最終更新日: 2007年05月11日

日照山 備中国分寺 (びっちゅうこくぶんじ)



・ 住所

岡山県総社市上林1046

・ 交通

JR総社駅からタクシーで約10分。

・ 創建

天平十三年(741)に聖武天皇の勅願によって建てられた官寺

・ 御本尊

薬師如来

・ 宗派

真言宗御室派

・ 札所

・ 御利益

・ 文化財

五重塔(重要文化財)

・ 説明

 備中国分寺跡は、聖武天皇が天平十三年(741)に仏教の力を借りて天災や飢饉(ききん)から人々そして国を守ること (鎮護国家)を目的に建てられた官寺の一つです。
 その当時の境内は、東西160m、南北178mと推定されますが、江戸時代に再興された現在の備中国分寺があるため、 南門・中門以外の建物の位置は明らかではありません。しかし、創建当時の礎石が多く残されており、 当時を偲ぶことができます。

・ 行事等

・ お参り

2005年11月04日 吉備路の旅と倉敷チボリ公園


この塔は、江戸時代後期の文政四年(1821)から弘化年中まで、二十数年をかけて建立されたもので、奈良時代の備中国分寺の塔とは別のところに建っています。 総高約三十四メートルで、三層までは総欅造りですが、四・五層は松材が主体となっています。
 心柱は大面取りをした松材が用いられており、床下の礎石から塔の中心を貫いて相輪に達しています。
 初層の四面、頭貫の上には、十二支の禽獣彫刻がはめこまれており、また尾垂木の上には龍の彫刻なども施されています。
 内陣には、仏壇を設けて、象・馬・鳥などの動物に乗った金剛界の五智如来像(大日、阿弥陀、宝生、阿しゅく、不空成就各如来像)が安置されています。

山 門
客 殿
勅 使 門
鐘 楼
大 師 堂



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