自宅 - → R188 → 大畠 → 大島大橋 → R437 → 砂本果樹園
我が家で数年前から話題に上がっていたブドウ狩りにようやく出かける事にしました。 情報源は中国新聞です。 大粒のブドウを目指して、周防大島に向かいました。
カーナビに従って果樹園に向かって行ったものの、最後の詰めが良く分からなくてウロウロとしてしまいました。 結局、果樹園に電話をして場所を教えて頂く事に、更には道にまで迎えに来て頂いてしまいました。 何の事はない、さっき通り過ぎてしまった所でした。
事務所のようなところに案内されると試食をさせて頂きました。 今の時期は、『藤稔』と『ゴルビー』という2種類が最盛期とのこと。 新聞に掲載されていた種類は既に盛りを過ぎてしまっていました。 『藤稔』、『ゴルビー』とも甘くておいしく、両方とも、もがせて頂く事にしました。
果樹園の方にブドウ畑を案内して頂き、粒が大きくて甘そうな房を選んでもらいます。 ブドウ狩りといっても、房の上の部分にはさみを入れて切り取るだけの作業ですが、一房が大きくて重い為結構大変です。 沢山収穫し過ぎて、食べ残しては勿体無いので、それぞれ4房ずつで止めておきました。
また地方発送も可能との事でしたので、2種類を詰め合わせ横浜の親父にも送ってもらう事にしました。
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ぶどう園
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たわわに実ったブドウ
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砂本果樹園 - → R437 → サザンセトとうわ
ブドウ狩りを済ませ、昼食をとりに道の駅「サザンセトとうわ」に向かいました。 夏休み最後の週末だけあって、レストランは結構混んでいます。 何とか席を確保すると私は「たこ飯定食」を家内は「いわしの天ぷら定食」をたのみました。 予想に反してなかなかのお味で、どちらもおいしくいただきました。 昔に比べると道の駅のレストランはどこもレベルが上がっているような気がします。
偶然ですが、元の職場の有志が大島にある保養所でテニスをする計画になっていたらしく、その内の一人とバッタリと出くわしました。
サザンセトとうわ - → R437 → 大島大橋 → R188 → 般若寺
予定より早くブドウ狩りが済んでしまったので、ちょっと足を伸ばして平生の般若寺へと向かいました。 ここも以前から一度は訪れようと考えていたところです。 国道188号線から横にそれると急に山道になりました。 山道を登って行くと、般若寺に到着しました。 暑い夏の盛り、駐車場には他の参拝者の車はありませんでしたが、2名ほど記念碑(?)の修理をされていました。 暑い中、ご苦労様です。
社務所には人影もなく、御朱印をいただくのはあきらめて参拝させて頂きました。
般若寺
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般若寺は、人皇三十一代用明天皇の妃般若皇太宮の廟所として、用明天皇の勅願により建立された古刹である。 般若姫は、豊後の国の満野長者の一人娘として生まれ、御縁あって橘豊日皇子(後の用明天皇)と結ばれ、奈良の都へのぼられる途中、大畠の瀬戸で龍神による風波におそわれ海中に身を投じ、入水死去されます。 その時この峯を指され「彼の峰に葬りくれよ」と遺命により当山に葬られました。 欽明二十八年(546)四月のことであります。 その後敏達七年(578)満野長者は、周防大島の瀬戸で姫の供養をされ、用明元年、天皇はこの地にお寺を建立するよう勅命を下され、推古七年(599)当地に般若寺が建立され、神峰山用明院般若寺の山号、院号が下され、開山の導師は、聖徳太子の師、恵慈和尚とされています。 |
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般若寺 - → 室津スカイライン → 大星山
般若寺から室津に向かう道には「室津スカイライン」と命名された道が連なっています。 さぞ眺めが良いのであろうと室津に向かったのが大間違いでした。 スカイラインとは名ばかりで、両側に雑草が生い茂り見えるのは緑の壁ばかりです。 それでもめげずに山頂にある風力発電所を目指して、山道を上がって行きました。
山頂の大星山風力発電所の周辺はちょっとした公園になっており、車も数台止まっていました。 物好きな人達は我々だけではなかったと思いながら、展望台に上がりました。 眺めは絶景で、半島の両側の海が見渡せました。 この風力発電所は2004年11月から営業運転を始めたそうで、山口県の瀬戸内側では初めての大型風力発電設備なんだそうです。
風車もこれだけ間近で見たのは初めてで、やはり圧巻です。 風が弱く、ゆっくりとまわっていたのでさほどでは有りませんでしたが、強風でブンブン回っていたらならばちょっと恐怖感を覚えるかもしれません。
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大きな風車
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大星山 - → 室津スカイライン → 平生 → R188 → 自宅
般若寺から大星山までの道も、とてもスカイラインと呼べる代物では有りませんでしたが、まだ車が通れるだけの隙間は確保されていました。 ところが大星山から先の道は更にとんでもない道が待っていました。 舗装はされているものの、道の両側から雑草や雑木が生い茂っており、道幅が半分以下に狭められています。 車一台がやっと通れる位、場所に拠っては雑木に突っ込んで車体を擦りながら通らざるを得ない所も何ヶ所も有りました。 こんな道を通る馬鹿者は我々だけと高をくくっていたところ、我々より更に大きな車が追従して来ました。 あまりのんびりとは走られず、さりとてスピードを上げると車に傷を付けるか、道から外れてしまいます。 緊張を強いられる時間を暫く過ごしようやく、整備された広めの道に合流した時には正直言ってほっとしました。
後は家に向かってひたすら帰るだけです。 眺めは確かに良かったので、雑草が少なく空気が澄んでいる冬にもう一度、挑戦しても良いかなと思いながら帰路につきました。
名称
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内容
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住所
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電話番号
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備考
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砂本果樹園 | 果樹園 | 山口県大島郡周防大島町日前 | 0820-73-0620 | |
サザンセトとうわ | 道の駅 | 山口県大島郡周防大島町大字西方1958-17 | 0820-78-0033 |