリオが使い効率よくダメージを与えていく。
頭が魔術師になった時はクッパが防御し続けてしのぐ。それでもダークスターなどが来るとかなりのダメージを受けてしまうのでここは祈るしかない。状況次第ではケロケロドリンクや回復シャワー、復活ドリンクなども臨機応変に使って乗り切る。8000もあるHPを削りきるまでには、どうしても何度かピンチに陥ってしまう。マズい体勢で魔術師形態を迎えないよう、マロの回復シャワーでクッパのHP満タンを出来る限りキープしておきたい。
一方、棺桶形態や宝箱形態はダメージ蓄積のチャンスである。棺桶形態はひっぺがしを使うのでパタパタくんしょうの1.5倍効果が消されてしまう。もし、マリオが死んでいた場合は生き返らせるのを少し遅らせた方がよい。
結局のところ、魔術師形態だけ局所的に運任せの危ない場面が連続するものの、全体的には今までの「略」扱いのボスと大差ない攻略が通用し、むしろ退屈な戦いである。(HPが無駄に高いので。)
- クリスタルのおまもり
-
クリスタルのおまもりはクリスタラーを撃破した際もらえるアクセサリーで、パタパタくんしょうとゆうれいくんしょうの効果を併せ持ち、即死攻撃も無効という非常に強力なアイテムである。これがあればクッパのゆうれいくんしょうをクリスタルのおまもりに替えることで、2人の1.5倍攻撃によりもっと簡単にカジオーを倒すことが出来るはずである。ただ、カジオーを倒すよりクリスタラーを倒す方が大変なうえ、経験値を入手しない形でクリスタラーを倒すのはさらに困難を極めるので、ここでは入手していない状態で攻略を行った。
- これで低レベルクリアは達成である
- 次は隠しボスであるクリスタラーを攻略する。やはりこちらも最弱メンバーでの撃破を目指す。
クリスタラー戦
バランスが極端でどうしようもないカジオー戦と違いこちらは試行錯誤の余地があり非常に熱い。熟考の末ついに最弱メンバーのままなんの妥協もなしに撃破に成功。この感動はもはや言葉では表せないものがある。
要点
- ひまんパタこうらの属性攻撃無効特性と防御力でクリスタルの攻撃を乗り切る
-
クリスタル達の攻撃は見た目通りそのほとんどが属性攻撃であるから、属性攻撃無効装備(ひまんパタこうら、セーフティリング)で身を守ることが出来る。しかし、無効化出来ない攻撃(土の全攻撃、水のダイアモンドカッター、クリスタラーのフレイムストーン以外の攻撃)に対しては、防御力を持たないセーフティリングでは話にならず、ひまんパタこうらでもクリスタラーの攻撃には耐えられない。
- 防げない攻撃は生き返らせあって粘る
-
上記のことから、クリスタラーとクリスタル達が連続で行動してくると、ベストな状態からでも一瞬で全滅し得ることが分かる。幸いなことに、パタパタくんしょう装備者(素早さ+20)とひまんパタこうら装備者(素早さ-50)がクリスタル達の行動の前後に割り込めるので、クリスタラーとの連続行動は阻止できる。従って、土のクリスタルのダメージの蓄積でじわじわとやられることはあっても、常にクリスタラーの攻撃を2人で迎えることで一瞬で即死というケースは排除出来る。
- 3ターンに1回のひっぺがしのターンが攻撃チャンス
-
生き返らせあっているだけでは攻撃が出来ない。攻撃のチャンスは2人以上生存状態で行動順がまわってきた時しか有り得ないが、土のクリスタルとクリスタラーの猛攻の中、そのような偶然は滅多にない。しかし、クリスタラーは3ターンごとに必ずひっぺがしを使うので、少なくとも3ターン1回はチャンスが訪れる。
- パタパタくんしょうの1.5倍攻撃狙い
-
一応、敵の攻撃に耐えつつ攻撃するめどは立った。しかし、復活ドリンクが絶望的に足りないという問題点が残る。解決策として、ここで紹介する攻略では、ダメージ効率を追求するというアプローチをとっている。(別のアプローチによる解決策が存在することをその後知ったので、これについても後に説明する。)
詳細
ステータス
武器 | 防具 | アクセサリー | Lv | HP | 素 | 攻 | 防 | 魔攻 | 魔防 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マリオ | なし | ヒーローつなぎ | ドドのはね | 3 | 36 | 40 | 26 | 57 | 14 | 35 |
マロ | なし | プリンスパンツ | パタパタくんしょう | 4 | 28 | 38 | 26 | 57 | 21 | 40 |
ジーノ | なし | ひまんパタこうら | ゆうれいくんしょう | 6 | 45 | 0 | 10 | 150 | 0 | 144 |
- 1.5倍ダメージを当てるための素早さ調整
-
パタパタくんしょうによって攻撃することは実は簡単なことではない。攻撃チャンス時にはひっぺがしが来るのでせっかくの1.5倍効果が無効化されてしまうからである。これを防ぐには攻撃役を生き返らせるタイミングをひっぺがし後に持ってくればよい。すなわち
クリスタラー>生き返らせ役>攻撃役
の行動順が要求される。パタパタくんしょうを装備して素早さが20上がった攻撃役よりも、生き返らせ役はさらに速くなくてはならないので、装備品は自ずと限定され、
クリスタラー>マリオ(ドド羽)>マロ(パタ勲章)>クリスタル達>ジーノ(ひまんパタ)
が唯一解となる。これが今回セーフティリングを用いていない理由である。
アイテム
復活ドリンク×18、こんぺいとう×10、スターのたまご
クリスタラー、クリスタル×4(火、水、土、風)
HP | 攻 | 防 | 魔攻 | 魔防 | 技 | ジーノの被ダメージ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
クリスタラー | 4096 | 250 | 100 | 100 | 80 | ひっぺがし | 0 |
フレイムストーン | 0 | ||||||
キラリりゅうせいぐん | 1 | ||||||
通常攻撃 | 50,100(即死) | ||||||
ダークスター | 58,116(即死) | ||||||
火のクリスタル | 2500 | 0 | 100 | 130 | 60 | かきゅう | 0 |
ほのお | 0 | ||||||
ほのおのかべ | 0 | ||||||
コロナ | 0 | ||||||
ライトサーベル | 0 | ||||||
水のクリスタル | 1800 | 0 | 130 | 120 | 50 | けっしょう | 0 |
アイスロック | 0 | ||||||
さむざむ | 0 | ||||||
カチカッチン | 0 | ||||||
ダイアモンドカッター | 18,36 | ||||||
土のクリスタル | 3200 | 0 | 70 | 80 | 33 | すなあらし | 1 |
すいじょうきばくはつ | 1 | ||||||
がんせきガラガラ | 4,8 | ||||||
ばくはつ | 12,25 | ||||||
ストーム | 22,44 | ||||||
風のクリスタル | 800 | 0 | 200 | 60 | 88 | でんげき | 0 |
エレキテル | 0 | ||||||
ライトニングボール | 0 | ||||||
ほうでんげんしょう | 0 | ||||||
さくらふぶき | 1 | ||||||
にじいろシャボン | 1 |
- クリスタラーは1ターン目は攻撃してこない
- クリスタラーは3nターン目は必ずひっぺがし、その他は必ずひっぺがし以外を使う
- 受けるダメージが2つある箇所は、ゆうれいくんしょうで半減したダメージと、ひっぺがしで無効化された後のダメージ
- マリオ、マロが受けるダメージは全て即死なので省略した
行動パターン
開幕
1 | クリスタラー | セリフ後クリスタル召喚 | |
---|---|---|---|
2 | マリオ | こんぺいとう | 全体200ダメージ |
3 | マロ | こんぺいとう | 全体300ダメージ |
4 | クリスタル達 | 攻撃 | マリオ、マロ死亡 |
次にクリスタラーが攻撃してくる時(3nターン目、3n+1ターン目)
1 | ジーノ | マロに復活ドリンク | |
---|---|---|---|
2 | クリスタラー | 攻撃 | 以下の3パターンに分岐 |
1. マロ死亡ケース(ジーノHP減るだけ) | |||
3 | マリオ | 死亡中 | |
4 | マロ | 死亡中 | |
5 | クリスタル達 | 攻撃 | ジーノのHPが削りきられると全滅 |
2. ジーノ死亡ケース(攻撃出来ないがジーノ全快に) | |||
3 | マリオ | 死亡中 | |
4 | マロ | ジーノに復活ドリンク | ジーノのHP満タンに |
5 | クリスタル達 | 攻撃 | マロ死亡 |
3. 2人とも生存ケース(攻撃チャンス) | |||
3 | マリオ | 死亡中 | |
4 | マロ | こんぺいとう(スターのたまご) | 全体300(150)ダメージ |
5 | クリスタル達 | 攻撃 | マロ死亡 |
4. 2人とも死亡ケース(全滅) | |||
起こらない!はず |
次のクリスタラーの行動がひっぺがしの時(3n+2ターン目)
1 | ジーノ | マリオに復活ドリンク | |
---|---|---|---|
2 | クリスタラー | ひっぺがし | マロはまだ死んでいる |
3 | マリオ | マロに復活ドリンク | |
4 | マロ | こんぺいとう(スターのたまご) | 全体300(150)ダメージ |
5 | クリスタル達 | 攻撃 | マリオ、マロ死亡 |
解説
つまり、ジーノともう1人でクリスタラーの攻撃を迎え、片方が死んだ場合はもう一方が生き返らせ、2人共生き残った場合はマロに攻撃させる。そのチャンスは少なくとも3ターンに1回は訪れる。一見単純な戦法だがこの戦法が成立するのは完璧な行動順の調整あってこそであることに注目して欲しい。
復活ドリンクを大量消費するので持ち物はスターのたまごとこんぺいとう以外は全部復活ドリンクにする。それでも足りなくなるが後は「当たりが出たので、もう1コ!」が出ることを祈るしかない。
生き残り役であり作戦の起点となるジーノがクリスタルの攻撃中に倒されると瞬く間に全滅する。ジーノのHPは、上記手順の3つの分岐でジーノ死亡ケースを通れば回復できるが、狙ったタイミングで回復出来ないのが難点である。マロに行動のチャンスが回ってきた時に、攻撃の代わりに回復シャワーを使う手もあるが、長引かせると復活ドリンクが尽きてしまうので攻撃チャンスをふいにするのはそれなりに痛い。ジーノ死亡ケースをひくことを信じて運を天に任せる勇気も必要である。
パターンに反して、死ぬことになっているキャラが生き残った場合、それはラッキーケースである。(風と水のクリスタルを倒した辺りからしばしば起こる。)浮いた手順を攻撃や回復にまわすとよい。
結局のところ、マロ死亡ケースを如何に少なく、ラッキーケースを如何に多くひくか、そして「当たり」を如何に多く出すかの運試し勝負である。しかし、カジオー戦と違い常にぎりぎりの条件化で、論理的な試行錯誤を繰り返した結果、無策なら勝率は限りなく0%に近い戦闘を勝利に導いたわけであり、そのアツさは比べものにならない。出てきた解が少々美しくなかっただけ…。
- これで本レポートのやりこみが完了した
- さらなる新事実があるので追記して終わる。
さらなる戦術
このやりこみを達成してから3年後くらいに某動画サイトで、さらに勝率のよい戦法によるクリスタラー撃破動画を見つけた。自分のデータでも検証を行いその優位性が確認できたので、簡単に紹介させていただく。
ちなみに、前節で紹介した旧戦法では滅多に勝てない。しかし、自分はそっちで最初に達成したので残しておくことにする。
といっても、さほど大きな変化があるわけではない。装備を2箇所変更するだけである。戦法の変化もそれに伴う部分だけなので、装備の変更点と共に説明する。
- ゆうれいくんしょう→ぼうぎょスカーフ
-
ゆうれいくんしょうは被ダメージ半減、ぼうぎょスカーフは防御・魔法防御+15である。敵の攻撃が強力になるほどゆうれいくんしょうの有り難みが増すわけだが、ゆうれいくんしょうにはひっぺがしで無効化されるという致命的な欠点が存在する。主な攻撃でジーノが受けるダメージを比較すると以下のようになる。
通常時 ゆうれいくんしょう ゆうれいくんしょう(ひっぺがし後) ぼうぎょスカーフ がんせきガラガラ 8 4 8 1 ばくはつ 25 12 25 10 ダイアモンドカッター 36 18 36 21 ストーム 44 22 44 29 弱めの攻撃に関してはぼうぎょスカーフの方が効果があり、何よりひっぺがしの影響を受けない。これは確かにぼうぎょスカーフに軍配があがる。完全にアウトオブ眼中だったorz。ところで、表書いてて気が付いたが、防御力ってそのままダメージ引き算!?
- ドドのはね→セーフティリング
-
旧戦法の最大の欠点はセーフティリングを誰も付けられなくなってしまうことであった。セーフティリングとひまんパタこうらで2人を属性攻撃から守った方が安定度が格段に増す。しかし、1.5倍攻撃は不可能になり、ダメージ効率が落ちる。いくら安定したところで復活ドリンクが先に尽きてしまう……と思っていた。実は粘っているとどの敵もじきにMP切れを起こす。クリスタラーの打撃は残るから油断は出来ないものの、かなり拍子抜けな展開が待っていたのであった。試していないが、そうと分かれば、こんぺんとうを持たずにスターのたまご以外全部復活ドリンクにするのもありかもしれない。